地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

偏差値63 の壁

2020-10-13 15:42:10 | 日記

高校受験の話をしましょう。

しかも

下野模擬テストのような

公開テストの偏差値での話。

 

毎年、

偏差値が60前後で

ピタリと止まる子がいる。

 

頑張っていることは

間違いないのに

何故か止まる。

 

本人も苦しい

親も不満

 

どうして?

ちゃんとやってるのに!

 

僕の感覚になるが、

偏差値の壁は

2箇所あると思う。

 

一つは

56の壁。

 

もう一つが

63の壁

 

受験学年になり

塾に通っているにも関わらず

この壁にぶつかる子たち、

 

いったい、何が原因なのか。

 

まず56の壁について

 

これは、


「これをしっかり覚えないとね」

 

「これは解けるようにならないとね」

 

という

基礎的な問題や基礎知識。

 

それが頭に

入りきっていない時に発生する。

 

科目によって

多少の得意・不得意があるから

 

取れた科目は

60あたりまで上がり、

 

ダメだった科目で

50を切る

 

そして結果的に

50台半ばに固定化される。

 

この場合、

まず塾サイドから指示される

「絶対に

できてないといけない内容」を

徹底的に反復して、

定着させるのがよいです。

 

次に

タイトルにもある

「60前後でのジレンマ」について。

 

この状態の時

何が起きているのか。

 

まず、

この偏差値を取るということは

良い科目で65あたり

悪い科目で55あたり

 

これだけは絶対に!

という基礎は

しっかりできているということ。

 

本人も

やらなければならないことは

しっかりと反復して

頑張っている!

という自覚もある。

 

では、なぜ?

 

実はこの子たち

「何をやってもいいよ」

というテストの直前期、

ボーッとしている時間が長い

 

言われたこと

指示されたこと

 

これについては

しっかりやる。

 

しかし

その先

その知識を使って、

自分の解ける問題の幅を

広げる時間に

何をしたらいいのか

わからない。

 

そこで満足しているのか

そこで停滞することへの

危機感がないのか

 

偏差値60ということは

上位15%に位置している訳です。

 

上位にいることは

間違いない。

 

しかし

その上の領域を

目指すのであれば

さらに難易度の高い

「今の自分に解けない問題」

へのチャレンジが

絶対に必要です。

 

ここで、塾として、

絶対に間違えてはいけないのは


だったら、

偏差値65以上を取れる力を

 

「これだけは

解けなければいけない!」

という問題を通して

身につけさせればいいじゃない?


って、思いません?

 

これをやると、

不思議なことに

余計に受け身の姿勢が

身についてしまう。

 

当然、

そうやることも可能なのだが

 

そうやって引き上げると

受け身の学習姿勢のまま、

偏差値65オーバーの高校に

進学することになります。

 

もう分かりますよね?

 

上に行けば行くほど

自分から進んで学習できる

人数や割合が増えるんです。

 

受け身学習で

偏差値を引き上げられた子は

高校でどうなる?

 

言わずもがな、

撃沈なのである。


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悩みは尽きることなんて、ない!

2020-10-13 05:39:34 | 日記

学年1位の子だって

 

その子の親だって

 

超進学校に通っている子だって

 

どんな人だって

 

悩みは必ずあるんです。

 

不安になる時もある。

 

危機感に襲われる時も

必ずあるでしょう。

 

でも

それでも

楽しいこと

気持ちいいこと

嬉しいこと

満足すること

充実すること

 

そういうことも

必ずあるはずですよね?

 

だからね

一人で考え込まずに

必ず僕に相談してほしい

 

解決なんて

できないかもしれない

 

解決するのは

最後は自分ですから。

 

でも

誰かに話を

聞いてもらうだけで

必ず心は軽くなるから。

 

行き詰まっていたら、

メールして下さい。

 

一人で抱え込まないでね。


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