またまた、アル症の事を書くのに飽きてきました(笑)
つーかですね、よくよく考えてみたら、アル症よりも先にACの話を書くべきではなかったのか、という気になって来ました。
前にも書きましたがACとは越行の病気であり、その原因は子供の頃を過ごした家庭にあります。
(越行の説明に関してはアルコール依存症は不治の病?その1・その2・その3・その4あたりをごらん下さい)
で、 ACと呼ばれる人たちはアディクションの予備軍(あるいはすでに依存症本人)であります。実際にアル症や摂食障害、薬物、ギャンブル、買い物等の依存症の 根源的な原因は、家庭環境にあるという事はAC関係では常識として言われている事です。しかし、私の知っている範囲では、アル症の人はあまりそういう考え 方を受け入れない傾向があります。
このことを受け入れる入れないで断酒の成功率に差があるわけでもないでしょうし、個人的にはアル症の本 人がどう考えようとも飲まずに生きてれば(あるいは正常飲酒していれば)いいと考えているので、どうでもいいといえばどうでもいいんだろうけど、一つ気に なることがあります。それは前にも説明した世代間伝播の事です。
私も以前はAA等に通って断酒を成功させれば、アル症本人の子供の問題も 何とかなるかもしれないと思っていました(もちろん飲んでる親より断酒した親の方が10000倍マシですからこれだけでもすばらしい事と言えるでしょ う)。具体的に言うと、アル症本人がAAに、奥さんはアラノンに、子供たちはアラノンAC等に通う事で、最終的には世代間伝播を断ち切れるのではないかと 考えていました。
しかし、又吉氏の理論を読むにつれ、どうやらそれは無理らしいと考え始めています。でも、もしかしたらAAの方法で断ち 切れるのかもしれませんが、実証するにはあと200年位生き続けて、子孫の追跡調査が必要なんで実証は無理です(笑)。アル症は親子だけでなく、祖父孫と いう形で隔世で現れる事がままあるからです。
斉藤学氏をはじめ、アディクションの遺伝について指摘し研究している人は少しはいます。しかしこれらは単に「そういう事が原因としてある」という 認知の段階にとどまっていて、伝播を絶つためにはどうしたらいいか、そしてそれをどう治療に利用するかという方法論がありません。又吉氏の方法に近いと言 える内観療法にしても自分と親の関係までです。
しかしこの世代間伝播とそれが従来の手法では断ち切れないという事を言うと、子供のいるアル症の本人にはなかなか受け入れられないでしょうね。つーか激烈な反応があるでしょう。
しかしそれでもなお、子供そして子孫に対する禍根は出来れば自分の代で絶っておきたいと願う人の役に少しでも立てばと願いながら筆を進めるのでありました。
今日はまとまんねぇ~!けど、この世代間伝播を従来の方法では防げないというのは、胸にわだかまった事なんで少し吐き出させてもらいました。
つーかですね、よくよく考えてみたら、アル症よりも先にACの話を書くべきではなかったのか、という気になって来ました。
前にも書きましたがACとは越行の病気であり、その原因は子供の頃を過ごした家庭にあります。
(越行の説明に関してはアルコール依存症は不治の病?その1・その2・その3・その4あたりをごらん下さい)
で、 ACと呼ばれる人たちはアディクションの予備軍(あるいはすでに依存症本人)であります。実際にアル症や摂食障害、薬物、ギャンブル、買い物等の依存症の 根源的な原因は、家庭環境にあるという事はAC関係では常識として言われている事です。しかし、私の知っている範囲では、アル症の人はあまりそういう考え 方を受け入れない傾向があります。
このことを受け入れる入れないで断酒の成功率に差があるわけでもないでしょうし、個人的にはアル症の本 人がどう考えようとも飲まずに生きてれば(あるいは正常飲酒していれば)いいと考えているので、どうでもいいといえばどうでもいいんだろうけど、一つ気に なることがあります。それは前にも説明した世代間伝播の事です。
私も以前はAA等に通って断酒を成功させれば、アル症本人の子供の問題も 何とかなるかもしれないと思っていました(もちろん飲んでる親より断酒した親の方が10000倍マシですからこれだけでもすばらしい事と言えるでしょ う)。具体的に言うと、アル症本人がAAに、奥さんはアラノンに、子供たちはアラノンAC等に通う事で、最終的には世代間伝播を断ち切れるのではないかと 考えていました。
しかし、又吉氏の理論を読むにつれ、どうやらそれは無理らしいと考え始めています。でも、もしかしたらAAの方法で断ち 切れるのかもしれませんが、実証するにはあと200年位生き続けて、子孫の追跡調査が必要なんで実証は無理です(笑)。アル症は親子だけでなく、祖父孫と いう形で隔世で現れる事がままあるからです。
斉藤学氏をはじめ、アディクションの遺伝について指摘し研究している人は少しはいます。しかしこれらは単に「そういう事が原因としてある」という 認知の段階にとどまっていて、伝播を絶つためにはどうしたらいいか、そしてそれをどう治療に利用するかという方法論がありません。又吉氏の方法に近いと言 える内観療法にしても自分と親の関係までです。
しかしこの世代間伝播とそれが従来の手法では断ち切れないという事を言うと、子供のいるアル症の本人にはなかなか受け入れられないでしょうね。つーか激烈な反応があるでしょう。
しかしそれでもなお、子供そして子孫に対する禍根は出来れば自分の代で絶っておきたいと願う人の役に少しでも立てばと願いながら筆を進めるのでありました。
今日はまとまんねぇ~!けど、この世代間伝播を従来の方法では防げないというのは、胸にわだかまった事なんで少し吐き出させてもらいました。