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グーグル 生成AI活用した新たな検索サービスで誤情報が表示

2024-05-26 11:39:00 | その他気になった事


問題は何故生成AIに頼ろうとするかなのです。
そこにはコンピュータの信頼が有れば、任せて合理化出来たような気分になれるいい加減さが漂います。
生成AIの元データはネット上の資料全般であり、信頼性が規格化されていません。
wikiのように資料とかバックデータとリンクさせるならまだ精度は保たれます。
そのバックデータの制限して不必要な情報は規制しないと精度は上がりません。

難しいのはむしろ辞書や百科事典のような資料そのものを明確に契約して利用出来るようにする著作権対策でしょう。
そして写真などで個人の肖像権を優先して誤解され易い顔、特徴、声、仕草など取り込まない努力です。
こう言うのを言い出すと結局アメリカのAppleがスマホを定義した時から問題は発生し未解決なまま、漫画村みたいな事が起きる想定もしないネット産業を強引に許容させてきただけです。
当然ですが、本来の法律や慣例が有りますから生成AIには限界が有るのです。
しかし、その対策が出来る程今のネットを支配するような国際的企業に融通性がなく我先にと先行しようとデモ版並みなのに公開しています。
完成版ならミスは許されないのですが、そう言う雰囲気は御法度でメディアも絶対にそこまでの精度を求めないと言うか、ネットの信頼性の低さ、フェイクニュースなどの存在を配慮しています。

翻訳でも英語を日本語に置き換えるだけで、訳された日本語の文章の整合性は問わないのです。
仮に問うとしたら、意訳をつけるだけの能力が必要でしょうが、そう言うのを練習させた話は聞きません。
これまでの翻訳の仕方を翻訳ソフトに学ばせるだけの余裕が国際的な大企業ですら持たない実情です。
英語と他のヨーロッパ言語なら置き換えで済むのに日本語だけは更に通じるような工夫をしないと日本語の表現として違和感の塊になってしまいます。
例えば、映画の吹き替えでも結局はそのままでなく脚色してでも違和感のない会話にしてしまうのでしょう。

歌の歌詞にしてもそのままだと英会話の脳のままで日本人の脳では理解し難いので理解されるように日本語の歌詞を付け直してしまう事さえもあるのでしょう。
その寛容さは人間そのもののパーソナリティでしかなく、誰もが共通するものではありません。

時間をかけて収斂させていくような気難しい問題も現代社会の「せっかち」な欲求で動き出しました。
熟成しないのに生成AIが晒された上にそのフィードバックを利用して修正するような開発版並みの行為で商品化するソフト業界やゲーム業界くらいしかやらない手法なのです。

簡単に言うと未完成のソフトでミスがあるかもしれませんが、それでも利用して頂けるならご利用くださいと言う自己責任ものです。

それですら利用している人が既に存在して有料版で仕事に活用して省力化、人手不足を補う人達がいるようです。

あとは社会的に認められるのかで認められれば採用件数が増えて使える生成AIが主流で信頼性を勝ち取れるのかです。

そしてその生成AIの作成過程で知的財産等の問題が有れば回避するような試みがなされないと何かの時に揉めますよね。

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