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地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

2014秩父広瀬川原の宴 (序) センガタン軍団!

2014-05-18 00:44:00 | ノンジャンル


 新緑から初夏に移り変わりゆく、薫風そよぐ五月の風物詩として、この時期ほのぼのと開催される秩父鉄道・広瀬川原車両基地イベント……いやいやもとい、季節柄結構暑くてヘロヘロになる中、秩父鉄道が手持ちのネタを「これでもか!」というほどにドドーンと並べまくり、そこにキモヲタ(私を含む)といたいけな親子連れ、そしてボランティアとして動員された女子高生やイベント集団などが入り交じって壮絶な阿鼻叫喚が展開される驚異のイベント・広瀬川原ヲタ祭りが、昨日堂々開催されました! (前置き長げぇ~^^;) 今年はついに国鉄101系改め1000系が完全に廃車解体され、昨年までの数年間にわたって雲集していた、国鉄・JRヲタらしきゴツい三脚や脚立を持ち込んだ集団の姿は激減しましたが、その代わりに純粋に現在の秩父鉄道の車両ラインナップを楽しみたい私鉄派を中心にそれなりのヲタ客が来訪し、折からの凄まじい強風にも負けずに、めくるめく展示運転や車両展示にシャッターを切りまくり、その傍らでは家族連れが「沿線の平和を守るセンガタン」やご当地ゆるキャラのめくるめく競演に嬌声を上げるという、あくまで本来の秩父鉄道イベントらしくまったりアツい一日が展開しまくったのでした……! 



 とりあえず、今年も訪問してみて第一に感じたのは……1000系の全廃によって確実に国鉄・JRヲタが目減りし、集客に影響が生じる分、何とか展示に工夫を加えることで話題性を盛り上げたいという秩父鉄道側の御尽力でありました。とりわけSL展示運転は、過去の広瀬川原イベントではなかった画期的なものであり、個人的にも予想外に面白かったと率直に思います♪ (そのレポートは次回に) また、これまでイベントの主役としては一切引き立てられず、極めて地味な役回りでしかなかった都営三田線6000系→5000系が、今回準主役の座に台頭したというわけで、長年の秩父鉄道ファン(そしてジャカルタで都営6000系を追っかける者)にとっては非常に嬉しく新鮮なものがありました♪ 
 というわけで、繰り返しになりますが、秩父鉄道が手持ちの車両で精一杯来客を楽しませたい!という気持ちがビンビンに伝わって来るイベントでありまして、約30年半前にはじめて秩父谷を訪れて以来のCTKファンとしては唸らざるを得ないものがありました☆ 
 しかしその傍ら……とりあえずC58を撮りに来ただけという感じのヲタが、ケータイで電話をしている声が聞こえて来ました。「C58がですね……都営三田線と東急に挟まれて並んでいるんですよ。ええ……すっごくつまんないっす……」 そこで、ご一緒した「きえふにいさん」様と私の結論:「C58と都営三田線と東急大井町線が並んでいるから良いんじゃねーか。おヌシは来るところを間違っておる! オカポンでも行ってハァハァしてろやゴルァ!!」
 何はともあれ、とにかく徹頭徹尾、CTKによるCTKファンのための最高に濃厚なイベントでありまして、イベントに先立つ朝っぱらからの北武ゾーンでの沿線撮り鉄から始まって、終了後の「お片付け入換」、きえふにいさん様と寄居経由で川越に移動しての焼き鳥小宴に至るまで、久しぶりに朝から晩まで秩父鉄道尽くしの一日を激賞しまくったのでした☆ 今後しばらく断続的に、その濃いぃ内容を備忘録としてアップして参ります。渾身のイベントを開催して下さった秩父鉄道関係者の皆様には、この場ながら心より御礼申し上げます! そして、きえふにいさん様には、午前中から川越での打ち上げ小宴トークに至るまで、とにかく大いにお世話になり楽しませて頂きました! 心より御礼申し上げます!