東京の井戸

世田谷で井戸を見つけた。
昔からある井戸で、当時は民家の庭に掘られていた様子。
しかし、今は宅地開発が進み、駐車場になってしまっている。
でも、井戸を埋めたくない、という近隣住民の希望もあって、そのまま残されている様子。

東京には実は沢山の井戸が残っている。
昔は上水道が整備されていなかったため、飲み水は地下水に頼っていたそうだ。
戦時中は特に井戸の数が増えたという。
ほとんどは埋められてしまっているだろうが、未だに非常時の水源として確保されている。

飲めるのかどうかは良く判らない。でも、下水道の整備によって地下水はかなり綺麗になっているという。　また、地下水の汲み上げ量が減ったために、地下水が増えてしまっているそうだ。　東京駅の地下はホームが水圧で浮き上がるのを強引に押し込んであるそうだ。

東京の井戸について考察してみた。