
いっときの休日返上な超多忙もようやくピークを過ぎ、小出しに時間を確保して寄り道出来るようになったことから、今日は午前中の京王沿線での仕事が終わった後は休み扱いにしまして、恩田の東急長津田工場に寄り道することにしました。去る7日に訪れた際には、廃車搬出を待つ8000系や、工場内に吸い込まれて行くデハ9201を眺めたものですが、その後8000系の搬出は進み、リンク頂いている「さすらい館」さんや「PRECIOS」さんを拝見していると、工場内の目に見える範囲はクハ8001とデハ8191を残して既にすっからかん。というわけで……訪れても入換の類はほとんど期待できないことは百も承知だったのですが、それでも何か気になる……(^^;)。これだけ空間が出来た以上、他の車両が新たにいつ入場してもおかしくありません。そんな場面に遭遇できればラッキー!……というわけです (笑)。
そこで、長津田発13:00のこどもの国行に乗って恩田に着いたところ、何と!入場していた9001Fが、8連再組成を終えたピカピカな姿で停車していました!!

周知の通り、9001Fはここしばらく5連に短縮されて大井町線に転属していましたが、余った3両が恩田で雨ざらしになっている光景を眺めるにつけ、ああもったいない……という思いを禁じ得ませんでした。86年に登場した9001Fは早いもので車齢22年を経てしまいましたが、個人的にはどれだけ「走るんです」が増えようとも、9000系は未だに「正統な最新型」です (爆)。そこで、そのトップナンバーには是非余剰となっている中間車を再びきちんと組み込んで、東横線に復帰して欲しいものだ……と思っておりました。それがようやく実現したのは何より! (^^) しかも、下手にLED化されることなく幕のまま! というわけで、ピカピカな9001Fを目にしていると、久しぶりに東横線に出かけてみようかなぁ……という欲求が自ずと盛り上がって来ます。
おっと、車体の輝きに気をとられているばかりではいけない、速攻でカメラを出して記録開始じゃ!というわけで撮影したのが1枚目のカット。しかし、恩田駅の線形の関係で、到底編成の全体が入らないのは残念なところ。そこで「しばらくすれば元住吉に回送か? 改札を出て工場正門脇の踏切に行こう」と思った矢先、スィィ~と発車してしまいました。うぅ……残念 (苦笑)。
その後はいつものように高台へ。物置代わりのデハ8191と、保存へ向けた作業中 (?) のクハ8001だけがポツンと佇む光景も、これはこれで貴重なものかも知れません。こんなにスカスカな長津田工場は初めて見ました……(^^;)。いっぽう、テクノシステムは社屋に大きな看板が掲げられ、本格始動という雰囲気。伊豆急向けの5両をいじる音が響き渡っていました (両端の窓ガラスを外したナゾのデハ8100も、どうやら両運化ではなく、伊豆急向けの先頭車化&トイレ設置工事をやっているようで……^^;)。
こんばんは、コメントどうもありがとうございます。
9001Fが大井町線で運用されていた際に車内LEDを使わなかったのは、やはり東横線復帰を前提にしてROMを書き換えなかったのかも知れませんね。
東横線の所要編成数はとりあえず、副都心線との乗り入れが現実味を帯びてくる数年後までは大きな変化が起こるとは考えられず、5050系も副都心線乗り入れ時に中間車2両が増備されるのだと予想しています。
9000系が副都心線に乗り入れるのかどうかは、現時点では全く分かりません。まあ、フタを開けてみてのお楽しみといったところでしょうか。東武9000系や西武6000系の元中行きは多分現実のものになるでしょうが……。
私は17日の土曜日に恩田を見に行きまして、そのとき9000系が建物の中にいることは確認できたのですが、写真は撮れませんでした。
いずれにしても、9001Fが我が東横線に戻ってくることを、素直に喜びたいと思います。
こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
いえいえ、こちらこそ記事を参考にさせて頂きましたので、この場を借りて改めてお礼申し上げます m(_ _)m
検査中の車両は、いったん建物の中に取り込まれてしまうと、工場内の移動はトラバーサになってしまい、あとは編成を組んだ状態で出場線から出て検査終了~という感じですから、出入場の僅かなタイミングを逃すと結局撮れず、難度は高いですね……。
これからは簡単に試運転を繰り返して問題がなければ、さっそく営業運転復帰でしょう! 私はふだん余り東横線を利用しませんので、その報せをレポートして頂けるのを楽しみにしております~。