OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●BCLで、北朝鮮の変化に注視。

2024年02月29日 | 海外放送聴取

国内メディアだけ見聞きしていると『偏り』が起きるので、私は北朝鮮の日本向け日本語放送も『定点観測的』に聴いています。このところの『表現』に大きな変化が起きているのは『確か』です。

【写真:日の丸より、こちらの旗を見る機会が多い、hihi】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆北朝鮮の『チョソンの声』によると・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

9,650kHzにチューニングしています。

 

従来『南朝鮮傀儡集団』といった表現が、

最近は『傀儡韓国』と、大きく表現が変わっています。

 

・南朝鮮=北朝鮮から見た『南側の地域』という表現

・傀儡韓国=北朝鮮が『韓国』を『国家』と『認めた』表現

 

地域という視点では『ドンパチ』が起きても、

国際社会では『内紛』の扱いです。

 

しかし『韓国』という表現は『国家』として認め、

さらに『敵対国家』として見ている状態です。

そして『敵対国家』となれば『内紛』ではなく、

国家間の『戦争』という扱いになります。

 

ドンパチには至らないと予測されますが・・・。

 

・日本の首相が平壌に来ることも・・・という表現を用い

・経済制裁を緩めてほしい・・・という思惑が見え隠れ

・北朝鮮の『愛国歌』から『三千里』のフレーズが消え

・放送開始時に流れる『金日成』『金正日』を称える歌が『演奏のみ』に

 

相変わらず、アメリカのバイデン大統領に関しては『ボロクソ』に言っています。

 

・バイデンの中東和平努力は

・ワニの涙か

・恩着せがましく

・バイデンの演技が、どうしたこうした・・・

 

アメリカへの罵詈雑言は『よく思いつくものだ』と感心します、hihi。

 

仮に、日本や西側諸国が経済制裁を緩和したら、

軍事転用する日本製品が、今まで以上に北朝鮮へ流れるのは必至ですね。

 

それでなくても、第三国経由で日本製品が北朝鮮へ流れ、

軍事産業の品がロシアに売却され、ウクライナで炸裂したパーツから、

北朝鮮製の軍用品がたくさん見つかっています。

 

その武器を構成する部品には『日本製品』も含まれています。

 

ここで、米大統領選の行方が気がかりです。

 

バイデン大統領は高齢ですし、かといってトランプ再選になれば、

トランプ氏は『アメリカン・ファースト主義者』ですから、

当然『ドル安』の政策を打つのは『火を見るよりも明らか』です。

 

ドル安になれば、当然『円高』になります。

 

現在、円安誘導でバブル政策を敷きたい日本政府や日銀の思惑も、

大きく狂ってしまうのも容易に予測できます。

当然ですが『企業収益』が落ち込みます。

 

北朝鮮から、話が逸れましたが・・・。

 

国内メディアだけを見ていては『木を見て森を見ず』になると感じます。

HFのゼネカバ受信ができる無線機や短波ラジオをお持ちの方は、

暇つぶしで結構ですから『チョソンの声』と『KBS WORLD Radio』も、

聞き比べて『国際情勢』を『自分なりに予測を立てる』のもいかがでしょうか。

 

また『中国国際放送』や『台湾国際放送』も、

併せて、聞いていくと『何となく国際情勢が見えてくる』と思います。

 

各放送局の周波数や放送時間は『ハム手帳・P91』を参照してください。

 

BCLはベリカード集めだけの趣味ではないと、私は考えています。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●Digitalモード運用で伝搬状況の変化『サイクル25の新たな挑戦』を。

