
先日発売された鉄道雑誌には、DE10の大宮工場最終出場云々という記事があり、これは又しても時代の画期がいよいよ到来した……と思いました。DE10は既に大いに古株な機関車であり、80年代の車扱貨物大幅削減や客レ激減によってかなりの数が廃車となっていますが、その際に生き残った車両は廃車分の部品も活用し (?)、景気の悪い時代を生き抜いて来ました。しかし今や、多少の景気回復やモーダルシフトによってJRFにも追い風が吹き、既に入換用としてHD300が増えつつあるほか、保安機器も装備したスイッチャーDB500形が下関を皮切りに導入されています。そして先日のJRFプレスリリースによりますと、本線運転用のDD200形試作車が間もなく登場! こうした機関車の一斉交代を見据えてのDE10最終出場なのでしょうか? (旅客会社もDD200購入?)

まぁ詳しいスケジュールは今後明らかになるのでしょうが、ともあれ今後しばらくは、DE10からDD200・HD300への世代交代がいよいよ加速すると思われます。現在まだDE10で運用されている路線・貨物駅は、徐々にヲタで賑わうことになるのでしょう。
いっぽう、私のように内輪情報とは無縁で (?) 行き当たりばったりに撮っておりますと、初めて訪れた貨物スポットが既にHD300に置き換わっており、結構腰を抜かすことがあります。その場所が……先月松本を訪れたついでに初めて訪問した南松本駅。南松本駅は首都圏の名だたる貨物駅と比べればさほど貨物の往来も多くなく (?)、てっきり今でもDE10の天国かと思いきや……2両のピカピカなHD300が鎮座しており、新鮮な衝撃を受けました (笑)。まぁ、HD300はキライではないので別に構わないのですが (とゆーか、ディーゼルエンジン音をガラガラ鳴らしながらVVVF音がするあたり、結構シビれます。^^;)、DE10は一度去って復た還らず。心の片隅では「しまった、もっと早く来るべきだった」と思ったのでした。

まぁいずれにしても良い眺めです☆