甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

御田屋清水

2009-01-06 21:34:34 | 盛岡散歩


 大通り・サンビル向かいの一角にある、実は足を踏み入れにくい場所です。人も車も忙しく行き交う交差点なので、何となく・・・。

 「田屋」とは別荘のことらしいです。「御田屋清水」は、藩主の別荘に湧く清水でした。かつては城内の飲料水・茶道用として使われたとのこと。
 この一角が作られたのは昭和の始め。「近代的都市計画の中にゆかしい旧蹟のおもかげを残す」という市と開発会社の構想のもと、画家の橋本八百二が設計したようです。
 「大慈清水」「青龍水」とともに「三清水」と呼ばれています。



 プラスチックのコップが二つ。とても寒い日だったので、飲むのはやめました。



 「開町の碑」とありました。昭和初期の日付も。この一角が整備されたときのものなのでしょう。
 内容にも興味があったのですが、写真だけ撮ってとっとと立ち去りました。
 地元のおばちゃんとしては、本当に立ち止まりにくい場所なんです、ここ。


 大通りにはしょっちゅう行きますが、実はぶらぶらが難しい場所です。


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