歳を重ねて基礎代謝が落ちたので、若い頃のように高カロリーの食事や量を食べていたら、メタボになって生活習慣病になってしまいます。もっとも若い頃のように油コッテリの料理や大量の食事は胃袋が受け付けません。歳と共に“素食”が日常化してしまいました。「食」について欲が無くなったわけではありませんが、日ごろは食べたいものが少しあれば十分です。季節の魚や野菜など、素材本来の味を感じられれば幸せに思います。だからお浸しや漬物、焼き物、刺身といった素朴な日本食になってしまいます。どうも手が込んで、素材よりも味付けに凝った洋食や中華はいけません。素食生活がやはり体に合っています。ですが野生のキノコや山菜、釣り魚、無農薬野菜などを食べられること自体が、極めて贅沢な「食」になってしまったから、見方を変えれば贅沢なことかもしれません。一汁三菜の和食が世界文化遺産に指定されましたが、日本の本来の「食」とは野生の食材や無農薬野菜、干物といった保存食が主体だったはずです。「食」を見直すことも大切だと思います。
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