ファベク会議が満場一致を貫き続けては、会議としての意味をなさないから、多数決制を提案するトンマン。
それに賛成する中小の貴族、庶民。

ファベク会議に参加する大貴族は動揺。
ピダム、チュンチュ、ヨムジョンの三人でお話し中。
税制改革は、9対1で否決されたことにビックリのピダム。
ヨムジョンが、ファベク会議の議決の方法について、説明します。
チュンチュ「セジョン、ミセン、 ハジョンがいるのに、9の賛成票があったのか」
ピダム「すべて、ミシルの指示だろう」
チュンチュが税制改革を通したくないが、批判もさけたい彼らの心理を見抜きます。
ヨムジョンは、トンマンが提案した多数決制なら、すぐに結果が出ると利点を説明。
しかし、ファベク会議を通過するのは無理だろう…と。
チュンチュ「でも、悪い作戦じゃないかも…」
若いけど、一応頭が切れる設定だもんね
改革を望む貴族にとっては、今日の否決は不満を助長する…と。
それを聞いて身を乗り出すピダム。
うまくいくかも…と嬉しそうな三人。
ファベク会議では、トンマンの提案である多数決制が否決。
赤が反対票、緑が賛成票でしたよね。これはつまり…否決
終了後、中小貴族や花郎の間に不満をいう者が続出。
おなじみ、チュクパンとサンタクの喧嘩。
珍しいところでは、パグウィ郎やソップム郎が言い合いしたり…
宮殿の廊下で、トンマンとミシルがたまたま出会います。
ここでの会話で…ファベク会議の伝統の満場一致は700年続いてきたらしい

トンマン「こんなやり方は過去のもので、今の時代には合わない。有力貴族にとって有利なだけ」
…こんな感じ
ミシル「その満場一致が公主様を助けていることをご存知ですか?
多数決なら、たった6票で公主様を政治から退けさせることも可能です」
う~ん、さすがミシル、痛いところを突きます。
ミシルの全てを見透かしたような態度も怖い。
ところ変わって、ミシルの部屋で…。

ハジョンの話によると、トンマンの思惑通りに中小の貴族たちに動揺が走っているとのこと。
今までのファベク会議の制度を変えることは無理だというハジョンに対して、ファベク会議の制度は、
もはや実効性のない制度だと言えるとミシル。
結局、トンマンもミシルも考えていることは同じ…ということですか
トンマンの部屋でも…

ファベク会議は廃止して、即断即決できるよう変えていくべきだ…と。
この頃、トンマンとミシルが交互に出てきて、政策の対比や似ているところを見せる…というパターンが多いですね。
再び、ミシルの部屋。
ソルウォンが徹夜で考えた案を提出、頑張った

みたいな誇らしげな表情です。
ミシル…「なんて卑怯で下卑た謀略でしょう」???
ソルウォン…「ええ、もちろんです」
ミシル…「もっと卑怯で、もっと下卑たやり方がいいわ」
ソルウォン…「考えてみましたが…」
何言ってんだか、この二人。チンジ王のときみたいにキレイにまとめないぞっ…てことらしい。
まだまだ手ぬるいて言うことで、ソルォンが提出した案が書かれた書類を燃やしてしまいます。
これが結構ぼうぼうの火で、火事を心配してしまいました。
ミセンとミシル。
ミセンは少し不安そう、「こんなことを本当にするのですか?」って聞いている。
「こんなことは、姉上らしくない…」とも。
ピルタン郎のパパとワンユン郎(これって誰?)のパパがトンマンに面会。

ちなみに、これがピルタン郎。いたかもしれないけど、影うす
トンマンの提案した税制改革で恩恵を受けるグループの貴族らしいけど、これが曲者。
ピルタン郎のパパは、あとでセジョンに会いに行ってます。
とにかく、利害で貴族たちが錯綜してます。

ミシルがヨムジョン(ピダムの手下になった商人、チュンチュとも手を組んでいる油断ならないアノ人)に会いに行く。

このおっさんです。
ミシルの依頼は、ピダムを二日ほどソラボルから遠ざけてほしいというもの、もちろん報酬付きで。
お金を見ても渋るヨムジョンに、出来なければピダムの意志に反することになっても、無理やりにでもするように…と。
うぅ
いよいよ始まるのね
その頃、ミシル様の策が進行中。
ソルォンの策はまだまだ甘すぎる…それ以上にひどいやり方でと、ミシルが言った、
ミセンが嫌がった、
例の策です。
ソルォンは、チュンチュの叔父さんのヨンチュン公に会いに…

チュンチュに王位を継がせたいという点については、利害が一致する…などと言葉巧みにヨンチュン公の疑心をとこうとしている。
ハジョンは、ユシンのパパのソヒョンに会いに…

