2012年ゴールデンウィーク連休を利用して春山スキー登山を計画実行した。
4/29は御嶽山(3063m)を王滝口ルートでスキー場”おんたけ2240”の駐車場からスタート。
標高差1400m、全距離14.5kmと厳しいスキー登山となり、且つ超ピーカンで冬装備なために日焼けと暑さでかなり疲労し、下山のスキー場での板脱着と歩きに時間を費やし下山時刻が予定より1時間近くオーバーした。
特に疲労が強く翌日の乗鞍岳スキーに不安が残る結果となった。
スキー滑走は王滝頂上からだったが、25度くらいの適度な斜面が約2kmくらい続いていて雪質は超ザラメだったが楽しめた。
田の原は斜度がなく、一部スキー場まで登り区間があり面白くない。
スキー場も車道が通っているためスキー脱着を数回にわたって迫られて煩わしい上に以外と時間を費やす。最下部ゲレンデは雪は殆どなくかつぎであるいた。
5月3日からは田の原登山口までマイカーOKらしいのでそれ以降に行くのがベター(距離が半分になる)
デジカメの電池をNi水素充電池にしたためかAFが効かずピンボケ写真でがっかり。
3000m級とは言え春山の紫外線対策はばっちりしないと疲労度が増すかも。(顔・首が真っ赤状態)
と言うことで御嶽山初登頂は散々疲れたスキー登山となったが百名山ひとつGET!
明日30日は乗鞍岳にGO!
◆ルード(GPSデータ)・・・クリック拡大
◆全距離 14.4km(内 スキー滑走6km) 所要時間 9:50(内 スキー2:00)
◆写真
この1枚だけが携帯撮影分でまともな1枚(残りはデジカメピンボケ)
田の原登山口から。見よこのピーカン。
正面の尾根左が王滝頂上へのルートで、青色線がスキー滑走ルート。
赤線ルートがスキー滑走。(約2kmくらいある)
7合目くらいから王滝頂上までの斜面。雲ひとつなく快晴だが遠い。
頂上で1枚。
王滝頂上からスキー滑走斜面を望む。
4/30(日) 乗鞍岳(3026m)のスキー登山。
朝5時ごろに目覚める。乗鞍高原観光センターPは乗鞍の登山客の車中泊が50台くらい。
昨日の御嶽山の疲れは予想外に残っていない。身体中の筋肉痛も殆どない。自分ながら驚きだ。
寝不足感はあるがこれなら乗鞍登頂は問題ないので予定時刻より早めに7時ごろに三本滝ゲートのPへ向かう。
三本滝ゲートPは既に8割がた車が駐車しており、早めに来て良かった。
車のナンバーを見ても遠方も多い。さすが乗鞍だ、全国から来ている。
しばらくウロウロしていたら、東京の上野さんと無事合流。1年ぶりの再会だ。
準備を進めていると上野さんが「しまったシールを忘れた」と。
なんと言うことだ。ツボ脚で上がってもらうしかなく、励ましてあげる。
8時ごろに春山バスが空っぽで2台停留所に着。上野さんいわく今年は1台多いな。
バスの中では強制的に入山届を全員書かされた。乗務員から趣旨説明あったが声が小さくて意味不明。
位ヶ原山荘で入山届を係員に手渡して上野さんと共に出発。上野さんは久しぶりなようで位ヶ原の急坂を登り切ったところで一服。
ツボ脚で担ぎのせいか脚が遅い。自分から「とてもついて行けないので先行して」と。
悪いが今日は昨日と違い脚が良く動き、標高2500mを越えても息が上がらないし心拍も平常を維持し快調。
頂上直下には去年より40分も早く11時過ぎに到着。
30分ほど上野さんを待ったが全く姿が見えず、ツアーコースくらいまで滑って待つことにして頂上直下の急斜面にドロップイン。
0℃くらいまで冷えたせいか雪質はカリカリ。1ターン目でエッヂが外れて転倒。昨日のザラメシュプール跡が結構深くカリカリ状態で残っていて滑りにくい。去年の薄い新雪とは違い過ぎる。転倒するとかなり滑落するので慎重にターンしながら中腹まで滑走。
中腹からはカリカリが弱まってきたので快調にテレマークターンが決まるようになり一気に位ヶ原付近まで滑る。
位ヶ原で上を見上げると頂上直下の急斜面は誰も滑っていない、大雪渓のほうの斜面に黒い点となって多数の人が滑っている。
カリカリで頂上直下を避けているのかもしれない。去年はたくさん滑っていたはず。
ツアーコースに入ってから遅い昼食をとりながら上野さんを40分ほど待ったが現れず。先にPまで降りることにした。
三本滝からマイカーで下ると、約500m位の道路脇で黒い塊を発見。
なんと熊(クマ)ではないか。
ガードレールに手を置いて道路へ入ろうとしていたか、こっちの車に気が付いて白樺林の中へ消えて行った。
情報では聞いていたが10mほどの距離から見てしまいびっくりだ。
ハイカーが居てもおかしくない場所なので怖い。熊避けの鈴は絶対必要だが果たして熊が逃げてくれるか疑問だ。
ザラメ雪だがやっぱり乗鞍は一気に三本滝まで歩くことなく滑れるので本当に楽しい。昨日の御嶽山は25度くらいの斜面が2km位続くが歩きが入ったりするし乗鞍頂上直下のような急斜面がなく単調なので自分としては乗鞍のほうが好きだ。
第一、春山バスを使えば1200円で2時間強で登頂できる。
来年はもう少し早い時期に新雪を狙ってきてもいいと思う。
明日はチャオ御岳スキー場で職場の同僚2名と合流の予定だが体力的に今日が限界かも。もう60歳ですから。
観光センター前の温泉に入って身体を休めることに。今回も無事に2山スキー登山完了。ご安全に。
◆ルード(GPSデータ)・・・クリック拡大
◆全距離 8.4km(内 スキー滑走5.4km) 所要時間 4:50(内 スキー1:56)
◆写真
位ヶ原をハイクアップする人がこんなにたくさん。
超ピンボケ。トイレ付近から頂上斜面。
End
◆全体計画(予定)&感想
4/28 |
(マイカー)自宅11:10=山陽道・名神・中央道=中津川IC=道の駅木曽福島18:20=車中泊=28:20道の駅=おんたけ2240スキー場P29:15
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道の駅車中泊(木曽福島)
0264-21-1818
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4/29
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オンタケ2240スキー場P6:10・・・田の原登山口7:50~8:20・・・王滝頂上11:50・・・剣が峰頂上12:35~13:07・・・王滝頂上13:43→田の原登山口14:31→スキー場P15:50
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=マイカー=乗鞍高原観光センターP 19:00(温泉・車中泊)
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乗鞍高原観光センターPで車中泊
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4/30
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乗鞍高原観光セP 06:30=マイカー=三本滝ゲートP 07:00-08:20春山バス乗車=位ヶ原山荘08:44-08:50・・・位ヶ原・・・肩の小屋10:20・・・剣ヶ峰(頂上)11:08-11:38・・・位ヶ原12:15・・・ツアーコース・・・かもしかゲレンデ・・・三本滝ゲートP 13:30・・・温泉・食事・・・20:00東海北陸道(関SA)
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東海北陸道 関SA車中泊
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以上