333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

想像したほどでもない

2008-06-11 02:25:26 | SP(Standard Program)
●電通が2008年2月に関東エリアの12~64才の男女を対象に「クロスメディア行動調査」というのを実施したところ、「家に帰ったらすぐにテレビの電源を入れる」と答えた人が39.8%で「家に帰ったらすぐにパソコンを立ち上げる」と回答した人が31.9%だったそうです。同じぐらいの数字になって来ましたねぇ。

●この数字はおそらく単身者、家族で住んでいる人の数値を分けずに算出していると思うのですが、単身者の数値を見てみたいところですね。というのも筆者の周囲のひとり暮らし者は帰宅するとまずテレビをつける傾向にあるからです。とりあえず音がしていないとさみしいのかテレビをつけるのが常態となっている方が多く、現在では「理由はないがとりあえずつける」という人が多いみたいです。

●ちなみに今日は火曜日の夜ですが筆者は木曜の夜からテレビをつけていません。木曜の夜に『すぽると』を見たのが最後で、それ以降ここまでテレビ番組を見ないまま、ここまで来ました。よって帰宅してもテレビはつけません。しつこいですが、日常生活は音であふれていますから、帰宅したら適度に音の少ない時間を作ってあげないと耳が疲れてしまいます。

●しかし、こうしてテレビをほとんど見ない生活を送れば送るほど、テレビの偉大さがわかるのも事実です。あれだけ多様な番組をほぼ24時間、無料で延々と提供し続けているなんてメディアは他にありません。本を買っても、DVDを借りてもいくばくかの料金が発生するわけですし、携帯電話でヒマ潰しをしても利用料はかかるわけでして、やはりテレビというのは巨大な娯楽装置だと改めて思います。だからこそ、テレビを一度見始めてしまうと、過ぎていく時間の速さにア然とするわけです。

●個人的にはテレビを見なくなって何かが変わったかというと・・・何にも変わっていません。日常的には何ら支障はないですし、ニュースや世の中の出来事も他のメディアで知ることが出来ますから、通常通りの暮らしを送っています。唯一、変わったことはバラエティ番組に出ているタレントの名前が全くわからないことぐらいでしょうか。

●ジャン=フィリップ・トゥーサンの小説ではありませんが、試しに1週間ぐらい「テレビの電源を全く入れない」という実験をしてみてはどうでしょうか?「3日ほど携帯電話を持ち歩かない」という実験でもいいです。どちらも最初は相当な不安や苦痛が待っているような気がするかもしれませんが、実際にやってみると、案外何でもない可能性が高いと思います。で、それが確認できたら、またテレビや携帯の使用を再開すればいいのです。日常の中で“当たり前”になっているものを試しに断ってみることは日々の暮らしの中に新たな発見を運んできてくれるかもしれない、というお話でした。

●最後の1曲は思いつきで。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あら、コメント (サオリ)
2008-06-11 11:15:52
しようとしたら、載っていましたね。
ジャン=フィリップ・トゥーサン著のように
スイッチ入れなければどうなるか?

いやいや生活してますね
TV3日に一度。
私はPCのスイッチもいよいよ3日に1度となって来ました・・・
世離れ開始中。
そんなものです。


返信する
いらないかも (ライチ!)
2008-06-11 11:58:51
実はね、携帯電話いらないなあ~って思うときあります。
友だちもあまりいないので(笑)メールもめったに来ないし、
たまに、こちらから送信しても無しのつぶて。
通話にも使ってません。
…意味ないじゃ~ン♪ってね。
今はおもにブログを見るのと
カメラ機能、メモ機能しか使ってません。


返信する
まとめて御返事 (jumperfrom333)
2008-06-12 02:40:56
>>サオリさん

どうもです。引越しされたんですね。新居が見つかるとはうらやましい限りです。

TVは3日に1度でも問題ありませんが、仕事で使用する関係上、コンピュータを3日に1度というわけにはいきません。ま、切ったら切ったで問題ないと思いますが。


>>ライチさん

こんちは。

携帯電話は今では「人と話をする」機械ではなくなりつつあるので、カメラとブログビューワーでも問題ないかもしれませんね。ちなみに筆者も通話は1ヶ月に10分ほどではないでしょうか。なのに、パケット通信料は数万円分。定額なので事無きをえていますが。

返信する