甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

そば屋寄席ふたたび

2009-01-17 18:28:56 | 江戸趣味
 「東家」といえば老舗のおそばやさん。観光客にはわんこそばが人気ですが、実はカツ丼も絶品です。

 昨年夏、大手先店の2階で「そば屋寄席」がありました。こじんまりした会場、手作りの舞台で柳家さん喬師匠をたっぷり堪能し、東家さんの粋な企画に感謝いたしました。

 12月にもさん喬師匠を迎えてのそば屋寄席があったのですが都合で行けず(さらにその翌日花巻に来た弟子の喬太郎師匠も見に行けず)、思い切って正月休みに東京で初席めぐりをしようかとも思ったほどでした。
 結局初席も風邪を引いて断念。


 来月「盛岡そば屋寄席特別会」があるようです。東家さんのサイトにはまだ出ていないようですが、会場の「プラザおでってホール」のイベント案内にごくあっさりと出ていました。

 今回盛岡にいらっしゃるのは、なんと柳家小三治師匠と一門の6人です。そば屋の2階とは違って広いホール落語にはなってしまいますが、でも小三治師匠です。小学生の頃NHKの「お好み演芸会」で見て以来、ぜひ一度直に見たいと思っていた小三治師匠です。何があっても行きます。大雪が降っても行きます。

 東家さんからいただいた案内ハガキ

脳内初詣

2009-01-04 19:58:50 | 江戸趣味
長い年末年始休みも最終日。ちょっと足を伸ばしてみましょうか。場所は浅草・浅草寺です。
初春の雰囲気のまるでない写真ですがご容赦ください。



雷門をくぐります。



仲見世は様々な食べ物のにおいと、様々な国の言葉で一杯です。



煙をどこに浴びましょうか・・・私は、やっぱり頭かな。



五重塔。



おみくじ、ひいてみたいですか?
4割くらい、凶が入っているそうですが・・・それでもよければ。



見上げると格天井に絵が。



さぁ、お参りを終えました。これからどうしましょうか・・・。



私なら、ここ。浅草演芸ホールです。
初席、行きたいなあ。





手拭道楽

2008-08-29 23:43:23 | 江戸趣味
 手拭が好きです。



 千鳥の柄の手拭を専用の軸に挟んでタペストリーにしています。



 こちらは朝顔。狭い玄関に飾っているのでカメラをこれ以上引くことができず、見上げています・・・。


 ハンカチ代わりにも、お弁当を包むのにも、日よけの代わりにも、肌寒いときに首や膝の上やお腹を暖めるのにも、手拭は便利です。特に旅行時には活躍します。

 手拭を洗濯したあと、ほつれた端っこの糸をはさみで切る時が、現在の私の最上の時間です。あぁ、この手拭も育ってきたな、と。
 この喜び、共感してくださる方はごく少ないのではないかと思うのです・・・。


東京でもぶらぶら

2008-03-27 09:00:46 | 江戸趣味


 3月23日、今年の写真ですよ!盛岡では梅が咲き始めたばかりだというのに。
 場所は芝・増上寺。東京の開花宣言は前日の22日。でもここのしだれ桜2本は満開でした。


 こんな感じで桜とお寺と東京タワー。


 増上寺は徳川家の菩提寺の一つ。上野寛永寺が江戸城の鬼門守護なのに対して、こちらは裏鬼門守護。ご本尊の阿弥陀如来を遠くから拝みました。
 彼岸会の最中でして、お堂では「な~むあ~みだ~な~むあ~みだ~」のお念仏(?)が響いておりました。


 東京タワーの展望台から。並びに並んで、上の展望台(特別展望台)まで行っちゃいました。下の展望台だと周りに高い建物が増えたせいか「すっごい高い」感じがしなかったので。一緒に行った母は喜んでおりました。
 お台場方面を見ています。


 江戸東京博物館。「中村座」の再現です。他にも日本橋あり凌雲閣(十二階)あり・・・。楽しいところです。両国国技館そばです。


 こちらは深川江戸資料館。時代劇や江戸小説好きならここは外せません。裏長屋や商店、船宿に火の見櫓、屋台もあります。実際に建物の中に入ってみることができるのが魅力です。結構ディテールにこだわって作ってあります。↑の写真は赤ん坊がいる職人の家。おむつが干してあったり、おもちゃがあったり。


 長屋の屋根の上に猫。時々のびをしながら「にゃー」となきます。かなり大きな猫です。