C型肝炎をやっつけるぞ!

C型肝炎を2007年よりIFN治療したけど根治せず、その後、4年豪州に住んでいる間に腫瘍見つかり2014年に手術して切除

日本の税制

2008-10-28 22:49:47 | Weblog
ちょっと税金のことを勉強している。
驚いたことに日本の税制ってとんでもなくその場限りの思いつき税制であることに気がつく。小泉減税や阿部減税や福田減税などなど。今度は麻生減税というものが決まるのだろうか。いずれも時限立法で恒久的な税制改正ではない。
こんな場当たり的な法律を次から次への作るため、それを管理監督する公務員の数も増やさざるをえなくなる。その費用は年々うなぎのぼりだ。それを税金でカバーしなければならない。従って、消費税だよりという発想になる。

なんか変な循環をしていることに気がつく。

税制の七不思議とも言われている譲渡税。株式譲渡での損益は他の所得との損益通算の対象ではない。つまり株式売ってそんしても、事業所得に対する税金から差し引けない。でも、ゴルフ会員権の譲渡で生じた損益は損益通算の対象となる。何故? どうも当時の官僚・政治家は株式売買はインサイダーとみなされる可能性あるため譲渡できなかったが、ゴルフ会員権の譲渡はみんなやっていた。その損を他の課税所得から差し引けば自分達が一番節税できる、と考えたのだろう。

こんな不思議なことが沢山ある。
そんなの、一般国民は何もしらない。
勉強不足と言われてしまえばそれまでだが、判りづらい税制の作った人の責任もあると思う。