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ビジネスマンじゅんごろうのONとOFF

ビジネスマンならではの視点で趣味やビジネス、社会について論じます。

ホノルルの日の出ツアー

2009-12-27 17:48:56 | Weblog
ホノルルマラソンの続きの話である。

最終日の早朝、ダイヤモンドヘッドの山頂から「ご来光」を拝むという
ツアーに参加した。
ツアーといっても最寄のホテルからの送り迎えだけで、山頂まで先導して
くれるわけでもない。

12月上旬の日の出は7時過ぎである。
登山の時間は30分から40分なので、朝5時半くらいにホテルを出発する
ことになる。もちろん外は真っ暗だ。

物好きとしかいいようがないこのツアーへの参加者は
毎日ゆうに200人以上はいると思われる。
代金は23ドル。ロコモコなどの朝食付きを組み合わせたツアーは
30ドルを超えるようだ。
もちろん参加者は日本人しかいない。

このツアーを考えた人はすごいと思う。
朝のダイヤモンドヘッドという普通では誰も興味を示さない場所を
「日の出」というキーワードをつけるだけで多くの日本人を集まめて
しまうのだ。

日の出は確かに美しい。
しかも海から日が昇るという光景は新しいものが生まれることを連想させる
ためか、美しい日の出を見られると心が清らかな気持ちになったりする。

ツアーの運営側は参加者が怪我をしないように注意喚起することくらいが
リスクというところだろうか。
ダイヤモンドヘッドは山頂まではそれほど時間がかからないが、途中結構
険しい道を通ったりするのだ。
山頂近辺はそれほど広くないので、山頂で鑑賞するには早めの登頂が必要
になる。

参加者側もダイヤモンドヘッドを登頂できただけでなく、朝8時過ぎに
ホテルの戻れるので一日を有効に使えるというメリットもある。

天気によって見られない日もあるだろうが、
当然見られなくとも返金などされることはない。

ビジネスの種はどこにでも転がっているのだなあと思わせる経験だった。

今年のサイクルモード

2009-11-23 22:53:19 | Weblog
自転車雑誌を立ち読みしていて、ふと今年もサイクルモードの季節が
きたなあと思った。
といっても自転車に乗り始めて2年目なので、去年しか行っていないのだが、
自転車人気もあいまって今年は盛況となるだろう。

今年は12月の第二週で残念ながら予定があり、行くことはできない。

が、目を惹いたのは勝間和代氏がプロモーターとして登場していることだ。
普段本格的なロードレーサーを乗っていることは自身の著書でも書いているが、
サイクルモードに招くとは少々意外だ。
『断る力』によると8から9割は仕事を断っているらしいからだ。

勝間氏が自転車を乗る理由は健康と移動のストレスを感じないためだと
思われる。著書によるとGPS付きのサイクルコンピュータをつけ、目的地までの
最短ルートを検索しているという。
いかにも勝間氏らしい。

また自転車で移動中に気づく「ルールを守らない」サイクリストにも
意見があるようだ。

サイクルモードの客からどのような反応があるか興味があるところだが、
ロードレーサーのような高級な自転車を乗る人たちから勝間氏は共感を持つ
人も多いかもしれない。

都内では車や電車に乗るよりも効率的に移動でき、運動を
かねることができ、しかも交通費も節約できる、ということは確かである。

更に自動車先進国であるヨーロッパに比べて自転車道の整備やマナーの
定着も遅れている。
勝間氏のような影響力のある人が発言すれば何かが変わるかもしれない。

ただし気をつけないといけないことがある。
いくら勝間氏の主張が正しくとも「勝間和代を目指さない」ことだ。
最近読んだ「しがみつかない生き方」に「<勝間和代>を目指さない」という章
があり、数ヶ月話題をさらっていたようだが、自転車に対する姿勢にも
当てはまると思う。

勝間氏のように高級自転車を2台所有し「用途によって使い分ける」ことは
常人ではできないし、心拍系を常時つけて一日の消費カロリーを計算すること
などほとんど意味をなさない人が多くを占めているのだ。

成功者の習慣をまねることで自分も成功に近づけるという考え方もある
かもしれないが、イチローのストレッチ法を真似たところで一流のバッター
になれないのと同じこと。

ちなみにこの「しがみつかない生き方」は精神科医の香山リカ氏の著作である
が、読者の本音をつくようなエピソードなどがあり読みやすくすぐに読めて
しまった。
竹中平蔵のことが相当嫌いのようです。