2024年02月28日 | アマチュア無線

サイクル25のピークが『前倒し』で『今年かも』と、にわかに盛り上がっています。天文学の専門家にも『聞いてみた』とのことで、そうなるのかも知れません。しかし、事実は『2026~2027年ごろ』に『はっきりする』でしょう。そんなことよりも、とにもかくにも『BIG OPEN』に期待したいもので、前回の『サイクル24』のときの『一番飛ぶ、ポピュラーなモードはCW』でした。これが、FT8/FT4に『大きく移行している』のです。サイクルピークにデジタルモードでの運用が満杯になるのは、今のサイクル25が『初めて』といえます。前回のサイクル24でのJT65は『運用者が少ない状態』でした。従って、どんな伝搬が見つかったのか、残念ながらデータが少ないのが実情です。多くの方が、サイクル25のBIG OPENにDigitalモードで『体験』を積み、来る『サイクルボトム期』にも『楽しめるアマチュア無線』であってほしいと願っています。

【写真:今は全長2.5m『ハリガネ・アンテナ』でも、六大陸飛んでいます】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆サイクルピークだけが、アマチュア無線ではありません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

サイクルピークを『好景気』と見立ててみましょう。

 

好景気で立地条件などに誤りがなければ、

勢いで『起業』しても『けっこうな割合で成功する』でしょう。

正念場は『景気後退期』や『不景気』になったときにこそ、

経営手腕が問われます。

 

こういう考え方で、Digitalモードに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

・サイクルピーク期:好景気

・サイクルボトム期:景気後退、不景気

 

私自身、サイクルボトム期の中でDigitalモードを始めました。

 

SNも『0~50』くらいの時期でしたが、

グレーラインを狙って、ハイバンドでもEUとも交信ができました。

また、冬場の『SNがほぼ0』のときでもSAやAFと交信ができ、

 

サイクルボトム期にDXが叶うなんて!と仰天しました。

 

それだけ、DXは身近になったと実感しています。

 

カムバック組のOMには冷や水を浴びせるようですが、

OMが若かりし頃のサイクルピークの常識は、

『CW全盛時代の昔話ですよ』と言いたくなります。

 

FT8が登場して、従来は1.9MHzの昼間の伝搬はD層が吸収してNG、が常識でした。

 

ところが、実際には『あらたな(気づかなかった)伝搬が見つかった』とか、

いろんな事例が報告されています。

2019年の冬に発売されたCQ-hamradio誌のDX欄を見ていますが、

サイクルボトム期にも、FT8を使用したハイバンドでのDXがレポートされています。

 

PhoneのEsとは違うのだ!という認識を持った方が『選択肢が広がっていい』と思います。

 

アマチュア無線は『娯楽』ですから、

過去の教養も上手く活かして『知見を広める』のも、

選択肢が広がり『切れるパイが増える』のです。

 

どんな分野でも『選択肢がないのが一番、不自由』なのです。

 

カーボン釣り竿&ATUも結構ですが、

ハイバンドが好調な時期に、わざわざ『非同調のエレメント』に、

ATUで『無理やり、同調を取る』というのも『おかしな話』に聞こえます。

 

28MHzだと、1/4波長でも『たった2.5m』で済みます。

 

すでにGNDが取れている状態であれば、

そのGNDを活用して、きちんと同調が取れたアンテナを使用し、

雨天などで、目的周波数のVSWRが上がったときなどの『補正』で、

ATUやMTUを『RIGの保護』を兼ねて装着してみてはどうでしょう。

 

サイクルピークでたくさんのデータを取り、サイクルボトム期に備える。

 

サイクルピークだけDXをやるってのは、

お正月やお祭りに出店する『的屋(てきや=露店)』みたいなもんです。

そんな短期的視点では、楽しいのも一時のものです。

 

来るサイクルボトム期には・・・。

 

多くのDigitalモード運用者が、新たな伝搬を見つけるチャンスです。

あるいは、挫折した?CWの練習を『今からやっておく』と、

7MHzで『国内交信』も楽しめます。

 

例え、国内交信の『5NN BK』でも『最初は、ハードルが高い』です。

 

お正月の『NYP』でも『意外と、取れないものだな』と実感するはずです。

苦手なものを避けるのも『手』ですが、

アマチュア無線など『娯楽』ですから、

切れるパイを増やすのは『得策』だと、私は考えます。

 

