続・1台あると便利な車～アルト ターボRS

アルトといえば、ターボも忘れてはいけませんね。

公私ともに、人生でどん底だった時乗っていたのが、アルトワークスRS-Z。

このどん底期の写真は全く残ってないので、他から拝借。
まぁ、ハチャメチャな車でした。680kgの超軽量ボディを、660cc64馬力のターボエンジンで走らせるのですが…
速いのなんの、本気で走らせたら危ないくらい速い。狭い山道ならちょっとしたスポーツカーが道を譲ってくれる。
自分の腕ではそんな走りはできないけど、そういう走りをする輩が多いので、先方が勝手に譲ってくれるのです。
そうなると義務で前を速く走る必要があり、それはそれで大変でした。
4輪ディスクブレーキにヘリカルLSDなど走るための特別装備は付いていたけど…
当時は安全装置なんて、ABSとエアバッグくらいしかない時代です。
道を譲ってくれたスポーツカーの半値以下、110万円少々で買えました。

このワークスを最後に、アルトのターボ車は設定されなかったのですが、今月久々に復活しました。
アルトワークスならぬ、アルトターボRS。

今時の軽自動車ですから、衝突回避ブレーキや横滑り防止装置など一通りの安全装置が付いています。
それでいてアルトワークスより軽い670kg、660cc64馬力のターボエンジン。
価格は129万円。アルトワークスより15年たって、軽自動車が平気で200万円近くする昨今、バーゲン価格です。
聞いたところ、ワークスのような過激な走りではなく、ワンランク上の車のような走りだそうです。

年間売上3兆円で自称「中小企業」、世界最大の中小企業スズキって会社はある意味凄い。