離発着の景色で観光する

2009-08-30 06:29:23 | Weblog
羽田から札幌に向かう機中。窓際の席から離陸して数十分
窓外の景色をずっと見ていた。

目的地までの航路は意識したことがなかったが、札幌へはちょうど
ディズニーランドの真上を通り、江戸川を途中までのぼり途中猪苗代
の上空を通る進路のようである。

ディズニーランドから江戸川沿いの進路はちょうど先週自転車で
水元公園までポタリングしたコースなので、地上の距離感をもって
見ることができたため、川が意外とくねっていることや荒川や中川と
それほど離れていないことを発見し、次回行くときは別のルートがあるなあ
と思いをはせる。

水元公園は埼玉県と葛飾区の境にあって湖が真ん中にある。
非常に大きくかつ公園の北のほうは昼間でもひと気もまばらなので、
自転車で走るにはよいところだ。
しかも江戸川のサイクリングロードからも程近く、がっちり走りたい
ときには使えるコースである。

「上から目線」というと聞こえはあまりよくないが、自分に土地勘のある
場所を上から見ると違う発想が出てくるということか。

発想は自転車についてだけではない。
住宅地が集中している箇所とまばらな箇所が一目瞭然である。
土地が住宅に向かない地域なのか、またこの地域でコンビニを出店しても
もうからなそうだなあ、とか。

思えば初めて訪れる海外でも到着近くの窓外の景色に緊張することは
少なくない。
航路をもう少し細かく予習できれば一味違う「観光」ができるのではない
だろうか。窓外の景色に興奮するのは子供だけでないはずだ。

ちなみに札幌に来ている理由は北海道マラソンに出場するためです。

GWのマーケティング提案

2009-05-06 19:49:14 | Weblog
今年のゴールデンウィークは5連休だったため、
まとまった休暇を利用して遠出をした人も多かったのではないだろうか。

連休中「行動経済学」という少し難しいテーマを扱う本を読んでみたおかげで、
ゴールデンウィークの過ごし方について思うところがあったので記して
みたい。

ゴールデンウィークはレジャー産業にとっては書き入れ時だろうが、
それ以外の産業はこの「ビジネスチャンス」を十分生かしていないような
気がする。

ゴールデンウィーク過ごし方アンケートを見る限り、自宅中心に過ごす人は4割
にも上ることがわかる。

このご時勢だからというわけでは必ずしもないと思う。
時間ができたときにすることはそれほど時期によって左右されるわけではない
のだ。
統計はないが、例えばGWを年末年始と同じ過ごし方をしているか?、
という質問をしたらかなりの割合で「YES」という回答を得られるのではない
だろうか。

この「余暇」を狙うためのヒントがここに隠されているように思う。
つまり年末年始で提供しているサービスと同じものをGWにも提供するという
発想だ。
具体的に3つあげてみよう。

1.大掃除
冬場と違って気候がよいため、窓を開けて気分よく掃除ができる。
汚れてきた水周りをきれいにするほか、大掃除でできなかった換気扇の掃除など
をするのもよかもしれない。
何しろ「5月病」対策として、環境を清潔に保つことは連休明けの仕事や学校に
プラスの効果をもたらすことは必至である。

2.福袋
アパレルにとっては冬物在庫をはけるよいチャンスである。
買い物客にとってもデパートに足を向けるよいきっかけになるのではないか。
福袋という名前ではなく、ゴールデンウィークの「黄金」にかけて、「黄金袋」
または「宝袋」などと名づければ福袋との差別化になる気がする。
(袋の中に1点だけ豪華なものが入っているなど・・)

3.ビール
ゴールデンウィークで想起する食べ物といえばかしわ餅くらいしかない。
かしわ餅は値段が高くないため、売るほうも真剣さがかけている。
おせちや雑煮に代わる、この時期にちなんだ食べ物は何かないものだろうか。
私の答えのひとつはビールである。
理由は明らかだ。
ゴールデンウィークを境にビアガーデンを開く店が多いこと、
暑くなってくるためビールがおいしい季節であること、
ベルギービールなどの外来種のほか地ビールなど応用が効くこと、
何より色が「ゴールデン」(黄金)であること。
お酒を飲まない家族連れも楽しめるビアガーデンや他のレジャーを
組み合わせるなど汎用性が高い。

