地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

こんなに英語が重要視されるって、誰が予想した?

2020-10-22 16:47:33 | 日記

今どきの大学入試

英語ができないと、

メチャクチャ厳しいです。

 

ウチの塾の文系クラス

やたらと英語の授業が多いのは

そこからの逆算をしているから

ということなのです。


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先生は親のようであってはならない理由

2020-10-18 11:55:47 | 日記
「育てる」と「育む」

どちらも成長させる、

という点からは同じです。

 

しかし、

その言葉から感じる

「愛情」において

違いがあるように感じます。

 

愛情を多く注ぎ込んで育てると、

「育む」という動作になる

そんなイメージでしょうか。

 

ウチの塾の保護者の方々からは

 「大切に育んでいるな」

という雰囲気を強く感じます。

 

現時点での子供の学力には

多少の違いはありますが

この「育む」という点においては

皆さん、同じ感じがします。

 

大切に大切に

しっかりしっかり

見つめて触れて

物理的、精神的に抱きしめて

大事に大事に

つかず離れず

離れずつかず

引っ張り離し

離し引っ張り

笑い合い

伝えて聞いて

頷き

目を見て

そんな雰囲気が

子供を見ていても伝わるし

LINEやメールの文面からも

僕らに伝わってきます。

 

僕らは塾の先生なので

生徒の学力を上げることが

第一の仕事です。、

 

でも

それと同時に

保護者の方々が大切に育んでいる

大事な大事なお子さんたちを

しっかりと

預からなければならない存在でもあります。

 

生まれたての

赤ちゃんのように

真綿の中で、

ポッカポカに温められた

頬がピンクになった子どもを

その親の手から

ほんの2時間だけでも

受け取り

座らせ

言葉を伝えるのです。

 

そしてまた

今度は別の意味で

頬が赤くなった子どもを

保護者の方々の両の腕に

お返しするのです。

 

僕にとっての塾というのは

そんなイメージの場所なのです。

 

教育

教え、育てる

と書く。

 

塾は

育てる場か

育む場なのか

ここに思考が入り込んでいくと

自学力という部分と

対立を始めてしまいます。

 

自分の中で、

何度も何度も繰り返してきた思考です。

 

本当は育みたい。

 

僕も親ですからね。

 

親の気持ちが強くなると

そっと真綿で包みたくなる気持ちが

正直出てきます。

 

でも

それじゃダメだ、と

自分の中で結論は出ているのです。

 

突き放さないと、

自学力は育たないのです。

 

でも大丈夫。

 

その保護者の方々が

大切に育んでるから。


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「タテ」よりも「ヨコ」が大切

2020-10-18 05:26:45 | 日記

塾の講師という立場で

毎年たくさんの生徒たちと

接しています。

 

その中で

最近、

頭の中にあるのが

「生徒の意欲の熱量」

というものを

増やしたり

減らしたりするものって

何かなということです。

 

生徒たちの意欲の熱量を

最大限引き上げる方法を

模索しています。

 

さて

今のところ

行きついている考えとしては

横だとプラス、

縦だとマイナス

こんな感じです。

 

子どもを取り巻く環境は、

実に複雑です。

 

いろんな関係の中で

日々を過ごしているが

ここは簡略化して

横と縦

つまり

「友達や仲間と」

「親や先生と」

という

2つの関係性の中で

生きていると考えましょう。

 

僕ら大人も

これに似た環境で

生きていますよね?

 

同僚と上司とかですね。

 

そして、

そういう環境の中で

何かを頑張らなきゃいけない時、

横の繋がりの人達と

「よし!頑張ろうか!」

とか

「そろそろ頑張らなきゃ

駄目じゃない?」

とか

横で仲間が頑張ってるとか

そういう時って、

自分の熱量は

上がってくると思います。

 

イラッとしない

っていうのが適切でしょうか?

 

嫌な気持ちもしないし、

甘えたり

依存したりしない

っていう感覚もありますね。

 

それに対し、

縦の関係

つまり

親とか先生から

「頑張ってみなよ」

とか

「そろそろ頑張らないと

駄目じゃない?」

とか言われると

どうでしょう。

 

なんか、

イラッとしたり

甘えたり

依存したりする感覚、

ありませんか?

