春夏秋冬 山へ登ろう!

里山ハイキング・テレマークスキー・ゴルフについて綴っています

戸隠キャンプ&高妻山登山2015-10-7(日本百名山56座目)

2015-10-13 | 日本百名山シリーズ

上信越 山旅3日目の2015-10-6は小谷村から戸隠キャンプ場へ移動し戸隠キャンプ場で幕営。

戸隠神社界隈は平日でも観光客だらけ。そば屋ばっかりだ。

戸隠キャンプ場は寒いせいかほとんどテントが見えない。

1泊4000円で2泊8000円を受付で支払って だだっ広いオートサイトに幕営。

4000円は高い~。施設は古いしサイトは凸凹だし夜中に野良猫にテント内を荒らされて散々。

おまけに翌朝は氷点下でテントはパリパリ。

しかしながら普段の行いがいいのか高妻山登山も快晴で気持ちいい登山ができた。

高妻山は戸隠連邦の中で最高峰だが、頂上は2353m。

そんなに高い山ではないが、選んだルート 一不動ルートは帯岩など鎖場があって危険個所があり、頂上稜線直下は超急登で岩登り気味で日帰り登山としては9時間14kmを超える体力勝負の山だ。3000m級の山と思ったほうがいい。

現に、高齢の登山者の方は鎖場で苦労され、一不動の手前の急登で苦労され、頂上稜線直下の急登で苦労され、下山が相当遅くなっていた。

登山者用Pの車も午後5時30分で5~6台残っていたし、安易に登れる山ではないと思ったほうがいいと感じた。

自分は、出発が5:40と早かったし、鎖場にも慣れているし重荷の縦走もして来ているので、きつかったけど午後3時には下山できた。

紅葉はしていたが、雨飾山と比べると鮮やかさがなく今一だった。

とにもかくにも日本百名山巡りとして56座目を無事に達成できたことは喜ばしい。

★登山の様子を動画にまとめた

 

 

★ルート&コースタイム他

       ・ルート図(GPSログデータ)

     

     ・ GPSグラフ

     

      ・コースタイム

      戸隠キャンプ場5:40・・・・牧場入口5:55・・・・登山道入口6:21・・・・帯岩6:52・・・・一不動(避難小屋)7:32-7:46・・・・五地蔵岳8:40・・・・頂上10:26-11:05・・・・五地蔵岳12:34-12:47・・・・一不動13:27-13:37・・・・帯岩14:14・・・・戸隠キャンプ場15:04

 


 

★ 写真

↓ 戸隠キャンプ場フリーサイトを高妻山目指して出発(10月7日 5:40)

     広~いオートサイトで1張りだけで、地面は霜が降りている。サム~

↓ 戸隠牧場入口・・・登山者の為に開放してくれています。m(__)m

↓ 牧場の牛さんたち

↓ いよいよ森の中へ入っていきます。奥に見えるのは五地蔵岳

↓ 沢の渡渉が20回くらいあるか。

↓ 滑滝のような鎖場(長さ10mくらいで滑らないよう注意)

↓ 帯岩の鎖場で、最初は濡れた岩を垂直に登る。女性や高齢の方は時間がかかる。

↓ この写真の状態で先行者から、「お先にどうぞ」と言われ、鎖のない所を

   歩いて追い越す羽目に。

 

↓ 下山時に撮った帯岩の写真だが、鎖場は50mほど続く。

↓ 出発から約2時間、「一不動」と言う無人の避難小屋に着き小休憩。

↓ 五地蔵岳がチョロット見える。割りと近い。

 

↓ 約3時間経過、五地蔵岳に到着。後ろに高妻山が。

↓ さらに10分歩くと、高妻山がくっきりと見える。遠い~

↓ 北アルプスの雪景色がかすかに見える。早くも雪か

↓ 反対側には妙高山がそびえ立つ。

 

↓ 更に近くなった高妻山

↓ 疲れて ふと下を見ていたら、数少ないリンドウの花が。

↓ 十三仏と言う13の仏を拝んで死者を弔う山らしく、石碑が随所に見られる。

↓ 高妻山の急登は見るだけでため息。

↓ 北アルプスの槍ヶ岳 穂先が見える。

↓ 頂上稜線直下の急登はまいった~。写真を撮る余裕もないほどだった。

↓ 出発4時間45分、なんとか頂上到着。

 

日本百名山 56座目をGet!

