こんにちは。
いつも遊びに行っている、Oh Johnny! さんのサイトで
『デッドマン』のキャプチャー画像がアップされていました。
「デッドマン ~作品の美しさと表情の変化」なんて
大それたタイトルを付けてしまいましたが
本音を言うと、ブログに画像をアップしたかったのですぅ(笑)
この作品は大好き♪
思わず、見とれてしまう画像の数々を見ていると、
物語が進むにつれ、ジョニー演じるブレイクの
表情の変化に改めて気づかされます。
そして、どのシーンを切り取っても、絵画のような美しさがあるんですよね~。
物語のプロローグ。長い汽車の旅。
気が弱そうで、不安げな表情が印象的です。
思わぬことから、殺人犯として追われる羽目になったブレイク。
助けてくれた謎のインディアン、ノーボディと旅することになる。
この時のブレイクは、ノーボディに頼り切っている感じがとっても感じられます。
ノーボディとの旅のワンシーン。
これこれ!!
一瞬ですが、大好きなシーンです。
白樺並木、馬との旅。
モノクロ映画ならではの、美しさですよね♪
旅の途中で、自分の手配書を発見。
似顔絵が似ているかどうかは別にして(笑)
このあたりから、ブレイクの表情に変化が現れます。
この表情の変化。
ジョニー、意識してのことなのかな。
なんだか、意識してではなく本能で演じている感じがするところがスゴイ!
風景だけではありません。
ジョニーの笑顔が、とびっきり美しいシーン。
私がこの映画で最高に美しいと思うシーンです。
スクリーンで見たときの感動が忘れられません~。
無表情で、銃を撃つこのシーン。
最初に感じた気の弱さは、みじんも感じません。
ブレイクの冷静さに、怖さを感じながらも
物語の冒頭には無かった、瞳の輝きから目を逸らせない。。。
このあたりまで来ると、もういっぱしの殺し屋です。
自分の行く手を邪魔するものを殺すことに、ためらいはありません。
銃を構える姿も「様になっている」を通りこし、凄みさえ感じます。
銃を胸にボートに横になるこのシーンも、美しいですよね。
最後の土地への旅立ち。
ブレイクにもう、不安も迷いも無いようです。
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生と死のハザマを旅するブレイクの変化を、
見守るように観てしまうこの作品は、
ハッとするほど美しいシーンが
随所にちりばめられれいる作品でもあるんですよね。
ニール・ヤングの音楽も、ものすごくいい。
美しさを味わう作品。そんな気がするのデス。
ちなみに、DVDには特典映像があって
ノーボディとの出会いがもう少し長めに観れたりします。
そのほかにもカットされたシーンが観れるので、DVDで観るのもなかなかいいですよぉ。