旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

お手本から学ぶ蔓バラの剪定と誘引  in YEG

2014年01月19日 10時23分53秒 | ボランティア(YEG)

一昨日は横浜イングリッシュガーデンのサポーターデイでした。
冬は午後から二時間余りの作業。
この日は[芝生の草取り]という地味~な仕事でしたが、お喋りしながら手を動かすうちに気づくと時間が経っていました。

作業後は蔓バラの剪定と誘引を教わりました。
お行儀の悪い図太い長いシュートも出ている伸び放題の蔓バラに、迷いなく大胆に鋏を入れていく河合さんに、ただ感心するばかり
見ているこちらがヒヤリとするほど思い切りバラの枝をまげ、誘引。
初夏のバラの咲いている様子と、来年の今頃の枝の伸び様が、すでに頭の中に描かれているそうです。

それにしても力いっぱい曲げているように見えるのに、何故折れないのでしょうね~
やはりプロは違うんでしょうかね

そんな横浜イングリッシュガーデンの蔓バラの剪定&誘引後の状態の美しい事

まほろば

ホットチョコレート

スイートドリーム

各バラの枝振りにあわせた見事な誘引に、今どきの言葉で言うなら、萌え~ ですかね
何度眺めても飽きないです

大アーチの蔓バラの誘引はほぼ終わっていました。
一度すべての枝を解いて一から誘引し直すのですから、相当大変な作業でしょうけど、それがあっての初夏の美しいガーデンなのですから
有難いことです

以前から気になっていた大アーチの誘引の一部。
「蔓バラは横に曲げないと花が付かない」と教わってきましたが、まっすぐ伸ばして誘引しても枝が出て花が付く品種があるんですね(写真左側)
また、細い枝でも切らずにまとめて誘引することで、初夏の花の時期に豪華に見せることができるんだそうです(写真右側)
これも今までの栽培本には書かれていないプロのテクニックなんでしょう。


蔓バラの剪定はまだまだ続きますし、木立バラはその後になるようです。

ガーデンの真ん中のオベリスクは、二本の蔓バラの枝でぐるりと囲むように誘引されていました。

これらをお手本に、今週はボランティアをしている当市の公園の蔓バラを剪定&誘引する予定。
蔓バラの剪定&誘引の際は、いろんな意味でいつも怖いんです。
長年やっている割に、未だに自信がないからなんですけど・・・
でも頑張ります

 

ウインターチューリップはそろそろお終いでしょうか。

 

次は木立バラの剪定を見に、足を運ぶことにしようっと