事故米という残留農薬濃度の高い米や、カビが生えてカビ毒汚染(発癌率が100%近い!)された米が、農水省の意図に反して食用に転売されていた問題。
被害は裾のを広げる一方で、焼酎の原料から病院の給食、せんべいなど菓子類などに使われていたという。
一方、公表されていないがファミリーレストランや大手牛丼チェーンやコンビニにも流れていたのではないかとする推測もある。
先日のエントリで危惧したことが現実となってきたわけだ。
そもそも米が余っている中、外国から買い付けなければならなくなってしまったことが問題なのだが、工業用としての用途なんてほとんどなかったんじゃないの?農水省もそれを知っていながら黙認していたのでは?
これは詳細な内部告発があったのにおざなりな調査に終始して、何も問題を見つけられなかった事もそうだし、糊業界は米なんか使ってない(テレビ報道)し。
上級国家公務員試験に合格したお役人様がそんなことに気付かない訳ないでしょ。
もうね、社会保険事務所の職員は年金を支給しなくて良いし、農林水産省と事故米横流し業者(おそらく事情を知っていながら媒介した業者も含む)は一生事故米を食い続けさせろっての。
丹波のフリースクールで賞味期限切れの弁当を食べさせられた子供達は、毒米with期限切れのダブルパンチだったんでしょうな。
媒介業者は「長生きしたかったから事故米は食べてない」と言ったとか言わないとか…その口の中にカビが生えた、メタミドホス米を詰め込んでやりたいですね。きっと地獄で長生き出来ますよ。
こういうインチキをした場合、短期的にはもうけが出るでしょうけど、長期的に見た場合、米の信用失墜、需要のさらなる低迷を招いて、自分のクビを締めることになるでしょうに…やっぱ目の前の金が大事なんでしょうかね?
小麦粉高騰で微細加工された米粉に活路を見いだそうという米業界。ようやく米の需要喚起に動き出したってのに、水を差すどころの話じゃありませんな。米のイメージは敗戦直後の小麦粉キャンペーン時並に低下しちゃうでしょ。
だいたい日本のブランド米は美味しいので、高値であるにもかかわらず海外でも売れるということは、中国で立証されているのに積極的に輸出する事すら考えず、米余ってる~いらん米買わされる~と文句言ってるだけでは何もはじまらんだろう。
今回の件はますます混乱を拡大するだろうけど、その大元は農水省を初めとした官僚・政治家の無能さにあるのだということは間違いないだろう。それと同時に原発と同じく、どの業界も情報公開の点では「ロシアにすら劣る」という事実。お役所もそうだけど、業者も口が重すぎ。
こんなんじゃ誰も三菱自動車を責められないぜ。