山村美紗の2時間サスペンスものに、1時間の連続ドラマでは科捜研の女。
京都舞台の刑事ものは多数あり、毎週毎週、多くの市民が殺人事件の被害者となっております。
いまや、京都は日本の「ヨハネスブルク」とよばれ、殺人事件に巻き込まれるリスクの極めて高い町になってます。
嘘ですよ~
先月から新シリーズはじまりましたね。ホンジャマカ石塚が主役の刑事110キロ。
石ちゃんの演技力は…ですが、高畑淳子扮する京都府警初の女捜査一課長が、特別班を組織。
町の人気者巨漢おまわりさんだった石ちゃんが、刑事に抜擢され奮戦するコメディードラマ。
しかし京都が舞台となると、いろいろ知っている場所が映っています。
撮影側も、視聴者が京都っぽいと感じる場所を無理して差し込まないといけないので、
京都人から見れば「そんなアホな!」という舞台設定になるのです。
石ちゃんの前に、「山村美紗」ものでよくあるパターンで復習しておきましょう。
22:30ごろをイメージしてください。
①主人公(探偵など捜査に介入する市民が多い)が、犯人と思われる人間のオフィスや自宅を訪ねる。
この場合、訪問先はたいていが京都中心部。
②犯人らしき人物が真相を語りだす。この場合すでに、必ずオフィスや自宅から場所を移動している。
③移動先は、嵐山や嵯峨野方面が多い。犯人は渡月橋を背景に真相を語りだすが…
京都の中心部から嵐山まで、タクシーで約30分。その間、車内では何を話していたのでしょう?
④そしてすべて話しかけた後、おもむろに凶器を取出し!危うし主人公。
⑤ちょうどのその時、パトカーで京都府警の刑事が登場、そして犯人逮捕。
嵐山周辺は、渋滞が激しくパトカーといえどもスムーズに到着できない可能性もある。
京都府警としても、主人公にはもう少し、移動しやすい場所に犯人を連れ出して欲しいと思っているはず。
そう、京都人からすれば「何で嵐山!」。でも東京を含めた田舎の人から見れば、嵐山は外せない(笑)
さて先日の刑事110キロで確認した何で!?。あらすじは…
①女性を狙った連続通り魔殺人が解決できない、ピンチの高畑捜査一課長。
②夜、ふと立ち寄った小料理屋で元彼と再会、2人歩いて帰宅、実は方向一緒だったらしい。
③自宅近くで、左右別れてそれぞれ帰宅…したはずだったが、元彼が刺殺体で発見。
④元彼は別れた後、偶然通り魔現場を発見、携帯を犯人を撮影したのだった。
⑤携帯を奪おうとする犯人に刺されながらも、逃げる元彼。ある橋の上でついに捕まり…
携帯をうばられまいと、雑草生い茂る河川敷に携帯を投げ捨てる元彼。
⑥翌日、石ちゃん扮する巨漢刑事は、市民の協力で無事携帯を発見、犯人逮捕につながる。
というものでした。これだけではありがちなストーリーですが、位置情報を加味すると変なことが??
③の2人が分かれた場所は、地図中★で示した上賀茂神社東側の社家町付近(ドラマでは中加茂という架空の地名)
京都でも有数の閑静な高級住宅地です。
このあたりは、公共交通といえばバスくらいしかないエリア。しかも夜中歩いてわかれいるので、
④通り魔事件に遭遇した場所も、⑤刺されて逃げた橋も③の近くと考えるのがふつう。
でも翌日石ちゃんが携帯を捜索した地点⑥すなわち⑤は、地図中⇒の地点。
祇園や四条河原町、京都一番の繁華街四条通を渡り、
東海道本線に新幹線、名神高速道路。日本の大動脈3本もくぐり抜け、
京都市街地のの南端、工場や倉庫が密集するエリア。伏見警察署近く新高瀬川に架かる橋のようです。
③~⑥は何と15㎞も離れ、地理的にも環境的にも正反対の地点なのです。
刺された元彼に、追いかける犯人。どのようにして15㎞もの道のりをやってきたのでしょう??
東京の人にはピンとこないでしょうから…都内に置きかえてみましょうか?
2人は白金付近の高級住宅地で別れた。そしてその後すぐに通り魔犯に遭遇、刺殺。
なのに刺された場所は、山手線を過ぎて銀座を過ぎて、隅田川もわたり、木場も東陽町の先、
荒川の葛西橋付近。
明らかに変でしょう!