 

学生時代、部活で

顧問や部長が

やたらと燃えてると

何故かイラッとしたり

自分がどんどん

冷めていく感覚にも

似てるかもしれません。

 

目の前で

先生が熱くなり、

燃えれば燃えるほど

なんか、

先生が頑張ってくれてるから

楽だな、

とか

先生に任せてれば

大丈夫だろ、

とか

なんか

知らず知らずのうちに

自分の熱量は

少なくなっていく感覚

 

親にしてもそうですよね

 

親が

めちゃくちゃ自分のことを

心配して、

先回りして

情報集めたりしてくれると

まあ、

親の言う通りにしとけば

いいかなー

なんて思うのが

自然ですよね?

 

ここまで書いてきたけど、

伝わりました?

 

よくある相談だけど

「親ばっかり

焦ってしまって、

子どもが

ちっとも焦る気配もないんです…」

 

それって、

まさに親が我が子の熱量を

「縦」の関係で

吸い取ってるんじゃないか

と思います。

 

先生が

子どものところまで

降りてきて

仲間みたいな関係で頑張る!

っていうのもありですね。


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状況と言葉、どっちが大事?

2020-10-17 19:02:18 | 日記

その生徒の意識を

劇的に変えるものは

いったい何でしょうか?

 

要素は2つある

と思っています。

 

状況と言葉

 

保護者の皆さん

自分の事と思って

考えてみましょう。

 

今の体重が…58キロ

理想体重は…50キロ

 

何年も何年も

なんとなく太ってしまい

気がつけば

何キロも

オーバーしてしまっている。

 

痩せなきゃいけないのは

よく分かっている、

言われなくても、ね。

 

そして

痩せたい!

とも思っている。

 

でも

さっきから

少し小腹が減っている…

 

冷蔵庫には

子供のために買ってある

レンジで温める肉まんが2つ。

 

賞味期限は明日

 

食べます?

 

食べません?

 

迷う…

そんな毎日。

 

ついつい

明日から

まあ、大丈夫かな?

 

そんなことの繰り返しで

ちっとも痩せない。

 

そんな時、

あなたを

ガッツリとしたダイエットに

踏み切らせるのは

 

痩せないとヤバい状況

 

痩せろという言葉

 

さあ、どっちでしょう?

 

考えてみてください。

 

分かりますよね?

 

どう考えても、

「状況」が先。

 

どうしても痩せないと

ヤバい状況があって

そこに

「痩せないとね!」

という言葉がある

 

これか理想ですね?

 

そして

この「状況」は

本人がそれを

「認識」しないと

本人にとっての

「状況」にはなりません。

 

いくら周りの大人が

騒いでも

本人の認識がないと

無意味なんですよね。

 

学力も同じです。


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定期テストで250点から450点へ

2020-10-16 17:36:02 | 日記

もう何年も前の話。

 

ある生徒が

入塾してきました。

 

中2の秋くらい

定期テストで

200点台前半を連発し

「もういよいよヤバイ!」

ということで、

塾の門を叩いてくれました。

 

とても明るく、

とても要領の良い子でした。

 

その子の

苦手教科や苦手単元を把握し、

その部分を埋めるべく、

徹底解説

そして

できるようになるまで

プリント爆撃!

 

教科書を

何度も何度も音読させ

本文は完全暗記!

 

そしてテスト直前には

予想問題を作り

それも満点取るまで

反復!丸つけ!反復!丸つけ!

 

結果、

2年の3学期

その子は

450点まであと少し!

というところまで

上がりました。

 

僕は自分の指導力を

確信しました。

 

その子は

受験を待たず、

塾をやめました。

 

あんなに

点が上がったことを

喜んでいたのに。

 

「先生!

また次も予想問題、

よろしくね!」

 

と笑顔で言っていたのに。

 

その子は

450点手前まで

行ったあと

少しずつ、

遅刻したり

欠席したり

することが増えてきた。

 

授業中も

以前のような

明るさがなくなっていった。

 

テスト前になると

「先生!

またお願いします!

予想問題も!!」

 

そう言ってくるのは

変わらなかった。

 

しかし

少しずつ、

その子は

負荷を嫌がるようになった。

 

「この予想問題だけ

覚えれば

80点はとれますよね?」

とか言うようになり・・・。

 

何か違う・・・

 

僕はそう思うようになり、

そして

「勉強のやり方は

これまでやってきたから

分かるよね?

今度は

自分の力でやってごらん」

 

そう言うようになって

また数回の定期テストを乗り越え

その子は

また200点台になり

そして辞めていった。

 

高校は入るには入ったが、

中退した、と

風の噂で聞いた

 

いろんな後悔がある。

 

いろんな

「たられば」を

考え尽くした。

 

何が正解だったのか。

 

定期テストの点を

報告してくる子たちの

顔を見ていると

たまに思い出す時がある。


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