ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

食卓のフード・マイレージ

2021-02-06 20:00:00 | 食べ物帳
ご近所に新しくできたスーパー、ヤオコー。品ぞろえ、特に生鮮や鮮魚の品ぞろえが良く、重宝しています。
今日も、色々美味しいものを買ってきました。

でも、品ぞろえの良さで生活の質を充足すると、フード・マイレージの増大を招く。
地産地消にこだわるなら、農協や道の駅の直売所を利用、フード・マイレージは限りなく小さくなるが、食卓の多様性は損なわれる。
生活の豊かさとの兼ね合いが難しいところです。
そこで、我が家の食卓がどこからやってきたか考えてみましょう。

見出し写真は、夕食前の一献、おつまみに作ったホンビノス貝の酒蒸し。ホンビノス貝(学名: Mercenaria mercenaria)。
アメリカ東海岸に生息する2枚貝。ボストン名物クラムチャウダーに使用されるのはアサリではなく本種です。
やや硬いけどハマグリに近い味わいの美味しい貝です。まさかボストンからやってきた?ならすごいフードマイレージですが…

今では外来種として東京湾で繁殖中。幸い、アサリやハマグリを駆逐することなく平和に共存しているようで…比較的汚染にも強い。
東京湾の環境に適応し、今では重要な水産資源。千葉産は安く美味い、春が旬の貝として特産物としての地位を確立してます。

さて、今夜はカレイの煮つけを作ろう。

先週は、北海道産のナメタカレイが美味しかったですが今日は入手できず。鳥取産の赤ガレイ。
若干、フード。マイレージ短縮です。
代わり非北海道からやってきたのが…

十勝、帯広の隣町、音更町からやってきた低脂肪牛乳です。

明日の朝食用のハムは、岩手県花巻産。

銀河フーズの「かんえん製法ロースハム」はお勧め。最近人気の柔らかくしっとり…ではなく、肉感のある重厚なハムです。
とにかく柔らかければ美味しいという最近の子供には受けないと思いますが、本来ハムとはこういうもの。
柔らくしっとりのハムは、添加物の力で水をたっぷりしみこませているから、柔らかくしっとりなのです。

おやつにピッタリあのは、伊藤ハムのポールウィンナー。

ケンミンショーでも紹介された関西では定番、ソウルフードともいえるポールウィンナーですが関東では取り扱いが少ないです。
こちらはやはり関西、兵庫県西宮産です。

このように、関東近隣だけでなく、北海道から関西、山陰地方まで様々な地方から我が家の食卓にやってきます。
さて、最も遠くからやってきたのは?

スコットランド(笑)。スコッチかい!