京都舞台の刑事ものは多数あり、毎週毎週、多くの市民が殺人事件の被害者となっております。
いまや、京都は日本の「ヨハネスブルク」とよばれ、殺人事件に巻き込まれるリスクの極めて高い町になってます。
嘘ですよ~
先月から新シリーズはじまりましたね。ホンジャマカ石塚が主役の刑事110キロ。
石ちゃんの演技力は…ですが、高畑淳子扮する京都府警初の女捜査一課長が、特別班を組織。
町の人気者巨漢おまわりさんだった石ちゃんが、刑事に抜擢され奮戦するコメディードラマ。
しかし京都が舞台となると、いろいろ知っている場所が映っています。
撮影側も、視聴者が京都っぽいと感じる場所を無理して差し込まないといけないので、
京都人から見れば「そんなアホな!」という舞台設定になるのです。
石ちゃんの前に、「山村美紗」ものでよくあるパターンで復習しておきましょう。
22:30ごろをイメージしてください。
①主人公(探偵など捜査に介入する市民が多い)が、犯人と思われる人間のオフィスや自宅を訪ねる。
この場合、訪問先はたいていが京都中心部。
②犯人らしき人物が真相を語りだす。この場合すでに、必ずオフィスや自宅から場所を移動している。
③移動先は、嵐山や嵯峨野方面が多い。犯人は渡月橋を背景に真相を語りだすが…
京都の中心部から嵐山まで、タクシーで約30分。その間、車内では何を話していたのでしょう?
④そしてすべて話しかけた後、おもむろに凶器を取出し!危うし主人公。
⑤ちょうどのその時、パトカーで京都府警の刑事が登場、そして犯人逮捕。
嵐山周辺は、渋滞が激しくパトカーといえどもスムーズに到着できない可能性もある。
京都府警としても、主人公にはもう少し、移動しやすい場所に犯人を連れ出して欲しいと思っているはず。
そう、京都人からすれば「何で嵐山!」。でも東京を含めた田舎の人から見れば、嵐山は外せない(笑)
さて先日の刑事110キロで確認した何で!?。あらすじは…
①女性を狙った連続通り魔殺人が解決できない、ピンチの高畑捜査一課長。
②夜、ふと立ち寄った小料理屋で元彼と再会、2人歩いて帰宅、実は方向一緒だったらしい。
③自宅近くで、左右別れてそれぞれ帰宅…したはずだったが、元彼が刺殺体で発見。
④元彼は別れた後、偶然通り魔現場を発見、携帯を犯人を撮影したのだった。
⑤携帯を奪おうとする犯人に刺されながらも、逃げる元彼。ある橋の上でついに捕まり…
携帯をうばられまいと、雑草生い茂る河川敷に携帯を投げ捨てる元彼。
⑥翌日、石ちゃん扮する巨漢刑事は、市民の協力で無事携帯を発見、犯人逮捕につながる。
というものでした。これだけではありがちなストーリーですが、位置情報を加味すると変なことが??
③の2人が分かれた場所は、地図中★で示した上賀茂神社東側の社家町付近(ドラマでは中加茂という架空の地名)
京都でも有数の閑静な高級住宅地です。
このあたりは、公共交通といえばバスくらいしかないエリア。しかも夜中歩いてわかれいるので、
④通り魔事件に遭遇した場所も、⑤刺されて逃げた橋も③の近くと考えるのがふつう。
でも翌日石ちゃんが携帯を捜索した地点⑥すなわち⑤は、地図中⇒の地点。
祇園や四条河原町、京都一番の繁華街四条通を渡り、
東海道本線に新幹線、名神高速道路。日本の大動脈3本もくぐり抜け、
京都市街地のの南端、工場や倉庫が密集するエリア。伏見警察署近く新高瀬川に架かる橋のようです。
③~⑥は何と15㎞も離れ、地理的にも環境的にも正反対の地点なのです。
刺された元彼に、追いかける犯人。どのようにして15㎞もの道のりをやってきたのでしょう??
東京の人にはピンとこないでしょうから…都内に置きかえてみましょうか?
2人は白金付近の高級住宅地で別れた。そしてその後すぐに通り魔犯に遭遇、刺殺。
なのに刺された場所は、山手線を過ぎて銀座を過ぎて、隅田川もわたり、木場も東陽町の先、
荒川の葛西橋付近。
明らかに変でしょう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます