地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

受験生の親を励ますために書いた文

2020-09-27 14:45:32 | 日記

毎日毎日、

保護者の方々から

大量のLINEやメールが来ます。

 

そのほとんどが

「現状、うまくいってない」

ことへの

相談や吐露です。

 

受験を目の前に

しているのにも関わらず、

ヤル気にならない我が子

 

中弛みど真ん中にハマっている

我が子に対する

焦りやイラつき

 

うまくスタートが切れなかった

我が子への不安

 

親が10人いれば、

当然子どもが10人いるわけで

全員状況も考えていることも

全てバラバラです。

 

悩んでいる人からすれば

「なんでウチの子だけが…」

 

そう思うのだろうが

それを30年近く見てきた

僕からすれば

見えている状況こそ違えど、

その根っこは全て同じです。

 

親とは

流れている川に

浮かんでいる小舟です。

 

そこに我が子を乗せ、

川を進んでいくのです。

 

我が子が生まれた瞬間

小舟に乗せ

湧き出でる湧水に乗り

徐々に太くなっている川を進み

最後は海にたどり着き

あなたの子どもは

舟を降りていきます。

 

途中

渓流もあるだろう

沢もあれば

滝もあるし

激流もあるでしょう。

 

大雨が降れば濁流となり

流れのほとんどない

涸れた時もあるでしょう。

 

その刻一刻と

様子が変わっていく川を

あなたは大切な我が子を乗せて

手探りで進んでいくのです。

 

その流れに乗る舟

ずーっと揺れっぱなし。

 

あなたがどんなに

安定させようと頑張っても

流れる川の上では

無理なんですよ。

 

その川の揺れこそ

「子供の成長」なのです。

 

揺れ動かない成長なんて

この世には存在しないのです。

 

そして

最初から最後まで

同じってこともないでしょう。

 

常に揺れ動く状態で

不安を感じないわけがないです。

 

モーターなんか

ついている小舟はない。

 

夫婦2人で乗ってればさ、

どちらかが舟のバランスをとって

どちらかは

行き先を見ることに

専念できるかもしれません。

 

でも

それを1人でやらないと

いけない人もいるわけです。

 

本当に大変だと思います。

 

でも

今、船は転覆してませんよね?

 

どんなにグラグラしてても

子供を乗せて

進んでいることは間違いない。

 

塾はね

僕はね

その小舟と一緒に

ずっと進む存在なのです。

 

こっちには岩がありますよー

 

この先には滝があるから

こっちに来てくださーい

 

少し流れが穏やかだから

みんなで漕いで

先に進みましょうよ。

 

みんなと一緒なら

スピード上がりますよー。

 

集団で行けば

波を穏やかにできますよー。

 

そうやって、

メガホン持って

先頭にいるのが僕です。

 

だから

離れずに

ついてきてくださいね。

 

こういう存在はたくさんいます。

 

ほら

あっちにも

集団を率いる人がいる。

 

でも

僕はメガホンから叫ぶ回数が

多分日本で一番多いはずです。

 

朝から晩まで、

ずーっと何かしら叫んでるから

 

みんな〜頑張って!

 

あと少しで

流れは緩やかになるから!

 

って。

 

さあ

みんなで一緒に進みましょう。

 

大丈夫。

 

あなたは一人じゃないから。

 

周りの小舟は

安定しているように見えますか?

 

そうだね

 

でも

それは、そう見えるだけです。

 

みんな顔は

スマしてるかもしれないが

舟を持つ手、

踏ん張る足は

みんなガクガクですよ。

 

みんな必死。

 

僕には

それが見えているから。

 

あなたは

僕がしっかり見ているから。

 

さあ

今日も激流を

進んでいきましょう。


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落ちこぼれるキッカケ

2020-09-27 05:44:10 | 日記

勉強をしていて

覚えてくるべきことを

覚えた子どもたちが

それを使わないと

解けない問題を

目を輝かせながら解く。

 

それを見た、

「覚えてこなかった子ども」が

自分だけ取り残されたような

疎外感に襲われる。

 

つまらない

 

何やってるの?

 

分からない

 

できない

 

それが、

落ちこぼれの始まりです。

 

覚えてこなかっただけ。

 

覚えさせなかっただけ。

 

覚えてきた子どもたちは

楽しくって仕方がない。

 

だって

できるんだから。

 

覚えるべきことを覚えてくる。

 

覚えるべきことを覚えさせる。

 

それだけの話です。

 

たったそれだけの違いが

決して取り戻すことのできない

差を生み出すのです。

 

何より、

覚えてこなかった子どもの

心をポッキリ折る

 

落ちこぼれるには

それだけで十分なのです。


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