立山モアイの多趣味ブログ

以前から色々な趣味があります。天文、釣り、園芸、DIY、その取り組みを紹介します。

2013年11月16日のラブジョイ彗星

2014年02月19日 08時57分56秒 | 天文
2013年暮れに天文ファンの間では話題になった、マイナーな知名度の彗星がありました。ラブジョイ彗星という名前の彗星です。「ラブジョイ」という彗星の名前は、彗星発見者の「ラブジョイ氏」の本名に由来しています。変わった名前の彗星でしたが、その実力は予想以上でして予報を大幅に上回る大きな彗星に化けていました。双眼鏡でも楽しめるそこそこ大きな彗星でした。自宅前で観測し、追尾撮影してみました。
C8望遠鏡で眺めると、彗星のコマ(頭部)がまばゆいくらいに輝いていて壮観でした!

───撮影データ
  撮影地・富山県高岡市(自宅前)
  撮影日時・2013年11月16日午前4時11分~
  露出・各30秒を複数コマ撮影
  複数コマをメトカーフコンポジット合成
  画像処理による彗星の尾(テイル)強調
  EM1赤道儀による追尾撮影(ノータッチ)
  カメラ:EOS20D
  レンズ:EF200ミリF2.8を絞り開放で使用

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2013年11月23日のアイソン彗星

2014年02月14日 20時16分52秒 | 天文
話題のアイソン彗星を、日の出前の早朝に遠征観測で撮影しました。
撮影地は、富山県西部の海岸付近でした。富山県では東側の低空に立山連峰がそびえており、日の出前の観測を難しくしています。しかしながら、富山市とは違い立山から離れる呉西地区(の海岸)では立山連峰の影響も少なくなります。この日も、東の空の超低空に現れたアイソン彗星をなんとか捉えることに成功しました。
大彗星の呼び声高かったこのアイソン彗星ですが23日の観測・撮影では、かなりの貧弱な姿をしていました。この日を最後に地上からはアイソン彗星は見えなくなりました。そしてその後も明るくなることはなく、太陽最接近に蒸発・拡散・消滅してしまいました。なんとも残念な結果となって天文ファン皆で落胆していました。
このアイソン彗星の最後の姿を撮影できたのはレアな機会でした。

──撮影データ
 CanonEos20D
 EF200mmF2.8
 EM1赤道儀で追尾
 撮影日時:2013年11月23日午前5時35分~
 (複数コマを加算合成)


↓下記画像は、立山連峰の稜線から昇るアイソン彗星です。
↓画像の下端に見える黒いギザギザの影が立山連峰です。

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