私の知人で、公営住宅の1Fに住んでいるアマチュアがいます。

 

アマチュア無線をするには『絶望的なロケ』です。

それでも『空が見えていたらどうにかなる』と、

DXCC入り(100エンティティ超え)を達成しました。

 

経験を語るのも結構ですが、当時に得た『引き出し』を上手に使ってほしいと思います。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●愚痴を超え、アマチュア無線の効果的な運用戦略の考察。

2024年02月27日 | アマチュア無線

アマチュア無線は『娯楽』です。その娯楽に、なぜ『戦略が必要なのか』。こう感じる方も多いと思います。よく『オープンする時間帯に合わせてバンドチェンジする』というお話も耳にします。それはそれで正しいと考えます。娯楽に『正解』というものはないからです。しかし『バンドチェンジ』は『テレビ視聴時のザッピング』のように思いませんか。のべつまくなし、手当たり次第に電波を飛ばしていると『最近、新規の交信が増えないなあ・・・』という愚痴が出てきます。

【写真:私は、あえてアメリカ方面が開かない時間帯に運用しています】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆アマチュア無線は『じっくり時間をかけて遊ぶ娯楽』です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

自分のあるべき娯楽の姿を描いたことはありますか?。

 

1,あるべき姿を描く

2,現状認識

3,その『あるべき姿』に到達するには何が不足しているか

 

要は、あるべき姿と現状との『ギャップ』を見極めるのが課題です。

 

何が不足していて、それを埋めるために、何を準備すべきか。

こういうことを考えるのが『グランドデザインを描く』ということです。

グランドデザインを描くには『戦略』が必要です。

 

春のDXシーズン到来!と楽しい時期ですが、あえて運用を止めるのも大事。

 

運用を止めて『脳みそに汗をかくくらい、戦略を立てること』です。

これを『やらない局』が、ものすごく多いのが『JAの特徴』に感じます。

また、設備も『これだ!これしかない!』という状態で、

DXに大事なアンテナも『選択肢がない状況』になると、

 

非常に、不自由な状況にある、といえます。

 

1,無線機や空中線は『武器』であり『戦術』に過ぎない

2,何を目標に、この娯楽を進めていくのかを考えるのは『戦略』

 

ラグチューの交信でも、専門誌でも『戦術』ばかりが目立ちます。

 

1,戦術の失敗は、戦略でカバーできるが

2,戦略の失敗は、戦術ではカバーできない

 

冒頭、私は『アメリカ方面』を『あえて外している』と書きました。

 

北朝鮮のように、アメリカが嫌いでもありません。

アメリカは『世界一、アマチュア無線家の数が多い』うえに、

広い国土がありますから、暖かくなってから取り組んでも遅くはない。

 

慌ててアメリカ50州を追っても、どうせ40州くらいしかできない(笑)。

 

さらに、慌てなくてもアメリカは逃げないですし、

ボチボチやっても、メインに目標を置いているグリッドロケーターは、

自分の生活リズムで『北米がやりやすい時期にやったらいい』と割り切っています。

 

ザッピング的な運用をしていると、既交信局ばかり増えてしまいます。

 

私は、2020年からFT8の運用を始めましたが、

7.041MHzは『国内局の既交信局だらけ』になってしまい、

CQを出しても、呼ばれることは激減しています。

 

ここで『あえて、半年間は戦略的に運用を止める』という方法を取っています。

 

3年間も7.041MHzで国内向け交信をやった結果、

ありがたいことに、JCC-600は達成しアワードの認定も頂きました。

本来ならば、JCC-650、JCC-700を目指すべきなのですが、

新規でFT8を始める局が『もう少し増えるまで運用を止めている』のです。

 

また、JARLの『QSLカード問題対策』も兼ねています。

 

JARLのQSLカード問題は『JA国内の問題』なので、

JA-JAの交信を『しばらく止めること』で、

私宛の紙カード発行は減少します。

 

