新銀行東京

今日、東京都からの400億円の追加出資が決定した。
極めて腹立たしい決議だ。
東京都民の一人としてとにかく反対する。
民間企業に勤めていると、どうしても役所の考え方は理解できない。
追加出資（増資）を行う場合は、通常はそのCash-InからどれだけのReturnが期待できるかが慎重に検証される。さらに追加出資することにより、全体の企業としてどれだけのReturnの改善があるのか、議論される。
マスコミ報道だけの情報なので、どこまで都議会で議論しているのか見えないが、少なくとも新聞等によると、「会社が回らなくなったので、助けてください、石原さん」としか思えない。
これ以上の追加出資は行わないことが条件となったそうだが、実際に今回の議決により傷口が大きくなると、もはや止めるに止められない状況になりかねない。
1000億円都税の注入だけでも納得出来なかったが、今回の強引な追加出資や、情報開示の少なさには、甚だ怒りを感じてしまう。
なんのために税金を払わなければならないのか、この国は本当に理解に困る。

暫定税（ガソリン税）の問題がこれからある。
どうなるのだろうか、本当に心配だ。

まあ、桜を見ながらそのようなことは忘れようと思う。