未だに日本にはゴールデンウィークに定着した習慣がない現在、
大きなビジネスチャンスが隠されているように思えるのは私だけだろうか。

読んだ本によると「自分が選択した決断は他の人も同じ決断をしている人が多い」
と答える人が多いという。しかもそれが「正しい決断」だと考える傾向がある。
この「群れ効果」を獲得できれば大きな経済効果が得られるのではないだろうか。

久々の吉野家訪問

2009-03-15 18:48:34 | Weblog
数ヶ月ぶりに吉野家で牛丼を食した。

特に意識をしていたわけではないが、ご無沙汰していた。
休日の昼過ぎで多少気分に余裕があったせいか、いくつか変化に
気づいた。

1.客層
吉野家の客はほとんどが男性のひとり客だと思っていたが、
なんと中年のご婦人のグループや若い女性、そして家族連れまで
いるのだ。
この変化は2つ目の変化と関係していると思われる。

2.メニュー
私はいつもの通り「並卵」と一言注文した。
すると「牛丼の並でよろしいですか?」と聞き返された。
メニューを見ると豚丼のほか、キムチ豚丼や定食メニューなど10種類以上の
メニューが並ぶ。
この変化は牛丼だけの吉野家からの脱却を図っているせいだろうか。

3.箸
割り箸ではなく、大戸屋などで出てくる黒い箸がおいてあった。
お盆に乗ってくるのはなく机においてあるところは変わっていない。

4.注文したものが出てくるまでの時間
メニューの多様化に伴って、注文した順番に出すことができなくなった。
しかし、可能な限り順番を守ろうとしているらしく、牛丼を注文した私が
5分程度も待たされることになった。
周りをみると待っている人が結構いる。定食メニューや最近始まった親子丼
は時間がかかるようである。

さて、自分が気になったのは4である。
今までの吉野家のイメージがあるから3分でも遅いと感じてしまうのだ。
吉野家のよいところは「早い」「安い」「うまい」の3つである。
早さが失われるとすると、いらいらした客で店の雰囲気も悪くなるに
違いない。
店側にとっても回転率が下がることも予想される。

そんなとき、お茶のお代わりを出したりすれば店の印象も全然変わると
思う。リピーターの獲得は結局接客によるところが大きいと思う。

「待たされた」ことより「待たせたくせに一言もないのかよ!」という
感想のほうが大きいのだ。
ぜひ昔ながらの男性のひとり客を大事にしつつ改善を期待したい

東京湾中央防波堤

2009-02-22 22:27:55 | Weblog
2月になって初めてのポタリング。
気候がよく15度くらいになったようだ。

自転車は走っているとランニングより気分は爽快だが、
寒い中走るのは向かない。
専用の防寒具を購入すれば、解決できるが、自転車用のジャージ
はどれも高額。
そこまでして走らなくても・・と思うと冬場は走る機会が減って
しまうのだ。

さて、いつもの荒川沿いから葛西臨海公園~若洲のコースを走って
みると道路に変化があった。
葛西臨海公園へ続く中川沿いの自転車道路が工事していて迂回
しなければならなかった。
一方、若洲海浜公園へ向かう橋は完成していて非常に走りやすいもの
だった。

新しい道路というのは気分がよいものだ。
ストレスなしに走れるからだ。車の運転でも同じだと思う。

自転車道路の整備は都内でも進んでいるというが、
まだまだである。
結局は行政の体力次第なので、優先度は交通量の大小では
必ずしもないように思える。

変な話だが、自分が払う税金を自転車道路整備事業に振り向けが
できるのなら、進んで払うだろう。
一昔話題になったふるさと納税ならぬ特定の事業別納税なんていう
のも面白いのではないか。
かっ飛ばしながらそんなことを思った。

行政の支出は公共性が高いものばかりでは必ずしもない。
支出の出口の効率化はよく騒がれるが、お財布にあたる
入口を適正に配分するという発想はあまりないように思う。

確かに学校に行かない人にとって教育費は無駄だ、という議論に
ならないように気をつけなければならないが、スポーツや
国際交流など個別に見ていくと、負担と受益を厳しく見直す
余地があるものも少なくないと思う。





東京マラソンに出場します!

2009-01-10 19:15:48 | Weblog
年末にうれしいニュースが届いた。

東京マラソンに出場できるようになったのだ。
補欠当選というやつだ。
ラッキー!!