QSLカード問題を『論う(あげつらう)』ヒマがあれば、DXにシフトしました。

 

DX中心に軸足を置くと、必然的に『LoTWやeQSLでのCfm』になります。

JAでDigitalモード運用局も、eQSLを発行しておきながら、

保険をかけてなのか、重複して紙カードを出す局が多すぎます。

国内交信は、QSLカード問題が『一段落』してからでも遅くはないでしょう。

 

hQSLをススメてくれる局もいます。

 

しかし、交信の都度、メールを送られてくるのも、

私にとっては、メールボックスが一杯になって『有難迷惑』です。

hQSL専用のメールアドレスを取得すれば済むのですが、

eQSLで『何が問題なのか』が、私には理解しがたいことなので見送っています。

 

そんな事情から、hQSLを採用する予定はありません。

 

私にとってのアマチュア無線は『AWARD認定を目標にした娯楽』です。

JARLが『QSLの取得方法は問わない』と明示した以上、

世界二大QSLシステムである『eQSLとLoTW』で、十分楽しめています。

 

流行っているからと、迎合していてはキリがありません。

 

1,何がしたくて

2,何をしないか

 

きちんと『戦略』を持っていたら、流行に左右されることは最小限で済みます。

 

また、サイクル25のピークが今年だ!とか騒がれています。

それは『2026年か2027年にはっきりすること』なので、

今は『どうでもいい』と思っています。

 

さらに、サイクルボトムに転じた時の想定も大事です。

 

サイクル25のピークが今年ならば、

じっくり計画を立てて『ハイバンド中心の運用』で楽しめます。

ミドルバンドでザッピングしていては、

サイクルボトム期に『既交信局だらけ』になってしまい、

それこそ『自分にとっての遊び場がなくなる』かも知れません。

 

FT8が、次のサイクルボトム期にどんな伝搬を見せてくれるのか。

 

前のサイクルボトム期にFT8が登場しました。

その頃の専門誌を読み返していますが、

『未知の伝搬』が見えてくるかもしれないとも書かれています。

また、前のサイクルボトム期にはFT8の運用局が少なかったですが、

次のサイクルボトム期には、前回とは比較にならない数の運用局が、

世界中に増殖しているので、非常に楽しみです。

 

といったところで、所詮は『娯楽』に過ぎないのですがね・・・。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●ATU、魔法の箱では、ありません。

2024年02月26日 | アマチュア無線

ローカルから『シンニアマのおもろい交信、聞いてみ』と、ショートメールが届きました。聞いてみると『おいおい、大丈夫ですか?』と思わずツッコミを入れたくなりましたよ。


【写真:いつもの『カーボン釣り竿』を直給電している話題でしたが】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆なんで14MHzだけが、VSWRが下がらないのか・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

くだんのカーボン釣り竿は約10mだそうです。

 

これに、ATUを直給電して、3.5~28MHzまで運用しているとのこと。

しかし、14MHzだけVSWRが落ちにくい・・・。

 

あたりまえですやん。

 

・7MHzは、問題なくVSWRが下がる

・14MHzは、VSWRが落ちない

 

これね、カーボンやなくても『電線』でも同じことが起きます。

 

・7MHzは『電流給電』

・14MHzは『電圧給電』

 

いくら、お利口さんなATUでも『電圧給電の設計になっていない』です。

 

ニアマなら、電流給電になるように『教科書を思い出し』てください。

ロッドの半分を抜くなどを施し『1/4波長の5mくらい』にしたら、

スッと、VSWRが下がるんちゃいますかねぇ。

 

電圧給電やと、思い切りハイ・インピーダンスになってるでしょう。

 

そんなもんで、同調点が探れますかいな。

 

どうしても、ロッドを伸ばしたまま使いたいのであれば、

ATUとロッドの間に『電流給電に近くなるようなコイル』とかを作って、

波長合わせの『う回路』を作らなあきません。

(※ニアマなら、巻き数等は、ご自身で導いてくださいね!)

