最初から答えを持った取材なんでしょうね。
半年経っても復旧が捗らないと言う漠然とした話が最初にあるのかと想像されます。
基本それを解決するのが大人の取材なんですよ。
学生が現地に行って見たままを書いたとしてそれでもレポート提出先が合格とするなら良いのでしょう。
新入社員が予め調べてストリーを用意してそれを説明するのに穴埋めする形で取材写真や状況説明なら上司によるでしょうけど悪くは言わないのでしょう。
ただ、本来のメインのテレビや新聞は取材しただけでは終わらないのです。
テレビだと役所や専門家の意見、分析でどの程度で片付くのかを示そうとします。
当初停電や断水はいつまでと大まかな予定を出していましたが、結局それも守りきれてなく、想定以上に被害が大きく例外的な地域だけは完了しなかったように思います。
それで信頼は落ちているもののざっくりと復旧の大半は達成された状況です。
では何故、ほとんどの半年経過のニュースが捗らないと決め付けてしまうのかと言えばその内容を役所に問い合わせしないからですよね。
1次避難所の何人が仮設住宅待ちでいつ仮設に入れるのかなど整理すればそう目標がない訳ではありません。
解体工事にしても順番やその権利の複雑さを表現出来るならそれでその建物が後回しで遅れているのが分かります。
役所等に説明させる機会と年寄りに聞かないで将来のある人達へのインタビューで同じ過疎でも絶望的なのは避けるべきです。
前にも書いたとおり、悲観的なだけで書けば余計に人が去るし、寄り付かないのです。