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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

富山地鉄・幻の阪急2800改をつくる (1)

2014-01-11 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 新年の新規へっぽこ模型製作第二弾としまして (でも製作&記事作成は昨年末。汗)、現在マイブームが吹き荒れている富山地鉄に関連し、阪急2800系を改造した幻の車両を手がけることにしました (滝汗)。
 事の縁起は去る7月、東急8590→17480形の上市&稲荷町搬入に期待しつつ、京阪8831購入改造記念ヲタイベントに参加したときのこと。既にその記録を記しました通り、京阪3000購入にまつわる昔話を中心とした関係者講演会は白熱の大賑わいとなったわけですが、その際に出て来た「当初は阪急2800をもらい受けて再び2扉転クロ化しようとしていたものの、その過程で降って湧いた京阪3000[しかも最初から転クロ]大量廃車話に飛びついて、結局阪急2800の購入は幻に終わった」という話題には、とにもかくにも「へぇ~」と驚くばかり (え?昔からの常識? ^^;)。そんな話題の印象をさらに激しく強めたのが、同時配布の阪急2800改造構想図!! 単に中間扉を埋めて窓を設けるのみならず、ワンマン運転を念頭に入れて前後の扉の位置を大きく(?)移すとは、さすがの稲荷町プロフェッショナル軍団……と思いつつも奇想天外な大改造であることには変わりありません。京阪3000が富山の美しい四季を走り抜ける光景は、それはそれで関西私鉄ヲタを唸らせるものがあるわけですが、個人的には阪急2800大改造車がこんな姿となってデビューしていたかも知れないのか!という奇想天外な事実に大いにのけぞったのでした (汗)。



 そこで、実車では最早有り得なくとも、とりあえず模型として幻をかたちにすることは可能だ……と思いまして、さっそくアキバGMにて阪急2800板キットを購入しようとしたものの、うむむ……しばらくの間欠品続き。バルクも払底中……。このため、バルク板購入&着工は、店頭に僅かながら再入荷していた師走に持ち越しとなってしまいました。
 というわけで、年末の業務繁忙がようやくピークを過ぎたところで、いざ側面板をランナーから切り出し、7月の講演会で配布された構想図を見ながら、大体の目分量でエイッとカッターを入れて切り接ぎ祭りを開催しました (笑)。車体の左右で、切り込みを入れる位置が全然異なるのが何とも冷や汗ものですが、まぁどうせ設計図も無しに目分量でやっているに過ぎません。最終的に接着したときの総車体長が、切り接ぎゼロな阪急車体と一致すれば良いのであり(そのために切断面をヤスリまくって長さを微調整しています)、さらにシコシコと細かく表面をヤスってやることで継ぎ目を消してしまえば良いのです。
 その後は、先に切り接いだ側面を完全にヤスってから組み上げれば良いものを、何はさておき車体として組んだ姿を見てみたいと思いまして、鉄コレ動力TM-12及びGMのPT43パンタと組み合わせてみました (笑)。恐らく今日の自転車持込スペースとなることを見越したかのような、巨大な窓無しスペースが、何とも言えずナゾ車両ぶりを醸し出していますが、さてこれからヤスリ作業が大変ですなぁ……。あ、塗装ですが、かぼちゃ色はアレですので、雷鳥色を塗ってみたいと考えております (まだまだ先の話ですが……)。
 ちなみに、GMで阪急2800系板バルクを購入したところ、フツーでしたら一袋420円のバルクの中に両側面が入っているはずですが、阪急2800系に限っていえば片側面分しか入っていねぇ……(滝汗)。このため、2両分と思って2袋購入しても1両しか出来ません……。そこで改めてGMストアに足を運んだところ、昨年末の時点では何と売り切れ……。何時再入荷するかも不明とのこと。もしこのまま、鉄コレの勢いに押されて阪急板キットの再生産終了ということになってしまえば、結局1両を試作しただけで終わり、2連を組めないことにもなりかねません。ぐぬぬ……困ったなぁ……と (爆汗)。とはいえ、一昨日改めてアキバGMを訪れたところ、ちゃんとバルクの補充があり、パンタ無し車も製作可能になりました。良かった良かった♪

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2 コメント

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Unknown (アゲアゲわんわん)
2014-01-11 10:35:35
おっとっと殿!
こりゃまたどえらいものを!
たしかに富山に逝った阪急2800、見てみたい!というのは衆目の一致するところ、ぜひとも近々の完成を楽しみにしております!
しかし、古くは京福の南海といい、痴呆×地方私鉄のワンマン改造にかける熱意はバカバカしいほどのものを感じてしまいますが、このドア配置は一体!?
むしろご秘蔵の鉄コレ6330から改造した方が早くてカッコいいのでは、とも思われますが窓高さ云々言い出すとやはりココから改造すべきなんでしょう。
雷鳥色もよろしいでしょうが京阪が特急色のまま入っていることを考えれば、阪急マルーンままの姿も見てみたい!と思ってもみます。
ともかく完成を楽しみにしております!
あ。同時阪和線、奈良線、奇遇でした!
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Unknown (おっとっと)
2014-01-11 13:09:13
>アゲアゲわんわんさま
 こんにちは、コメントどうもありがとうございます!
 私もこのドア配置には、資料配付を受けた瞬間激しく目が点になってしまいました (笑)。まぁ改造が多少面倒でカネがかかるものであるとしても、トータルで人件費が安くなればそれに越したことはなかったのでしょう。鋼製車体ですから、切り貼りもプラ板キットの如く溶接でチョチョイのチョイでしょうし……(そんなことないですかね~^^;)。富山入りした京阪3000がドア位置を変更しなかったのは、単純に前ドアと運転席の位置が遠くなかったからなのかも知れません。
 それはさておき、折角苦労して早朝から並んで買った鉄コレ6330を改造するなどという恐ろしいことは出来ません……(滝汗)。むしろ、正面の顔からして、そしてザクザクと遠慮無くカッターを入れやすいことからして、GMの板キットがベストですね~!
 塗装はあくまで個人的な趣味で雷鳥色です! というわけで、完成が何時になるかさっぱり分かりませんが、期待せずにのんびりお待ち頂ければ幸いです~m(_ _)m

 なお、阪和103と奈良103は、昨年夏までに撮影したものを今さら新年101・103特集としてアップした次第でして、しかも昨年のうちに予約投稿したものですが、わんわん様のブログとタイミングが一致し、本当に奇遇でございました……。冗談抜きでビビりました (笑)。
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