よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

出会いと別れの季節

2006-04-23 10:17:23 | Weblog
日本で3、4月とえいば年度が始まり、新しい何かが始まる予感がする月。出会いと別れの季節である。カンボジアにいると桜も咲かないし、なんだか季節感がないので、ついつい新学期を忘れがちになる。でもまあ4月には新年があるので、まあ新しい年という気はするか。

ちなみにカンボジアで年齢を数えるときは、クメールの新年で数え年で数える。干支も4月でカウントするので、ときどき日本人と比べてなんだかちぐはぐのような気もするが、よく聞くと4月で数えているためにひとつ、ふたつは前後しているようだ。0歳という概念がないので、年齢を教えるときに赤ちゃんの0歳を教えると、よく学生たちに笑われる。

ブログではふれていなかったが、当JOASも4月10日より引っ越して新しい校舎で授業がスタートしている。今度の学校の建物はなかなか大きく立派だが、前の道路が未舗装のため、学生にはちょっと不評。とにかくすごいほこりである。そうじしても、そうじしてもホコリだらけ。教科書やプリントも赤土をうっすらとかぶっている。道路工事が2ヶ月後に終わるらしいので、まああまり期待しないで待ってみよう。

新しい校舎と前後して、教師も入れ替わりしてだいぶ雰囲気もかわりそうだ。3月末、4月末で2人の先生がやめ、新しい先生がやってきた。今年はどんな1年になるだろうか。新しい年の始まりである。