333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

10%シャッフル

2008-08-18 01:05:20 | SP(Standard Program)
●あきれるほどに何もしないまま土日が過ぎました。とりあえずごっそりと本とCDは買い込みましたが。仕入れと、仕込みと、調理は別工程。ちゃんと仕入れないと、仕込めない。仕込めないと、調理はできない。

●企業において「1人前になる」というのは大抵の場合「何も指示しなくてもひとりで仕事ができる」状態を指します。入った頃は先輩と一緒に職場を回って、見て覚えて、次に先輩にサポートしてもらいながらやってみて、最後は放っておいてもひとりで出来る。

●でも、それって常に企業の中では良きことなんでしょうか?1人前を育て、ひとりで仕事が出来る人が増えていくことは作業の効率的には良きことなのですが、その結果、隣が何をしているのか全くわからない職場が増えているようです。マネジメントがしっかりとしていれば問題ないのかもしれませんが、1人前が揃った結果「何だかよくわからんけど、うまく回ってるね」という状態の上司もいるわけですよ。これを解消するべく「週に1回、グループミーティングをして各部署の報告をしています」という人もいるわけですが・・・その報告ってさ、自分に関係のない部署の話だからな。結局は他人事なわけですよ。

●というわけで筆者が管理の仕事をしている時はメンバーの全作業量を9と1に分けました。で、9で自分の仕事を、残りの1で他部門の手伝いをしてもらうことにしました。能力のある人が揃っていると手伝いは不要だったりするのですが、手伝ってもらうわけです。すると「隣はこういうことをやってたのね」とわかって良いと思います。

●勤め生活を10年以上してハッキリとわかったのは「人間は会議では絶対に仲良くなれない」ということです。そこで多くの人は「では酒の席で」となるわけですが、それ、そんなに毎日あるわけじゃないからねぇ。というわけで、誰かが少しだけ業務をやりくりして毎日の仕事の中で小さなシャッフルをしてあげると、職場のミスが減ります。正直な話、ロスでもええのよ。そうやって業務を一部でも交換しておくと、トラブル時に動員できる人の数が増えたり(同じ仕事しかしてないと、トラブル時でも隣は戦力になりません)、ひとりでは発見できないミスが見つかったり、職の飽き防止になったりと、トータルで見たらロス以上の効果があるので。

●今は管理業はしてないのでフラフラとひとりで働いていますが、職場で管理業にたずさわっている方はお試しください。

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