↓ ランチ休憩30分で下山開始。

↓ 牧場・キャンプ場が見える所まで下山。

↓ 下山も一不動ルートで。鎖場も無事クリアして無事に下山。

戸隠キャンプ場には午後3時ちょうどに下山。

トータル9時間20分、14.9kmの山旅だった。

標高は2353mで低いが、アップダウンが大きく、危険個所もあり、手強い山だった。

今夜もキャンプ場でテント泊、今夜は更に寒いのでシュラフカバーも使って暖をとろう。

明日は最終日、戸隠観光と美ヶ原に立ち寄ってのんびりすごそう。

END

 

 

 

 

 

 

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紅葉の雨飾山1963mを登る 2015-10-5

2015-10-12 | 日本百名山シリーズ

日本百名山巡りとして、紅葉の時期を迎えて上信越の 雨飾山と高妻山を登ってきた。

今回の山旅は家族(妻&愛犬)を連れて長野県の小谷村の雨飾高原と戸隠高原キャンプ場で幕営しながら4泊5日となった。

キャンプ場は標高が1200mもあるので寒かったが、登山口キャンプだったので登山には便利で、効率的に日帰り登山ができた。

雨飾山の紅葉は以前から注目していたが、見ごろに登れて最高の紅葉を楽しむことができた。

特に荒菅沢から布団菱方面の紅葉は、今まで見たことないくらいに岩肌の白と紅葉・黄葉・緑のコントラストが綺麗で感動した。

 紅葉中心ににまとめた。

  


  雨飾高原キャンプ場には午後1時10分前にマイカー着。

1泊 2600円(大人2名+車代)で、キャンプ場はガラガラで他に一張りのテントがあったくらい。予約など要らないくらいだが、受付に行くと「本日は業務終了」の表示。う~ん何?

連絡先電話番号の表示あるが携帯の電波はなく、なすすべないとあきらめかけると、管理棟の裏口からトイレや公衆電話がある部屋に入れたので公衆電話で連絡とれて何とかセーフ。好きな所に幕営して結構とのこと。

炊事棟・トイレ・洗面所が綺麗で、生ゴミや普通ゴミも収納あり、消し炭の置き場もあり 値段の割に便利なキャンプ場だ。

何と言っても登山口に位置するのがいいし、山岳テントでも別スペースだが泊まれるのがいい。

 キャンプ場とテント

無料駐車場は平日でも朝6時30分で満車(あふれた車は路駐)


 

今回のルートとコースタイム

  ルートマップ         ルート断面図

            

  コースタイム

     登山口6:30 ・・・ 紅葉ビューポイント7:44 ・・・荒菅沢8:05 ・・・笹平9:29 ・・・ 頂上10:02-10:47 ・・・ 笹平11:20 ・・・ 荒菅沢12:28 ・・・登山口14:04


 

10/5(月) 朝6:30 雨飾高原キャンプ場を出発。

 

登山口出発直後には、山葡萄がいっぱい。

木道を少し歩く。

ブナ林をしばらく歩く。

1時間30分ほど歩くと前方が開け、紅葉が見えてきた。

布団菱の紅葉だ! 超きれい~

 

荒菅沢から笹平を目指す途中で稜線の紅葉を楽しむ。

笹平が見えてきた。

笹平から頂上目指して歩く。

頂上の登りだ。

10:30 頂上到着。やった~

日本百名山55座目をGet!

