立山モアイの多趣味ブログ

以前から色々な趣味があります。天文、釣り、園芸、DIY、その取り組みを紹介します。

未来型人工漁礁~人工玄達瀬~のアイデア提案

2012年02月20日 22時16分52秒 | 雑学
福井県の沖の日本海には「海に山あり」ともいわれる、天然の巨大な岩礁
「玄達瀬」があります。この玄達瀬は非常に優秀な天然魚礁であり、極め
て豊かな海産物をもたらす、宝の海底地形です。玄達瀬は海産物の宝庫となっています。この地形の特徴は、玄達瀬は単なる「海底からの突起物」であるという点です。つまり、単なる自然地形であり、その構造そのものが重要な資源であり、その玄達瀬自身からは、「魚を育てるような化学成分は一切発生してない」のです。

そこで考えましたが、人工的に海底に巨大な突起構造物を作れば、それは人工巨大岩礁になるとおもわれます。巨大岩礁といっても、それをコンクリートで作るのは、予算的に苦しいです。そこで、ロープで作ればいいと思っています。海面養殖漁業において、養殖網やロープに海藻が生えるのはよく知られています。富山湾などの定置網にも海藻がよく繁茂するそうです。これを逆手にとって、海藻を生やす専用の網による構造物を海面下に作れば、それは、巨大な人工漁礁になると考えます。海産物増産にも役立つと考えます。
以下にそのアイデアを図示して説明します。




(※上図Aの説明)
フロートとアンカーで網を海に張り巡らせます。
その網は玄達瀬の様にピラミッド型が最良でしょう。
なぜなら、海流へ与える変化影響も重要だからです。
底まで構造を作れば、海底湧昇流が期待できます。



(※上図Bの説明)
その構造物には、やがて徐々に海藻が繁茂しだします。




(※上図Cの説明)
そして、やがて多くの海藻が生えるようになり、
海藻を食べる魚が集まりだします。
海藻や、ロープを住処にする魚も来ます。
魚が沢山集まって良い漁場になるはずです。
釣り場としても優秀です。


この構造物アイデアを独自に「人工玄達瀬」と呼びたいとおもいます。


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