甚六ぶらぶら日記

岩手の穀潰し主婦・甚六の覚書

マイヤーリングのチョコレート

2010-01-29 20:45:06 | 食道楽

明日宮古に帰ります。これをおみやげに。

犬の形のチョコレート。
ちょっと早いバレンタインチョコのプレゼントです。

誰に・・・?

 

 

 

 

父親の仏壇!

 

 

こちらのお店の商品です。

 

盛岡北高のそばです。
犬のほかにアヒルやカエルや、もっと大きいサイズのものもありました。

 


おいしいもの

2008-04-01 20:47:20 | 食道楽


 最近の私のお気に入り、「南部たこう焼」です。

 南部小麦粉、宮古産タコ、八幡平市産卵、龍泉洞の水、東和・佐々長醸造の無添加醤油、県産大豆使用豆乳・・・みごとに岩手産にこだわった「多幸焼」です。中まで醤油味がついているので、ソースもマヨネーズも必要なし。コテコテの関西風味とは違う、岩手人好みの味です。8個で400円。

 盛岡近辺や水沢・二戸などのスーパーに、黄色い移動販売車で現れる「たこう焼」屋さんはどうやら関西人のようで、「おおきに」と言って手渡してくれます。もちろん「き」にアクセントの「おお『き』に」です。宮古人のように「おお」にアクセントの「『おお』きに」じゃありません。

 色んな食材が値上がりしたり、まぁ、色々ありますが、なるべく地元のものを食べるのがいちばん理にかなっていて、なによりおいしいはず。そういう幸せを感じられる食べ物です。

 ↓出店予定など↓
 http://takou.net/

グッと来るスーパー

2007-12-04 17:56:09 | 食道楽
 
 盛岡では新鮮な魚が手に入らない・・・とこの前書きました。
 ごめんなさい。手に入ります。
 大きな魚屋さんもありますし、スーパーにもありました!

 今日は普段行かないスーパーに行ってみました。魚コーナーが充実していて、肉のコーナーには龍泉洞黒豚も。スーパー内のパン屋さんのピザも私好みだったし、お酒コーナーも充実していそうだったし(今日は見なかった)、これは私のためのスーパーだ!と感激したそのスーパーの名は「マイヤ」。さすが大船渡に本拠地を持つスーパーです。沿岸人である私のハートに「グッと来たぜよ!」(宮古では「グッと来たがすか!」)

 マイヤでは、矢巾町のリカイ製菓「李さんの月餅」も買いました。「木の実」と「椰子の実」の2種類です。どちらもぎっしり中身が詰まっていて、甘すぎず、本当においしい月餅です。

ホッツ(鮭の心臓)

2007-12-03 14:39:50 | 食道楽
 
 目覚めたら外は雪、の月曜日です。
 魚菜市場で試しに買ってみた「ホッツ」なるものを食べました。見たことも聞いたこともあったし、おいしいらしいということも知っていたのですが、食べるのは(多分)初めてです。
 食べ方をお店のおばちゃんに聞いたところ、「串に刺してス、焼き鳥のように焼くとうんめーがぇ。レバーみたいで。最初に塩をして2・3分置いてからね。塩コショウでフライパンでもいいども・・・やっぱり串で焼くのが一番だがねぇ。」とのこと。
 12個入りで200円、という安さもあって、試しに買って、おばちゃんの言うとおりに焼いてみました。
 味は、歯ごたえのある鳥レバー、とでもいいましょうか。こりこり感はありませんが、もそもそでもなく・・・。生臭みはそれほどでもなく、焼きたてにコショウやレモン汁、七味をふってもいいと思います。ビールのつまみにいい感じです。
 「ホッツ」という名前の由来は英語の 'hearts' なのだ、と以前聞きました。12個のホッツは12匹の鮭の命。一心房一心室の心臓で、ふるさとの川へ向かって大洋を泳ぎまくる鮭。エネルギーをいただいた気がします。

(写真を撮ったのですが、アップしたら意外とグロテスクに見えたので、削除します)

