甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

ベランダーの喜び

2009-04-12 12:11:36 | 歳時記


 昨秋球根を植えたムスカリが、この数日のうちにみるみる花をつけました。
 チューリップももうじきです。
 左に見えているピンク色やオレンジ色は、昨日花苗を植えつけたリビングストンデージー。葉や茎がきらきらした毛で覆われた、不思議な植物です。


 
 こちらは根っこで冬を越したリンドウ。紫色のカメノテ風の小さな芽から、緑の葉っぱがでてきました。今度は夏を越せるかどうかが勝負です。


 もうだめか、と思われたビオラが再び花をつけ始めたり、早春に植えつけたフロックスの苗からやっと芽が出始めたり、休日のたびにベランダに出るのが楽しみです。(平日はほったらかし・・・。)
 春ってすごい。植物の生命力ってすごい。
 なんだか疲れきった1週間だったのに、ベランダであっさりと癒されてしまいました。

中津川散歩続き

2009-04-06 20:07:41 | 盛岡散歩


 そんなに長い散歩ではないのですけどね。昨日はあまり時間がなかったので・・・。 
 与の字橋から上流に向かっています。写真↑は「深沢紅子 野の花美術館」です。私はまだここに入ったことがありません。川を挟んだ手前の足元に、深沢紅子の小さな碑があります。




 さあ、いよいよ擬宝珠で有名な上の橋です。橋のたもとの建物には「ささき千代紙店」と「東光書店」が入っています。そういえばこの辺りは昔「紙町」と呼ばれていた場所です。



 これが上の橋。旧奥州街道筋に架かり、かつては交通の要所でした。元は優美な太鼓橋だったとか。当時の擬宝珠が6個残っています。現在の橋も昭和10年にできた古いものです。



 橋を渡ってみるも良し、くぐって説明板を読むも良し。



 オウバイが見えてきました。その向こうに見える家と河原の小道と、雰囲気のある風景をつくっていました。



 色のまだ少ない風景の中、満開のオウバイが貴重に思えます。もうすぐ桜に主役を奪われてしまうわけなのですが。

 オウバイ・・・「黄梅」と書きますが、梅ではなくモクセイの仲間。別名「迎春花」と言うそうです。ごもっとも。



 歩行者用の橋「富士見橋」の手前で道路に戻りました。今度は反対側を歩いてみたいです。杉花粉の落ち着いたころに・・・。

中津川散歩

2009-04-05 13:46:00 | 盛岡散歩


 盛岡で過ごす初めての週末だった、という方達も多いことでしょう。
 残念ながら桜はまだまだ先(何となく、20日位が見ごろなのでは、という気がします。何の根拠もありませんが)ですが、それでも春らしさは大気に満ち満ちています。
 もうダウンジャケットはクリーニングに出してしまいましょう!

 さて、オウバイが咲いたとの記事を見たので、中津川原を散歩してきました。スタートは中の橋。西側(右岸)を上流に向かって歩きます。
 写真はござ九さんの土塀と喫茶・ふかくさ。



 「川と銀行 木の緑」の岩手銀行中の橋支店(旧盛岡銀行本店)。冬の間にお化粧直ししていたようです。



 ござ九さんの土壁がきれいです。柳の枝もほんのり緑色をしている気がします。



 中の橋の上流一つ目の橋が「与の字橋」。橋のたもとの「よ組」番屋にちなんで命名されたとか。「銀行橋」とも呼ばれたこともあるらしいです。
 橋の下にこんなプレートがついていたとは、知りませんでした。


 さらにお散歩は続く。