333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

歩いて帰ろう

2008-11-18 01:37:57 | SP(Standard Program)
●最近やたらと「年末」という言葉を耳にするようになりました。忘年会の話とかもチラホラ出てますしね。どうなるんだろうか、一体。毎年「年を越せるのか?」なんて言いながら何もなく過ぎて行くんですが。

●先日、朝のテレビで泰葉さんという方がコンサートをしている模様が放送されていたんですよ。ま、正直な話、この方の歌を聴いたこともないですし、テレビでチラッと聴いた感じ今後も聴くこともないと思うのですが、気になったのは「コンサート中に水を浴び、最後には係員に支えられるようにしてステージを去った」というナレーションでした。最初は「どっかで聞いたことあんな、それ」ぐらいの感じだったのですが、よくまとめてみると

・コンサートを開催するに際し、記者会見を行った
・過去にコンサートへの出演を中止した
・コンサートではド派手なパフォーマンスを見せる。水もかぶる
・最後は係員に支えられて退場

●以上の要素を考慮に入れて当研究所が予想する彼女の次の行動は以下のふたつです

・コンサート前に「カレーが辛い」と言って帰る
・コンサート前に「シャワーが熱い」と言って帰る

…そうだよ、あのバンドに似てたんだねぇ。だって普通はさ、どんなライブしてもミュージシャンは自分で歩いて帰るもん。袖にはけるまでが遠足ですよ。

●昨日、輸入DVDを求めに秋葉原に行ったところ、やたらと仮装した女性がチラシやティッシュを配っているのを目にしました。ま、それだけなら別に気にもとめなかったのですが、面白かったのは、それらの女性に必ず話しかけている男性がいることです。ある人は配布している女性の横に立って作業の邪魔にならないように声をかけ、ある男子集団は作業の手を中断させて何かを報告している様子。これがあの街ではない都市部の駅前とかだったら考えられない光景ですよね?想像してみてください「駅前でコンタクトレンズのチラシを配っている女性にやたらと話しかける男子集団」……やっぱいないです。

●で、思ったことは別にあの街がダメだということではなく逆で「あの街にいると何となく気が大きくなる人が多いんだろうなぁ」ということでした。通常の街の駅前チラシ女子に話しかけるのは無理でも、秋葉原のチラシ女子なら声をかけてみようかなぁという気になれるのは、たぶん、あの街が好きな人にとってはどこか「安心感」があるからではないでしょうか。勝手な想像ですけど、それはセンター街で若い男性がギャルに声を掛けることに何の躊躇もない感じとどこか似ているのかもしれません。筆者はアキバ好きでも、アンチでもないので単なる傍観者でしかありませんが、それでもあの街でどこか居心地が良さそうにしている人がいるのはそれほど悪い気はしません。街こそ違えど、「街にいることによる安心顔」って点では表参道なんかと同じ感じがするんですよね。というようなことを考えつつ『マッド探偵』のDVDを購入してそそくさと帰宅しましたが。

●じゃ今日はこの曲にしましょう。こうなったら流せるだけ流したいところですが。