よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

シェムリアップにて

2006-09-26 15:06:53 | Weblog
先日、カンボジアの連休を利用して、同僚の先生とシェムリアップへ行ってきました。同僚の先生はシェムリアップが初めてということでアンコールワットやトム、タ・プロムなど、王道の観光コースを行きました。久々に見る遺跡群は素晴らしく、来てよかったと心底思う旅行でした。初めてカンボジアに来た時感じたゆったりした気持ちとか、遺跡から見た景色に声を失ったことなど、色々なことを思い出す旅行となりました。

が、旅行で来ていた頃とは違い、住んでいる今、当時とはずいぶん違う気持ちにもなりました。まず、外国人料金の高さにびっくりです。「アサヒが1本1ドル!?ふざけんな!」「この距離で2500リエル!?プノンペンだと1000だよ!!」など、プノンペンの物価を知っている私達には喧嘩をうっているようにしか感じられない高さでした。そして改めて、シェムリアップでは暮らせないと確信しました。プノンペンと同じ物が平然と高値で売られているこの衝撃・・・怖い所です。
次に、なんて日本人が多いんだろうということです。行くところ行くところ、それはそれは日本人だらけでした。あまりにも日本人を見過ぎて、同僚の先生は少しホームシックにかかったようでした。しかもやはり日本人の若者はお洒落で綺麗だったため、カンボジア人並みのガン見をしてしまいました。そんな自分に少し悲しかったです。私にはあんな綺麗さはもはやない・・・
最後は、どんなに旅行していても国内旅行の私達。うちで見ていた韓国ドラマが気になるため、レストランの食事を持ち帰ってホテルで食べ、最終回を見逃すまいと予定を組んだ辺りは、なんだかいかにも在住って感じがしました。
振り返ると、また違った思いをしたシェムリアップ旅行となり、おもしろい旅だったように思います。
プノンペンに帰った時なぜかほっとしたことも新しい気持ちです。