OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●1アマ的、SWL運用。

2024年06月06日 | アマチュア無線

SWLの主たる目標は『数多くのAWARDをGetすること』です。そこには『ノイズレベル以下の微弱な信号を受けないと到達しない』という、高いハードルが待ち構えています。今の時代は、FT8/FT4等のDigitalモードがあるので、ずいぶん『ラクになった』と実感します。SWLで気づいたのは『DXを落としている局の多くは、やっぱり第一級局がダントツやな』です。D/Tも『0.0秒ぴったり』に時刻校正されています。決してパワーだけではありません。知人は、1kWを出せる環境にないため、100WでDXを呼んでいました。1kW局が先行してDXをGetしていましたが、相手局からのレポートは『-10dB』。続いて知人にもコールバックがあり、コンディションが上がったのか『-15dB』と、まあまあのレポートが返っています。要は、自局の信号がマスクされず相手に届いていたら『-10dB』も『-15dB』も『相手局には、同列で見えているわけ』です。ここは、シンニアマ局には『特に、わかっていただきたい』と思います。

【写真:アンドラ(C3)なんて、どうってことないeQSLですけど。】
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◆あなたは『何を積み上げる?』。
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1,独自の積み上げか?

2,圧倒的な積み上げか?

 

資本主義論的な話になりますが、

資本主義というのは『差』から『利益を得るシステム』です。

差別化なんて古い、独自化だ!、とか屁理屈が聞こえそうです。

 

理屈なんて、どーでもいいのです。要は『差』です。

 

ムセン運用にしても『他局との「差」』が実績に直結します。

FT8/FT4等のDigitalモードが普及したため、

この『差』が、どんどん小さく『微妙』になっています。

 

うちは、住宅密集地ゆえ、ハイパワーをやりたくありません。

 

10・14MHzをやれば・・・?とか、よく言われますが、

ハイバンドと比較すれば『ホップ数も運用局も多く、結局はパワー競争になる』わけです。

ここで、DXメインバンドを『外す』という『思い切り』をやりました。

 

個人局は、相変わらず『3AM』です(笑)。

 

社団局の方は、いちおう『1AM』にしていますが、

こんなものは『ほぼ、実演用、展示用』です。

とはいえ、10・14MHzのDXメインストリート具合は知っています。

 

そこで、SWLをやった方が、おもろいんとちゃうか・・・。

 

ここで『SWLはやる人が少ない』から『他人を寄せ付けない』という差別化。

さらに『一旦、SWLの運用を始めたら「圧倒的な数をワッチする」』。

そして『圧倒的な数量のSWLレポートを送る』。

 

広告屋的発想ですが『折込チラシ100万枚、数打てば当たる式』です。

 

決して、シンニアマを見下すわけではありませんが、

SWL活動を通じて『俯瞰』して拝見すると、

多くの人が、周囲と同じような行動を取っています。

 

周囲と同じだと安心する・・・という気持ちは理解しています。

 

1,一生懸命勉強して

2,まあまあの大学に入って、卒業し

3,そこそこの企業に入って、安泰・・・

 

そこは『自ら「大差がないところ」に身を置く』ということです。

 

相応の評価はされるでしょうし、されてこられたと感じます。

受験戦争に勝ち、大学に入って卒業し、

就職活動も一生懸命にやって、いい会社に入れば、

それなりの給料が得られます。

 

今のカムバック組のほとんどが、そんな人生ではなかったのかな、と感じます。

 

仕事で『自ら、周囲と大差がないところに身を置く』。

そういうところでは『差』が、なかなかわかりません。

どうしても『無難な泳ぎ方』が身につき、定年まで辛抱するわけです。

今でも60歳定年の会社がありますし、給料が半分に下がっても辛抱・・・。

 

他人と違う戦略を取るのが怖ければ・・・。

 

圧倒的な積み上げをするしかありません。

430MHz帯・FM・メインローカルのラグチューを聞いていると、

HFでDXが出ているのにも気づかず・・・。

 

シンニアマは『他人と同じを好む人たち』向けに改正された制度です。

 

趣味ですから『好きにやればいい』のですが、

せっかく、会社とは違った『自分の城』にいるのです。

なのに、会社と同様に『みんなと一緒』をやっています。

 

それでは、会社時代同様に『それなりの・・・』にしかならないです。

 

私がAWARDを、次々にチャレンジするのは、

自己満足で、自己評価にしかなりませんが、

やはり、見る人は見ていて、応援してくださっています。

 

SWLでTop DXerになれるかどうかはわかりませんが。

 

とはいえ、せっかくの趣味なのですから、

何かで『Topになる』のは『目標』に掲げても楽しいものです。

やるなら『圧倒的かつ独自路線』の掛け算で。

 

出力0Wで、kWerにくらいつく、これくらいやるとおもしろいです。

 

休日のSWL活動でレポートを送る量は『最低100通』を出しています。

平日も、少しずつやっていますので、

まだまだ少ないものの一か月で、

のべ1,000通(1,000局)くらいはレポートします。

 

すでに、JARLのAWARDでは『完成』したものも出ています。

 

どうせ、340エンティティを目指しても、

せいぜい、200~250エンティティで頭を打つのは目に見えています。

そもそも、日本が国と認めているのが196か国しかありません。

また、340エンティティのうち『70%』くらいしか常駐局がいません。

 

200~250エンティティで頭打ちになるのは電卓を叩けばわかる数字です。

 

あとは、何を積み上げていくのか。

 

1,まず、WAC(六大陸)をクリアする

2,続いて、100エンティティをDXCC入り

3,その先は、DXCCチャレンジなのか、5Band、6Bandなのか

4,あるいは、WASA-HFのようにグリッドロケーターのスコアを伸ばすのか

5,国内にも目を向けて、All Japan Award(AJA)もチャレンジするのか

 

自分に合った『目標』を掲げて、切磋琢磨するのが肝要だと、私は思います。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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