甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

十五夜お月さん

2008-09-15 12:10:41 | 歳時記


 昨夜の月。

 コンパクトデジカメの様々なモードを使って何十回かシャッターを押して、何とか月らしく撮れた一枚です。逆立ちして餅をつく兎がかろうじて見えます。


 3連休は珍しくずっと晴れでした。布団も洗濯物もどんどん乾きました。
 月が出たばかりの夕方、自転車を漕ぐのがえらく気持ちよくて、どこまでも行けそうな気がしました。秋はいいですね。

盛岡秋まつり

2008-09-14 10:36:35 | 盛岡散歩


 一日中あちこちで笛・太鼓の音、粋な音頭上げや「ヤーレヤーレヤーレヤーレ」の掛け声が聞こえた13日。
 中央通で「の組」の山車に遭遇しました。



 山車は木造の大八車。人力で動きます。このカーブをまがるのにも一苦労。ギーギーと音がしました。



 の組山車の正面(「風流」と呼ぶそうです)は「碁盤忠信」。歌舞伎の名場面?確かに碁盤を持ち上げていますね。



 この4人の方たちがいわば駆動輪ということですね。



 真横。



 後ろ(「見返し」と呼ぶそうです)は「わんこ娘」。さぁどんどん、という場面です。



 どうしても、押したり引いたりしている人に目が行きます。「ヤーレヤーレ」の掛け声の合間に「引け引け」も加わります。


 「盛岡秋まつり」の起源は南部藩の町づくりが完成したお祝い。実は300年の歴史があるのです。今年は9台の山車が出ているそうです。
 14日(日)午後1時に「八幡下りパレード」が盛岡八幡宮をスタート、15日(祝)午後6時に「盛岡山車大絵巻パレード」が東大通(中の橋西側)をスタートします。

天神様の狛犬

2008-09-12 00:08:00 | 盛岡散歩


 ↑夕方。グラデーションが刻々と変化していきます。


 盛岡天満宮の狛犬は独特の顔をしています。かつて石川啄木がよく天満宮を訪れ、この狛犬を「石馬」と呼んで愛で、歌にも詠んでいます。
 この狛犬を南部鉄器屋さんがミニチュアにしました。私はそれを職場で文鎮として使っています。

 今日、同僚の一人がそれに気づきました。「これって、あれだよね?!あそこのあれでしょ?!」「そうそう!あそこのあれ!」「うわ、これ、やばいでしょ。うわ~こんなのあるんだ。」
 これの価値がわかる人が身近にいて、それはそれは嬉しかったのです。そう、やばいくらいの価値があるもの、と思っているからなのです。

 すると他の同僚達が「え、何それ?」「何何?」と寄ってきたのです。
 「ほら、こういう感じで2匹対になっていて、一匹は口をあいていて、一匹は口を閉じていて。」「・・・ゴリラ?」「・・・気持ち悪い。」
 
 この人たち、生粋の盛岡人。知らない人は知らないものなのですね。

 ま、いっか。わかる人が身近にいただけで、私はうれしい。
 私はこの狛犬、かわいいとおもいますけどね~。



↑これは本物の狛犬。口を閉じてる方。

2008-09-09 22:40:17 | 歳時記


 毎日仕事で大汗(大部分は冷や汗)をかくので、ハンドタオルが手放せません。 手拭も持ち歩いているんです。今は朝顔や桔梗の柄のものを。でもどうしても汗を拭くのはタオルなんです。生まれたときからずっと(たぶん)、汗はタオルで拭いて来たんです。それに、手拭の方が高価なんです。だからなんとなくもったいないんです。
 「粋なおばさん」を目指す私としては、本当はもっと手拭を使いこなせるようになりたいところなのですが。

 9月9日は重陽の節句だそうです。新暦だと全然あてはまる感じはしません。いまだに半そでですから。
 でも朝晩はぐっと涼しくなりました。夜に朝に、虫の音がきこえます。秋祭りに向けて太鼓を練習する音も聞こえます。秋刀魚は2度、焼きました。北上の二子里芋もお店に出ていました。川井の産直には松茸も出ていました。(どちらも見るだけ。)

 写真は昨日の夜の半月。今夜はもうちょっと太めです。

猫のやつ

2008-09-06 22:59:21 | 猫道楽


 いつにも増して不鮮明な写真。網戸越しの「はな」です。

 どんなに暑い日でも私が仕事に出るときには窓と言う窓を閉めてしまうのですが、そこは猫、割合と過ごしやすい場所を上手に見つけて日中の暑さをやり過ごしているようです。(つまり寝ている。)でも家人がいる休日の日中、買い物から帰ってくると窓辺でこんなお迎えが待っているのです。

 


 「はな」は網戸の開け方を知りません。でもアパートの隣に住む子どもが「あっ、猫猫!」と興奮して網戸を開けてしまう(むろん外から)ので、簡単な鍵をつけました。
 実はこの夏、隙をみて何度か外へ逃亡し、外泊までもしてしまった不良娘です。その挙句、夏風邪をひいて散々吐きまくった挙句、お医者のお世話に・・・。獣医さんの奥さんの手を引っかいて出血させ、またもや「本当にアメリカンショートヘア?日本猫の血が混じってない?」と血筋を疑われたおまけつき。

 いずれこいつをおいそれと外へ出すわけにはいきません。「はな」がいないと心配で眠れない大人が二人、この家には住んでいるので。