ついにパイレーツ・シリーズ3部作の完結編となる“Pirates of the Caribbean: At World's End(パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド)”が、全世界で今月23日から25日(各現地時間)にかけて同時公開されることになっている。ストーリーのゆくえに期待感が高まり、一刻も早く公開が待ち望まれる一方で、終局を迎えてしまうことに一抹の寂しさを感じるファンも多いことだろう。海賊ジャック・スパロウ役のジョニー・デップも、このシリーズが終わってしまうことを残念に思っているひとりであり、向こう見ずな海賊との別れを告げられずに、ラストテイクを何度か撮りなおしさせて名残を惜しんだことを明かしている。
『クランクアップを先送りにできる唯一の瞬間だった。ゴア(ヴァービンスキー監督)に、「私は全てうまくいったと思うが、それでもラストをやり直したいっていうのかい?」と聞かれたので、「ええ、別のテイクをやらせて下さい。もう少し別の演じ方を試してみたいもので。」って答えていたけど、それはただ単に最後を迎えたくなかっただけなんだ。何ヶ月もの間をずっとジャック・スパロウとして過ごしてきただけに、さよならを言うことができなかったからさ。』
デップはもうひとつの撮影秘話を明かしており、共演者でエリザベス・スワン演じる若干22歳のキーラ・ナイトレイとのキスシーンは、気まずい雰囲気でぎこちなかったものであったという。気が合うとか合わないなどの問題ではなく、21歳もの年齢差に気後れしてしまったところがあるらしく、『キスシーンはいつも厄介だけど、特にキーラとは一緒にいてそんな状況になったことはなかったからね。彼女はたった3歳で、俺なんか1000歳のようなもんだから。互いに知り合って数年になるけど、いきなり「キスする準備はいいか?」って来られても、やるしかないしな。ある意味でスタントを任されているような気にさせられた。彼女の方が実に潔かったよ。』、と‘New’誌のインタビューで打ち明けている。
ジャックのラストテイクは、感慨深いものがあったんじゃないかなと
思っていましたが、やっぱりジョニーは名残を惜しんでいたんですね。
ラストテイクの撮りなおしを求めるなんて、なんともジーンと来ちゃうエピソードですよね。
昨日、『呪われた海賊たち』の地上波放送がありましたね!
もちろん、見ましたよ。
何度観てもワクワク出来る作品ですよね。
映画を観ていたらプレミアの時のジョニーを思い出しました。
あのシャイな感じのジョニーが演じているなんて
本当に信じられない気持ちでした。
彼は演じているとき、本当に役になりきってしまうんですね。
本当にすごい俳優です。。