大漁

2007-12-02 16:44:07 | 食道楽
 
 久しぶりに宮古の実家に行き、魚菜市場で買い物をしました。
 宮古を離れて、これまで売っていて当たり前と思っていたものがなかなか手に入らないことに気づきました。新鮮な魚や子供の頃から慣れ親しんだ(そして大きくなると敬遠するようになった)お菓子など。魚菜市場ではそういう郷愁を満足させるものを買うことができます。
 今回の収穫は・・・タラとタコの刺身、新巻鮭の切り身、鯖の味醂干し、鮭の心臓(ホッツ)、うにごはん、豆餅、すっとぎ・・・これだけ買っても3000円しません。
 豆餅、大好きなんですが、不思議と盛岡周辺では見かけません。「豆大福」ならあるんですが。やわらかい餅に、黒豆が入っているんです。あんこは入っていません。餅にわずかな甘みがあります。
 すっとぎを盛岡で買うことは、不可能だと思います。子供の頃、冬になると良く食べたものです。お店でも売っていたし、祖母も作っていました。大豆と米の粉などをまぜてまとめて・・・というようなものです。私も作ってみたことがありますが、似て非なるものができあがり、食べられるものではありませんでした。
 魚菜市場で買ったすっとぎは、青豆の黄緑色。豆のつぶつぶと、ねっとりした濃厚な豆の味と、ほんのりした甘さが絶妙でした。これ、ストーブの上であぶって食べるのもまたいいんです。
 あぁ、また魚菜市場に漁に行きたい。今度は毛ガニやはらこをぜひ・・・。

(写真:すっとぎ最後の2切。売っていたのはこの4倍程の塊で500円)

甘くないお赤飯

2007-11-26 19:25:29 | 食道楽
 お祝い事は何もないのですが、ふと思い立って、初めてお赤飯を作りました。といっても、もち米に「赤飯用小豆缶詰」を入れて水を足して炊飯器の「おこわ」メニューで炊くだけ。何の苦労も工夫も要りません。
 「炊飯器でお赤飯?」とも思ったのですが、今どきの炊飯器は玄米・おこわ・おかゆはもとより、パンまでできちゃう。お赤飯といえば母親が蒸し器で蒸かしていたイメージが強いのですが、ものは試しです。やってみました。
 もち米のずっしりしたうすピンク色のご飯の上に、あずきがみっしりとのっかっていました。お茶わんに盛ると、まぎれもないお赤飯です。
 一口食べて、びっくり。ちっとも甘くないのです。
 お赤飯といえば甘いもの、と信じて育ちました。これまで確かに甘くないお赤飯を食べたことはあったと思いますが、あくまでそれは一部地域のもの、と思い込んでいました。今回使用の「赤飯用小豆缶詰」は生協で購入した全国区の商品。私の実家や夫の実家のように甘いお赤飯を作るのは実は少数派なのではないか、と愕然としてしまったのでありました。

満足ラーメン

2007-11-24 10:52:03 | 食道楽

 滝沢の「佐野家」でこくだれ醤油ラーメンを食べました。「並ぶ」とウワサのこの店も、さすがに2時過ぎだったので並びはしませんでしたが、それでも満席。寒い日に待たずに熱くてうまいラーメンを食べることができるのは幸せです。
 看板の「こくだれ醤油」は黒っぽいスープに細めの麺、ほうれん草・メンマ・味付け卵半分・大きめチャーシュー一枚・のり一枚のトッピング。これで520円。スープは見た目ほどの濃い味付けではなくて、しっかりこくがあります。薬味のねぎがとても合うので、サイドメニューで頼んだ「ねぎまみれぎょうざ」にたっぷりのってきた白髪ねぎもラーメンに入れて食べました。
 大満足のラーメンでした。

(写真:勤労感謝の日の岩手山。久しぶりに雲から出てきてくれました。)