北アルプスが近い。

45分ほど 頂上でランチ休憩してから下山開始。

 

午後2時ごろ、無事にキャンプ場へ下山。テント内でお留守番していた愛犬に大歓迎してもらった。

10月5日 今日もここでテント泊、鳥鍋で体を温めて明日は戸隠キャンプ場へ移動だ。

10月7日の戸隠 高妻山のブログに続く・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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南アルプス 悪沢岳・赤石岳 縦走2015/9/19~21

2015-10-01 | 日本百名山シリーズ

同じクラブのS夫妻の日本百名山踏破登山99座目 悪沢岳(3141m)、100座目 赤石岳(3121m)登頂に同行させてもらい、喜びと感動を分けてもらった。


 

  • 日程 2015年9月19日~21日
  • メンバー  Sさん夫妻と自分 3名
  • 山名  南アルプス 赤石山脈 悪沢岳(3141m)、赤石岳(3121m)
  • 登山形態  小屋泊・縦走
  • ルート図・・・クリック拡大

 

                 

      1日目は 椹島から千枚小屋を目指し小屋泊。2日目は千枚小屋から千枚岳・丸山岳・悪沢岳を経て赤石岳登頂、赤石岳避難小屋泊。

      3日目は赤石岳避難小屋から赤石岳・赤石小屋を経て椹島へ下山。

 ショートムービー・・・3日間の写真・動画まとめ


 

[9月18日㈮]

5:30にマイカー姫路出発→15時頃静岡県畑薙ダムP到着 車中泊

臨時駐車場は2~3百台分のスペースあるが、シルバーウィーク前日なので まだ50台くらい。

あいにくの小雨なのでテントは設営せず、車中で夜を明かしたが、夜中にドンドンとマイカーが入ってきた。

蚊が多く、少し窓を開けていると必ず侵入してきて、蚊取り線香もスプレーもなかったので夜中まで蚊を手で叩いての戦いとなった。十数匹はころしたのでは。その内睡魔に襲われ朝までぐっすり。


 

[9月19日㈯]・・・10.7km / 7時間14分

朝6時頃 送迎バス(3000円)畑薙バス停→椹島ロッヂ7:00着

椹島ロッヂ7:29(1120m)==小石下9:42(1586m)==清水平10:49(1823m)==ランチ休憩11:25-11:55==千枚小屋14:16(2586m)

↓ 畑薙ダムの駐車場の様子。夜のうちにかなり増えたがまだスペースは余裕。

↓ 送迎パス待ちで朝5時頃から長蛇の列。ねむ~い。

 

朝5時、すでに椹島行きのバス待ち行列ができ始めていて、慌てて身支度して列に並ぶ。それでも1台目バスは間に合わず2台目に乗車。

↓ 1時間ほどで椹島に到着。朝のお勤めをして7時30分頃に登山スタート。

↓ 千枚小屋までは6時間以上 樹林帯を歩き眺望は全くなく急坂なのでなんと疲れることか。

 

  

千枚小屋は満員だが1畳/一人くらいのスペースあり やれやれ。

↓ Sさん自慢の百名山踏破記念の横断幕で千枚小屋前で記念撮影。憩いの多数登山者から大拍手で盛り上がる。


 

[2日目]9月20日・・・11.3km 9時間27分

千枚小屋6:25==千枚岳7:15-7:21 == 悪沢岳8:44-9:13 == 荒川岳9:51 == 荒川中岳10:12-10:39 == 荒川小屋11:51-12:18 == 大聖寺台12:58 == 小赤石岳14:20 == 赤石岳15:03-15:17 == 赤石岳避難小屋15:21

いよいよ百名山達成の日だ。

小屋の前で富士山と日の出を眺めて

↓ 朝起きて小屋の前でびっくり、大きな形のいい山が目の前にある。

  お~富士山がこんなに大きいか。

↓ 千枚岳付近まで上ると僅かに紅葉が見られ、

 

