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盛岡の送り盆の行事「舟っこ流し」に行ってきました。
「あさ開」カレンダーによると・・・南部藩主・行信の娘が240年前に行なった水灯の大法要を起源とし、その後は北上川で溺死した遊女の霊を慰めるために受け継がれてきたものだそうです。
現在は北上川両岸の町内会や様々な団体がそれぞれに趣向を凝らした「舟っこ」を製作し、先祖供養・無病息災などの祈りをこめて「舟っこ」に火を放っています。
私が北上川左岸、明治橋上流100mほどの河川敷に到着したのは6時頃。「舟っこ流し」開始から30分ほど経った頃です。夏の日は未だ高いのですが、「舟っこ」から時折花火が上がります。
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「舟っこ」が次々と北上川に流され(実際には威勢のいい若い衆によって曳かれ)、そして火を放たれます。炎や煙や火花と共に、ご先祖様の御霊があの世へ帰って行くのでしょう。
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「舟っこ」にはさまざまな趣向が凝らされています。共通しているのは、花火や爆竹が仕組んであることと、竜頭であること。
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竜が煙を吐いたり、火花を吐いたり・・・目が光ったり尻尾から煙が上がったり。想像していたよりにぎやかで華やかな行事でした。
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「舟っこ」に火が回りひとしきり燃えた後、墓石のようなものが見えてきます。
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日が落ち、暗くなると「舟っこ」は一層美しく燃え上がります。
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「舟っこ」を曳く男衆。涼しい(涼しすぎる)風が吹く中、火花をかぶりながら「舟っこ」を曳きます。
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「あぢ!あぢ~!」と時折聞こえてきます。
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「舟っこ流し」のあとは精霊流しと花火大会。
私にはこの夏初めて(そしておそらく最後)の花火でした。やっぱり花火を見なきゃ夏らしくないです。
今年の夏も花火を見ることができて良かったなぁ・・・。
またまた「こんなものがあったとは!」ですね
綺麗ですね~!盛り上がってますね~!
岩手について(宮古についても)ぜんぜん知らないばっつでごぜんすた
秋にも行ってみたいなぁ~と思っています。紅葉の時期に。
昨日・今日と雨、明日はぐっと涼しくなるようで・・・。もう夏も終わりなのですねぇ・・・。