Johnnyダイアリー

大好きなジョニー・デップのことや、映画の感想、日常の出来事を書きつづっています。

スパイダーマン3

2007年05月08日 | 映画鑑賞

【ピーター・パーカー/スパイダーマン】トビー・マグワイア
【メリー・ジェーン・ワトソン】キルスティン・ダンスト
【ハリー・オズボーン】ジェームズ・フランコ

あらすじ
人々がピンチの時、颯爽と現れて助けてくれるスパイダーマン。彼の存在は、もはや誰もが知る所となり、皆のヒーロー。そんな彼の正体は、大学生のピーター・パーカー。前作で、ずっと思いを寄せていたメリー・ジェーンともはれて恋人同士となり、何もかも順調のように思えた。しかし、ピーターの親友ハリーはスパイダーマンであるピーターに父親を殺されたと思い込み、復讐心を募らせていたのだった。一方、ピーターの叔父ペンを殺した犯人が刑務所を脱獄し、逃走途中で恐るべき力を手に入れてしまった。

******************************************************

ずっと公開を待ちわびていた『スパイダーマン3』を観て来ました!

う~ん、おもしろかったなぁ♪
なんと行っても街中を飛び回るスパイダーマンのカッコいいこと!
平面のスクリーンに映し出される映像に、立体感とスピード感を感じさせる
あの作りはものすごい!
なんだか、スパイダーマンが通り過ぎた後の風まで感じたような気分になります。
あれは、映画館で見ないと絶対損なシーンだと思いました。

でも、やっぱり総合的にみると「2」の方が面白かったかもなぁ。
物語の展開、主人公への共感度の深さ、電車でのバトルシーン・・・
ピーターの極限の頑張りに感動~!!
「2」は最高だったと思う。

それでも今回も、作品にぐいぐいと引き込まれるあの感じは健在です。

スパイダーマンの面白さ、魅力ってなんでしょうね。
主人公が、とびぬけてカッコいいわけでもないし、
いつでもどこでも、正しいことを解いている完璧なヒーローでもない。
むしろ、常に苦悩し、少しづつ成長しているその過程に魅力を感じているのかも。

今回だってピーターは、女心をちーっとも分かってないし、
ヒーローだと祭りあげられ、我を忘れ有頂天になっちゃう始末。
でもね。落ち込んだときにはもがきにもがき、
そして自分の進むべき道を模索しているその姿に自分を照らしあわしちゃうんだよね。

ねたみ、嫉妬、復讐心、傲慢・・・。
色んなダークサイトが作品の中に溢れていて、
登場人物達はことごとくはまって行ってしまう。
あろうことか、スパイダーマンまで!
その象徴が、今回話題になっているブラックスーツなんだけど
困ったことに、カッコいいんですコレが!
もし、続編が作られるとしても二度とブラックスパイダーマンを
みることは出来ないのかな~なんてちょっぴり残念にも思ったりしました(笑)

やっぱり今作は、敵役が多すぎたのかなぁ。
たくさんの敵に振り回されて終ってしまった感もちょっとあるかも。
ピーター頑張ってたんだけどね。

今回は、友達であるハリーの方がかっこよく見えてしまった!
ニューゴブリン、カッコよすぎ♪

お株を持っていかれたまま終ったんじゃ、スパイダーマンらしくないよね。
ぜひ次回でバッチリかっこよく決めて、また感動のため息をつかせて欲しいです!!