↓ 頂上で記念写真をパチリ。

↓ 塩見岳・間ノ岳だ

↓ 悪沢岳を目指すSさん。快晴だ~

↓ 9月20日8時45分、遂に99座目 悪沢岳登頂。

 

↓ 居合わせた一般登山者さんも思わず万歳で99座目を祝う。

↓ 同行者M.kageは悪沢岳が53座目。百座は先がなが~い

↓ 中岳からの下りは激下りだ~。                         

↓ 垂直の壁に見える。これから上る人は上を見上げてため息。

 

↓ 赤石岳ははるか彼方で雲が広がって来た。

↓ 荒川小屋に到着。水場で水を補給して一休み。

↓ はるか彼方の赤石岳を見上げてM.kage一休み。

 

↓ 大聖寺台から小赤石岳への長くきつい登りに入るSさんとM.kage.

  10分歩いて休憩状態だったが、下を見ると上がってくる人はトレラン

  の軽荷物の人だけで、登山者は若い人もどんどん遅れ始めていて、み

  んな辛い のがよくわかった。

 

↓ 小赤石が近づいてくると草もみじが綺麗だ。

↓ 赤石岳は目の前だと思ったら結構距離あるな~。

↓ いよいよ分岐点、赤石岳は目の前だ。Sさん 急に足が速くなった。

↓ 9月20日 15:05 S夫妻 日本百名山踏破達成の瞬間 おめでとうございます!

↓ もう一つの標柱前でもパチリ。後ろには避難小屋。

 

↓ 赤石岳登頂の様子をビデオ収録

↓ M.KAGEはやっと54座目GET!

↓ 今夜の宿は赤石岳避難小屋。今夜は大混雑だと。

  定員30名に62名ですって。夜は暑かった~。(写真は引用)

管理人さんのキャラクターなのか とてもアットホームな小屋で、S夫妻の百名山達成を祝して 登頂証明書・記念のオリジナル手拭・記念写真 をプレゼントされ S夫妻にとって最高の百名山達成記念日になったでしょう。


 

[3日目]9月21日・・・・9.1km / 6時間10分

赤石岳避難小屋6:09 == 赤石小屋8:35-8:40 == 椹島ロッヂ12:17   🚎椹島ロッヂ14:00 == 畑薙ダムP15:00

朝起きると、管理人から「今季一番の朝焼け」との言葉で赤石岳頂上からのご来光と富士山を見に行く。

↓ 見事なご来光と富士山をパチリ。

↓ 下山の稜線は強風だったが少し下ると青空が見えてきた。

↓ 赤石小屋へ下る途中では少し木々が色付いてきていた。

↓ 赤石岳が遠くなった。

↓ 赤石小屋で またも横断幕現る。

↓ もくもくと下山していると「紅天狗竹」

↓ 下山 約7時間で登山道終点 無事下山。きつかった~

途中、富士見平の眺めは赤石山脈が見渡せて富士山も見える。

↓ 富士見平からの眺望ビデオ

椹島ロッヂには下山者が辛い山歩きからやっと開放され芝生で寝っ転がったり生ビールを飲んでバス待ちの一時をくつろいでいたのが印象的だった。この時食べた山菜うどんがものすご~く美味かった。(夕べから腹の調子が悪くて満足に食べていなかったせいか)

バスは小屋の宿泊者は無料なので領収書を見せて整理券をもらい14時の🚎で畑薙ダムへ戻った。


 

これで一路姫路へ無事帰還としたいが、サプライズがもう1件。

白樺壮で風呂に入ると、なんと ひとふで書登山 の田中陽希に遭遇。

S夫妻は田中陽希と記念写真を撮り、かけがえのない記念になったようです。

S夫妻、同行させていただき色々な感動をもらいました。苦しかった百座目登頂でしたがほんとうにおめでとうございます。

私の百名山踏破も更に目標が大きくなりました。頑張るぞ~!

END

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