おだんご

2007-11-23 10:47:41 | 食道楽

 最近チョコレートよりもあんこを食べたい気分。ずっと気になっていた「おだんご処あかねや」にあんこのおだんごを買いに出かけました。ところがなぜかとっさに「焼きしょうゆだんご」と「ちーずのおまんじゅう」を買ってしまいました。
 だんごは注文を受けてから焼き上げるそうで、お店の中がしょうゆの香ばしいにおいに包まれました。味は期待どおりにおいどおり。他にも鰹節をかけたもの、のりをたくさんかけたものなど、おいしそうなおだんごやおまんじゅうがたくさんありました。
 「だんご三兄弟」がヒットした頃、一本の串にだんごが3つになってしまった店が多いと聞いたのですが、本当にそうだったのでしょうか。私が子供の頃は5つだったような気がします。3つじゃ全然ものたりないですよね。あかねやのおだんごは4つでした。

新蕎麦の季節

2007-11-21 13:54:08 | 食道楽

 蕎麦を作ったことがあります。畑を耕すところから、どんぶりに入れるまで。
 土地がやせていても寒冷地でも育つのが蕎麦の特性ですから、生長は早く、あっという間に鳥の餌食に。刈り取って乾燥させて実を採って殻を飛ばして臼で挽いて・・・とたくさんの作業を経てわずかな蕎麦粉を手にしました。さらにこれをこねてまとめて切ってゆでて、すすった蕎麦はそれはそれはおいしかったのです。ただしこれは思い入れの強さを反映したもので(グループでの作業だったのですが、その3ヶ月間実に色々なトラブルに見舞われたのです)、実際にはプロの蕎麦のほうが圧倒的においしいはずです。
 以前はつるつるとすすれて出汁のうまさが味わえる、細めの蕎麦が好きでした。なぜか年とともに太めの、黒めの、蕎麦そのものの味が濃い、いわゆる「田舎蕎麦」風のもののほうが好きになってきました。
 一番好きな蕎麦屋は葛巻町の「森のそば屋」です。古民家を改装した店で、地元のお母さん達が作っています。蕎麦そのものの味がいいです。大好きな豆腐田楽もつい頼んでしまうので、お腹一杯になります。
 寒いことで有名な盛岡市玉山区の藪川そばもよく食べます。2件の蕎麦屋があり、好みが分かれるようです。
 外山森林公園内の蕎麦屋もいいです。ただし11月から4月までは冬篭りでお休みです。
 市販の乾麺では何と言っても「土川そば」が好きです。10分もゆでなければなりません。ゆで汁は黒くにごります。うまいです。
 先日滝沢の「そば真」で新蕎麦を食べました。とてもおいしかったのでまた行きたいと思っています。

(写真:また冬型。見えにくいですが小雪がちらついています。)

冷麺舌

2007-11-20 18:14:39 | 食道楽

 昨日の晩ごはんは久しぶりに焼肉屋で。それも何と10年ぶりに「三千里」で。
 焼肉屋といっても、我が家の定番メニューは、カルビ定食(夫用)+冷麺辛味別(私用)+オイキムチ+肉一品(ホルモン、タンなど)。私にとって焼肉屋とは肉というより冷麺とオイキムチを食べに行く場所なのです。
 盛岡の冷麺好きにも人気の高い「三千里」は、10年ぶりでもやはり冷麺がおいしかったので、私の冷麺舌も満足です。

 ところで、私にとって不可欠な冷麺の条件は

  1 スープがおいしいこと。辛味を入れなくても飲めるくらいに。
  2 麺の太さとゆで方がちょうどいいこと。
  3 きゅうりが酢漬けになっていること。
 
  ・・・の3つですが、できれば、

  4 梨がはいっていること。
 
 も付け加えたいところ。今日の冷麺は1~3は完璧、でも残念!果物は梨ではなくてりんごでした。もう冬なんですね。

 ちなみに私の舌が選んだナンバーワン冷麺は、盛岡近郊ではなく、もっと意外な場所の焼肉屋さんのもの。そこのオイキムチもおいしかった。そこの短角カルビもおいしかった・・・。

 今度は久しぶりに盛楼閣に食べにいきたいな、と私の冷麺舌が申しております。

(写真は我が家の娘です。避妊手術をしたので、エリザベスカラーをつけています。)