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(51)武士・武士道の基① 武士が創りあげた生き方や価値観は、日本独自の思想

2012年05月26日 00時09分07秒 | 歴史を紡ぐ
武士・武士道の基①


『日本人の精神』に引き続き、ある方のブログを拝見し『武士・武士道』について私なりにまとめる。

しかし、今の私にとっては、奥深く未知なる世界であり、チンプンカンプン!!

まずは、基を調べる。


武士道

・武士という階級が現れたのは、平安時代の後期10~11世紀頃。
・12世紀末には、源 頼朝が鎌倉に幕府を開いた。
・この時から約700年間、わが国では武士が政権を担う時代が続いた。
・戦士の階級が国を治めるという歴史は、シナや朝鮮には見られないわが国独特のもの。

この数世紀の間に、武士が創りあげた生き方や価値観は、日本独自の思想といえる。


武士の特徴

第1の特徴・・・皇室から分かれた貴族の出身。
第2の特徴・・・戦闘のプロフェッショナル。
第3の特徴・・・土地の密着した為政者。


1.皇室から分かれた貴族の出身

・由緒ある武士は、皇室を先祖に持っている。
源氏・・・清和天皇
平氏・・・桓武天皇
・皇室から分かれた貴族が、京の都を離れて地方の役職をもらう。

そこで、専門戦士として働くようになったのが武士の由来。


2.戦闘のプロフェッショナル

・ 武士は、古くは「もののふ」といわれる。
「もの」は、武器という意味。
・「兵(つわもの)」や「弓矢取る者」とも呼ばれる。
弓矢や刀など武器を扱う軍事の専門家が、武士。
・「侍(さむらい)」は、主君のそばで警護にあたる。
「さぶらふ」という言葉から来ている。

戦闘者としての自覚は、長く平和の続いた江戸時代においても、武士の精神から失われることがなかった。


3.土地に密着した為政者

・平安時代後期、辺境の防衛に当たった武士たちは、年月を経るうちに、その土地に定着し自ら土地を開墾して、私営の田畑を営むようになる。
・開墾領主となった武士は、「一生懸命」に領地を守り、広げ、受け継ぎ、競合しながら巨大な集団へと成長していく。
・やがて武士は、土地と領民を所有する為政者となる。
・皇室の伝統と、儒教の政治道徳に学んで、領地・領国の経営に努めた。


徳目
1.尊皇・・・皇室から分かれた貴族の出身。
2.尚武・・・戦闘のプロフェッショナル。
3.仁政・・・土地の密着した為政者。

・こうした、特徴と徳目をもつ武士たちは、平安後期から鎌倉・室町・戦国時代を通して、独自の倫理と美意識を生み出した。
・江戸時代に入って、それが一層、自覚的に表現されることになる。

これが、今日いうところの武士道である。