ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

万が一、万が九千九百九十九

2009-10-09 20:51:06 | 日記
台風が通り過ぎました。
首都圏のJR線は運休で約300万人に影響が出たとのこと。
うちの課長も本社の会議にむっかている最中、足止めになりました。

そんな昨夜の民放ニュースを見ていて、なんか変な気分になりました。こんな論調でした。

【映像:総武線小岩付近で立ち往生する電車、下りてくる人】
⇒インタビュー「車内に約2時間閉じ込められました」

【映像:最寄りの京成線の駅に向かうバス乗り場に長蛇の列】
⇒インタビュー「もう1時間並んでます」

【映像:快走する京成線電車】
⇒ナレーション「JRの運転見合わせの基準は、民鉄より厳しい」

なんか、厳しいJRの基準が悪いみたいな…。でも、JRが厳しくしたのは、

冬の季節風で、羽越線「特急いなほ」が脱線転覆し死者を出したたため、風速計を増設し基準を厳しくしたため。
JR福知山線事故からそれほどたってなかったし、その時の論調はどうだったかなぁ。

JR東日本は安全確保のため万が一に備えたのに、なんか非難されているみたいで。
万が一の事態とは、「万が九千九百九十九」は起こらないことです。
それを、民鉄と比べてどうこう言われてもねぇ。

もっともJR福知山線の速度超過による脱線は「十中八九」ですが…。

会津若松にて