ユシンに嫁いだ娘とその婿、そしてその父に、純粋に会いに来たなんて言ってるし
トンマン・サイドの2人は政争に慣れてないのか、すぐに信じて?油断して、お酒に睡眠薬を入れられてしまう
翌朝は緊急のファベク会議。議題は、トンマンを政治の場から締め出すこと。
睡眠薬でぐっすり寝てしまっているヨンチュン公とソヒョンは、召集がかかっているのに、起きれない。
確かにベタにひどい手だわ
同じ日の夜、ミシルに言いつけ通り、ヨムジョンはピダムを呼び出す。
もうこの時点でピダムは怪しんでいて、話したいことがあるなら、今すぐ話せ!っていってる。

ヨムジョン…「一緒にどこかに出かけるか、酒を飲もう」
ヨムジョンとピダムが2人でお出かけなんて、ありえな~い。ミシルも無茶言うわ。
あまりに苦しまぎれなお誘いをしていることをヨムジョンも自覚、ピダムを怒らせることが分かっているから、気が狂いそうッ…て。
ヨムジョンのビビり方がおもしろいです。
ヨムジョン…「出かけるのは面倒だから、飲もう。俺の見るところ、酒に強いだろう」

なんて、馴れ馴れしい態度をとった途端に、「殺されたいか!」とピダム。
いやん、ピダムったら乱暴…なんだけどステキ
ビビりつつも、ヨムジョンはしたたか。しらふじゃ言えない…一杯だけと言って、無理にお酒に付き合わせちゃう。
翌朝、椅子に手足を縛られた状態でお目覚めのピダム。縛られるのは、二回目ね。
ピダムが怖くて、ヨムジョンが相当ビビってます。 この時と二回目…
ピダム…「これは何だ? 酒に何を入れた? 頭がおかしくなったのか? 死にたいのか!」
また言ってますね

ヨムジョン…「静かにしてくださいよ、こっちは気が狂いそうなんだから」
あ~確かに、ピダムみたいな男を相手にこんなことをしなくちゃいけないなんて。見てる分には面白いけど、このおじさん
ピダム…「ほどけよ、こんなにきつく縛って」
ヨムジョン…「ちょっと待って、少し考える間をくださいよ」
ピダム…「マジで気が狂ってるだろう? どうして俺のことを縛るんだよ!」
こんな感じかな…ピダムのことを想像しながら書くセリフって楽しい
ピダム…「こっちに来い! 来いってば!」
二人っきりの時に言っていただければ…
慌ててファベク会議に駆けつけるヨンチュンとソヒョン。
白い服がヨンチュンとソヒョン
ミシル側の兵士に阻まれて入場できない。
そこのところを、ユシンやアルチョンと郎徒たちが駆けつけて突破、決議にはなんとか間に合う。
トンマンの危機は免れたか!と思った矢先、
会議の場にいたユシンとアルチョンが剣を抜いたままでいたのに、セジョン=ミシルの夫=上等大が突っ込みを入れます。
セジョン…「ファベク会議という神聖な場所に、武器を持ちこんだ理由を説明しなさい」

これです。ヨンチュンとソヒョンをファベク会議の会場に誘導する時についうっかりしちゃったんですね
下の策とはいえ、ミシル様は十重二十重に策を巡らせています
ピダムとヨムジョン、まだやってます。

ピダム…「公主様が危険なんだ!」
ヨムジョン…「じゃあ聞きますけどね、どうして公主様が危ないんです?」
ピダム…「時間がない、これは俺しか気付いていないことなんだ。みんな、トンマン公主の考えが正しいと思っている…だから、行かないと」
ヨムジョン…「わたしが納得できるような理由を言ってくださいよ。ミシルが何をしようとしているのか? あんたとミシルの関係は?」

ピダム…「縄をといてくれ~」

ピダム…「これは政変で、みんなミシルが企んでやっていることだ」
ビビるヨムジョン。この人、ビビってばかりです。
一方、ピルタン郎のパパはソラボルに近い所に軍隊をもっていて、その軍を率いてソラボルに向かいます。もちろん、ミシル様の策です。
それを聞いて、あり得ない…と慌てて宮殿に戻るトンマンとチュンチュ。
ピダムの予想通りになってきました。
ピルタン郎のパパの話が飛び込んできて、やっとヨムジョンも決心しました。
ファベク会議の会場に、ソルォンが兵部を率いてやってきます。これもミシル策。

ファベク会議場の外に武装した兵が待機している(ユシンとアルチョンの郎徒たちのこと)という理由です。一触即発。
全然、その気のないユシンとアルチョンは、間に入って、一旦収めます。
ミシル様の策は本当によく出来てます。下の下らしいですが。以下、全てミシル策。
危険なファベク会議場から大等たちを守るため、兵部誘導で避難が始ります。
誘導してたソップム郎が、セジョン上大等の脇腹を皆に分からないように、そっと刀で刺します。
前の晩に、チルスクとソップムとセジョンで密談。いざという時は、八番目と九番目の肋骨の間を刺すように…とソップムは指導を受けてたんですね。
セジョンが痛い!と大騒ぎ。
「上大等が暗殺!」と周囲は大騒ぎ。
その声を聞きつけて、「政変だわ…」とトンマンはようやく気付きます。
ピダムの出ないシーンは力が入りません
おしまい
うふふのピダム