東京マラソンはフラットコースであり、かつ
都心を堂々と走ることができる。

東京マラソンは2016年オリンピックのPRが大きな目的だから
仮に今年オリンピックの招致に失敗したら、来年からはコースが
大きく変更されるか、最悪開催そのものが危ぶまれることが
必至である。

その意味でも今年出場できる意味は大きい。
出場するからにはそれなりの結果を残したいと思う。



2009年最初の投稿

2009-01-08 00:36:05 | Weblog
一年が短く感じるようになったなあと感じる人が多いのではないか。
私もそのひとり。

忙しい毎日を過ごしているせいかと思っていたが、
もっと説得力のある説明をネット上のブログで見つけた。

年齢を重ねるにつれて、一年が人生に占める割合が少なくなっていくのだ。
20歳ときの一年と30歳の一年では50%も違うといわれるなるほどと
思う。

ここからは私のオリジナル。
例えていえば、大きい水槽に一年に1リットルずつ注ぎ込んでくるような
ものである。最初は1リットルは水槽の水に大きなインパクトを与えるが
年々1リットルが水槽全体に与える影響が少なくなってくるのだ。

ただし水の「濃さ」や「色」は年によって変えることは可能だ。
せっかくのきれいな水でも、1リットルの汚水は水槽全体が汚くなる。

・・なんてデフォルメするのもそれほど外れていないと思う。
ビジネスにおいてもこんなたとえ話が意外と説得力をもったりするのだ。

自然とそんな発想がでてくるようになりたいものである。

今年最後の投稿

2008-12-31 08:48:38 | Weblog
2008年最後のブログとなる。
今年も仕事が多忙でメッセージを発信することが少なかった。

忙しいというのは時間がないということではない。
正確には仕事に脳が支配されてしまって、他のことを気にする余裕が
なくなってしまうということだ。
脳の疲労と行動の関係には前からなんとなく意識があったか、それを
思い知らされた一年だったと思う。

そんななか「なりたい自分」に近づける方法のヒントがある。
今年読んだ「7つの習慣」という本に書いてある。

この本は勝間和代氏をはじめに多くのビジネスの成功者から推薦されて
いる。様々なフレームワークを提供してくれるが、そのなかからひとつ紹介
しよう。
ある章で読者に自分の1週間のスケジュールをふりかえって、自分にとって
意味のある時間がどれくらいの割合になっているか把握することを促している。

例えば仕事以外に映画鑑賞やエクササイズなどの趣味や英語学習に
使っている時間の割合を求めるのだ。
いざやってみると、自分が割きたいと思っている活動にそれほど時間を
費やすことができていないことがわかるのだ。

簡単なことだが、一週間の活動状況を自分に意識させることは、「レコーディング
ダイエット」にもつながるものがある。
一週間を一ヶ月、一年に考えてスケジュールを組むことで、仕事に関係なく
やりたいことを確実にこなすことを可能にする。

ポイントは近視眼になりすぎないことである。
スケジュールをグーグルカレンダに入れて、毎週チェックするだけで
効果は大きい。
来年はぜひ実践したいと思う。

水無川ハーフマラソン

2008-12-07 16:58:56 | Weblog
近場にいく予定があったため、秦野という土地まで
ハーフマラソン大会に出場してきた。都心からはやや遠いが、
本日のように澄み切った空の下を走るのは気分がよかった。

先週に続いて採点してみる。

コース・・4点
給水給食・・2点
参加賞・・4点
アクセス・・3点
観光・・3点

コースは前半から中盤にかけて上りがきついコースである。
こののぼりは記録を狙うには厳しいと思ったが、15キロを過ぎて
コースのハイライトであるつり橋を超えたあたりから後は
下りとなる。
坂を上りきったころに見える富士山や相模湾の景色は最高である。

写真の川の名は水無川と書いて「みなせ」と読む。
最後はこの川沿いを下っていくが、15から20キロまでのタイムは
キロ4分を切るものだった。
今年最後のレースで気合を入れたため、なんとか自己ベストをマーク
することができた。

ハーフはフルの半分という感覚で望んではいけない。
ハーフ、30キロ、フル、100キロ、それぞれ走り方があるということが
今年一年いろいろなレースに出てみた感想である。

来年はランニングだけでなくサイクリングもレースに挑戦したいと思う。