・場所:斜里岳 mezase百名山! 77座目
・日程:2017年07月22日(日帰り)
・メンバー:自分, その他メンバー 1人
・天候:曇り時々晴れ
・コース状況/その他情報:
登りは下二股から旧道の沢沿いを登ったが、渡渉が10数回あり、浅瀬に踏み入れたり石を踏んで渡るので両ストックがあるとバランス良く渡ることができる。水量的には多くはないが、踏み外せば膝まで浸かるし、登山靴は当然防水でないと水が入る。
また、滝の横を3点確保で登る箇所が数回あるので、意外と滑りにくいが滑落注意。
下りは新道を利用したが熊見峠から下二股まで激下りなので滑落注意。
・感想
2017北海道 山旅ツアー2日目。
今日も昨日の雌阿寒岳に続いて斜里岳に登る予定で清岳荘の駐車場で車中泊していたが、早朝の山の天気予報で午後から悪天・強風。迷いに迷って今日は中止にしたが、相棒の近場をウォーキングしたい の一声で急遽登ることに決定。
予定より40分近く遅れて6時50分ごろに清岳荘登山口を出発。
登りルートの下二股からの沢沿い歩きでは、渡渉が多いし、沢沿いを3点確保で登る箇所が多いので相棒の安全確保が気がかりだったが、調子良く登ってくれたので涼を楽しみながら登ることができた。
稜線手前から強風(爆風と言う人もいた)がすごく、覚悟はしていたが思わず台風姿勢をとりながら恐々登ってしまった。
年配者のグループや地元 斜里町の中学生グループなど大勢の登山者が居たので、結構賑やかで楽しい雰囲気で山行できた。
中学生達は、スニーカーで沢を歩いて足元はずぶ濡れになりながらだった。元気ですね。
強風と悪天予報があり慎重になって日延べするところだったが、結果的には沢沿い歩きで登りは涼しく、強風に打ち勝って登頂でき、日本百名山77座目の達成は記憶に残る山の一つとなった。
明日からは、雨予報でしばらく山はお休み。
観光で楽しもう。
・GPSの記録
出発時刻/高度: 06:44 / 673m
到着時刻/高度: 15:33 / 675m
合計時間: 8時間48分
合計距離: 10.32km
最高点の標高: 1502m
最低点の標高: 643m
累積標高(上り): 940m
累積標高(下り): 927m
・ルートマップ&標高グラフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/62/cb5a2d5591360c2f3855186a52e7a267.jpg)
・写真/動画
斜里町から見た斜里岳の雄姿。稜線の形は鋭く男性的な山に見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6b/f6c7a2ce981351bb8a5b8f315c18ab85.jpg)
清岳荘と言う素泊り小屋(素敵なロッヂ風)がある登山口から 予定を40分遅れてスタート。
相棒はルンルン(^^♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/96/f361300fc91600e46c1f741101222d25.jpg)
10分ほど山道を歩くと大きな林道に出る。この先に昔の清岳荘があったようだ。
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最初は普通の登山道。
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40分後、いよいよ渡渉が始まる。川幅は5mくらいだが、石を踏み外せば膝下くらいまでドボン。
バランスを崩さないように渡ること。
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とにかく沢沿い歩きと渡渉が相次ぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/28/0bdcabef220804ad4cbd4975144809c0.jpg)
沢沿いの狭い岩の上を慎重に歩く。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/8d/6c801c5124eaf677e4e6d7c7f20f827c.jpg)
1時間ほど沢を歩くと、前方に頂上らしき景色が。
遠~いなあ。
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下二股まで来ると、滝が現れて より涼しく感じる。
ここは「水連の滝」。登山道はここは左を巻いていく。
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小滝だが水流に勢いがあって涼しそう。
左へ巻いて登る。
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更に落差が大きい滝が現れる。
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落差10mくらいか。滝のすぐ横の岩場を3点確保で登るので滑落注意。
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「万丈の滝」。
落差は15m~20mあるが、右を巻いて登るのでそれほど危険はない。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6b/cc3064f872719c1d1f23f045246aec87.jpg)
さきほどの「万丈の滝」右側のルートはロープがあるほどの急坂。滝には落ちないが滑落すると
大怪我するのでゆっくり慎重に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/18/dd254e06ab179aa4f9caa37edb6e0d53.jpg)
ここは滝の左側を巻くが、ロープはなく滑り易いので慎重に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/1b/57773beec595d8b1cb4959257ad6492b.jpg)
滝の水しぶきを浴びながら登るので涼しさ満点。
岩場は濡れているので3点確保で慎重に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/74/cd4a016b72ad6c678ecd421048e3ee69.jpg)
上二股へ出ると頂上への稜線上の分岐点が見える。
長い沢歩きが終わってヤレヤレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f4/64c112b31260c91d98d98d8f9975863a.jpg)
標高1480m。
強風の中を稜線上で一息。
東方向の稜線上登山道が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/e9/27e653d642a29d8886af07a27ec9d427.jpg)
頂上が見えてきた。
この手前のガレ場を登る時に、生徒を率いた学校のセンコウらしき男に激しく呶鳴られ、こちらに対し
て登るルートを大声で指示したみたいだが、意味不明。
学校の先生って、人によってはみんなが生徒に見えて呶鳴る習性があるのかな?![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b6/4173972de2e17689bc48c17167f04446.jpg)
強風の中、最後のガレ場へと進む。
飛ばされないように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/be/879123f4470685e0ed1b96d4e1589bc1.jpg)
頂上だ!
強風で立っていられないくらいだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/5a/f633497e3bfddc9514dbdcbffbd4fa6a.jpg)
強風で相棒のカメラ撮りもぶれて顔映らず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/df/7d3ec21361885a8d696464fd132dcb31.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ab/21647f72ef11e48ac84f8e479fa95b6f.jpg)
斜里の町とオホーツク
綺麗でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/d9/f1d94b5e6785abc2ac30ee12fdb43afd.jpg)
頂上は10分ほどが精いっぱいで、直ぐに下山開始。
すると登りで気付かなかったがニッコーキスゲが僅かながら咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/07/0c49964cf8c9cecb615edb73396a1b83.jpg)
上二股付近でランチ休憩してから新道の熊見峠へ向かう標高1230mで斜里岳を振り返る。
複数の峰が重なり、かなり山深いのが分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/93/565b8ac578e90a60a44c404e94fff9ca.jpg)
これは、これから歩く熊見峠方面新道ルート。
右側稜線を沢に下山していく。
下山だが一旦登ってから沢へ激下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/57/05fcd8bb7ea2c957215e3057d5d7e7e2.jpg)
上二股から歩いて来た新道ルートを振り返る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/06/dd91b035926a9eddc72aee47cb0f1707.jpg)
新道から下二股までの激下りを1時間かけて歩いて清岳荘の登山口へ無事下山。
相棒はマイペースを崩さず見事に9時間強で歩き抜きました。
お疲れ様(^^♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5e/c8182cf36b76b941de0930cacfcc80cf.jpg)
天気を読み違えてしまい、うっかり中止にするところだったが、強風をおして決行して良かった。
沢沿いを登る旧道はさすが夏向きの涼しいルートだった。
強風もいい思い出になり、日本百名山77座目うれしいgetになった!(^^)!
明日からは雨模様でしばらく山はお休みで観光を楽しもう。
END