4/11のブログの続きです。
アルコール依存症が治るメカニズムを理解するためには、マズローの欲求段階説を知っておく必要があります。
http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm から引用。
--ここから引用開始--
アブラハム・マズロー(1908年~1970年 A.H.Maslow アメリカの心理学者)は,彼が唱えた欲求段階説の中で,人間の欲求は,5段階のピラミッドのようになっていて,底辺から始まって,1段階目の欲求が満たさ れると,1段階上の欲求を志すというものです。
人間の欲求の段階は,生理的欲求,安全の欲求,親和の欲求,自我の欲求,自己実現の欲求です。生理的欲求と安全の欲求は,人間が生きる上での衣食住等の 根源的な欲求,親和の欲求とは,他人と関りたい,他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求で,自我の欲求とは,自分が集団から価値ある存在と認めら れ,尊敬されることを求める認知欲求のこと,そして,自己実現の欲求とは,自分の能力,可能性を発揮し,創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求のこ とです。
--引用はここまで--
とまあ、こんな感じです。理論としては単純なので読めばすぐにわかるでしょう。
各段階の欲求は今後の説明のために以下のように統一します。
生理的欲求 安全欲求 所属・愛情欲求(親和の欲求) 承認欲求(自我の欲求) 自己実現欲求
実はマズローは自己実現の次に「自己超越欲求」というのを設定しているのですが、説明では自己実現まであれば十分なので、それは省きます。
さて、下位の欲求が満たされると一つ上位の欲求が発生するというのがマズローの理論ですが、実はこれ、現在の心理学では否定されています。理由はこの順番 どおりに欲求が発生しないことが観察されているためです。
ここで押さえておいてもらいたいのは、
1:マズローの理論では人間の欲求は段階的に発生し、下位の欲求が満たされると一つ上位の欲求が発生する
2:しかし臨床的にはそうでない欲求の発生がみられる の2点です。
アルコール依存症が治るメカニズムを理解するためには、マズローの欲求段階説を知っておく必要があります。
http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm から引用。
--ここから引用開始--
アブラハム・マズロー(1908年~1970年 A.H.Maslow アメリカの心理学者)は,彼が唱えた欲求段階説の中で,人間の欲求は,5段階のピラミッドのようになっていて,底辺から始まって,1段階目の欲求が満たさ れると,1段階上の欲求を志すというものです。
人間の欲求の段階は,生理的欲求,安全の欲求,親和の欲求,自我の欲求,自己実現の欲求です。生理的欲求と安全の欲求は,人間が生きる上での衣食住等の 根源的な欲求,親和の欲求とは,他人と関りたい,他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求で,自我の欲求とは,自分が集団から価値ある存在と認めら れ,尊敬されることを求める認知欲求のこと,そして,自己実現の欲求とは,自分の能力,可能性を発揮し,創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求のこ とです。
--引用はここまで--
とまあ、こんな感じです。理論としては単純なので読めばすぐにわかるでしょう。
各段階の欲求は今後の説明のために以下のように統一します。
生理的欲求 安全欲求 所属・愛情欲求(親和の欲求) 承認欲求(自我の欲求) 自己実現欲求
実はマズローは自己実現の次に「自己超越欲求」というのを設定しているのですが、説明では自己実現まであれば十分なので、それは省きます。
さて、下位の欲求が満たされると一つ上位の欲求が発生するというのがマズローの理論ですが、実はこれ、現在の心理学では否定されています。理由はこの順番 どおりに欲求が発生しないことが観察されているためです。
ここで押さえておいてもらいたいのは、
1:マズローの理論では人間の欲求は段階的に発生し、下位の欲求が満たされると一つ上位の欲求が発生する
2:しかし臨床的にはそうでない欲求の発生がみられる の2点です。