ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

フレンドリーな東照宮

2013-09-30 22:33:45 | 名所旧蹟の話
東照宮といえば…、華美で過剰装飾。東京の人や田舎の人には好みかもしれないが、
ギラギラの成金趣味に見えて、審美眼に長けた京都を含めた上方の人から見れば、なんじゃこれ(笑)
彼の司馬遼太郎は、ドイツ人だったか?西洋の建築家の言葉を引用して、
日光東照宮を「珍奇な骨董品」と評しています。

そのギラギラの良し悪しは好みの問題としておいておいて、東照宮とはそんなもの。
出自が些か怪しい徳川家康が、自らの卑しい一面を覆い隠そうと全力で表現したものなのでしょう。

でも、徳川発祥の地と後々に大抜擢された世良田の東照宮は、気負いがないというか、
なんともゆる~い魅力があるのです。境内の中心にこれ!

観光地によくある、顔を出して懸念撮影する看板。

葵のご紋の駕籠。こんど嫁さん連れて記念撮影だ!