甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

厄払い

2009-01-12 13:49:45 | 歳時記


 湿り雪の降る先日、盛岡八幡宮で家族の厄払いをしてきました。

 受付では小さな瓢箪やらカラフルな御幣やら白い上着やらを渡されました。瓢箪には息を三度吹き込み、係の方に厳重にボンドでふたをしてもらいます。これを後ほどお祓いしてもらうのです。

 ご祈祷は30分ごとに行なわれている様子でした。待合室で雑誌など見ながら待っているとアナウンスがあり、神職さんに引率されて白い上着を着た10人ばかりの老若男女とその家族たちがぞろぞろと拝殿に入って行きます。

 極彩色の拝殿やら神職さん達の舞(体のコアを鍛えていないとできない舞に見えました)やら生演奏(雅楽で使う楽器です)やら住所番地アパート名部屋番号まで読み上げる祝詞やら、とにかく一つ一つがもの珍しく面白く(失礼!)神妙な場なのにわくわくしていた私です。

 ご祈祷が終わり、外の「瓢箪掛け」に先ほどの瓢箪を掛けて帰路につきました。


 お土産として渡された袋には、御札・お守り・お酒・「神饌」と書かれた小箱(おせんべい、海苔、鰹節、梅昆布茶)、小袋入りのお米と塩が入っていました。


 自分のことではないのに、何だか自分まで清めてもらったような気分です。その上色んな珍しいものが見れてラッキーでした。
 初穂料として納めたのは13500円。事前に金額は電話で聞いていたので、「熨斗に入れるべき?」と迷いましたが、「熨斗袋に500円玉って入れるのか???」と踏みとどまりました。何のことはなく、受付でおサイフから払いました。


 今年はいい年になりそうです。

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