 

また、ATUもメーカーによって違いますし、個体差もあります。

 

・電流給電とはどんな状態なのか?

・電流給電とはどんな状態なのか?

 

まずは、教科書を『読み返してほしい』と思います。

 

例えば、1mの真鍮や銅の棒をホムセンで買ってきて、

そいつを、Mコネに半田付けするとします。

Lも、Cも、まったくない状態で、

モービル基台に取り付けて144MHz帯で送信してみましょう。

あるいは、VSWRを測ってみてください。

 

おそらく『VSWRは、1:∞』を示しているでしょう。

 

基台付近のMコネのすぐ上に『マッチング回路』を付けてみたら、

いわゆる『ノンラジアルのアンテナ』になります。

あるいは『J型アンテナ』等を、設計してみてください。

うまく成功したら、電流の腹が1/4波長分、高い位置になり、

理論上『低打上角』になって『遠方まで飛びやすくなるはず』です。

 

要は、ハイインピーダンスになっている場合『う回』させて、

波長を合わせる必要があります。

 

フォールデッド・ダイポールのインピーダンスは200~300Ωですね。

この場合、基本的には『Uバラン』とかを入れて、

マッチングを取っています(バランなしの方法もありますが、割愛します)

 

昔の『アンテナハンドブック』などがあれば『ツエップアンテナ』の構造やら、

参考になる記事があると思います。

なんで『ハシゴフィーダー』なんぞを作って『1/2波長に給電したか』が、

理解できると思いますし、ポン付けATUでも電圧給電は苦手なのがわかります。

 

こんなこともわからないようでは『ニアマの資質が問われる』と、感じます。

 

しつこいですが、ATUは魔法の箱ではありません。

あくまでも『補正』という視点で扱ってほしいと思います。

 

また、呼出周波数周辺では『いろんな人が聞いている』のですから、

けったいなコトをやって、笑いものになるか、

ニューカマー局が真似をするので、しっかりやってほしいのです。

 

運用の中身は『資格が担保する』のです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●スリリングな季節到来!FT8がもたらすDXチャンス

2024年02月25日 | アマチュア無線

FT8が登場し、早や6年。DXのオープン時間が『従来モード』より『長く』なっているように感じます。とはいえ、オープン時間は『FT8>CW>Phone』という感じで、交信の可否については『いくらDigitalモードとはいえMUFが下がったら、いちおうは終わり』の構図は何ら変わっていません。S/Nに強いというだけのことで、CWでは『達人クラスでも難しい弱い信号』でも、Digitalモードでは、交信が成立しているだけの話です。春から初夏に向けてDXが開きやすいと予想され、カムバック組やニューカマー局にとっては『スリリングな季節』になるでしょう。それゆえに『HFの伝搬』について『CQ-hamradio誌』などの専門情報誌は『2012年頃』のような『別冊付録』を出し、最近開局した人に『HF伝搬』を『教えていく使命がある』と考えます。

【写真:2021年に伝搬の企画が出て以後、私は見かけていません】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆資格より『運用』についての『教育システム』が必要。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

1,HFの電波は、どう飛ぶのか

2,ショートパスとは何なのか

3,ロングパスって、どんな風に飛ぶのか

4,グレーライン伝搬って、何?

5,スポラディックE層伝搬って

6,スキャッターって、聞いたことがあるけれど・・・

7,極域を通る伝搬って

8,赤道を通る伝搬って

9,HFの伝搬と、アンテナの設置

10,電離圏ダクトって何だ

 

こういうのを、体系的にまとめた『別冊付録』は保存版になり、

ローカルや、クラブでの『勉強会の教科書』になるのです。

 

サイクル25のピークが近づいているにもかかわらず、

ネットワーク系(一部有線)通信を別冊付録にするのって、

売れ行きが鈍化して困っているメーカーの『広告企画なの?』と、

勘繰りたくなります。

 

FEF伝搬・・・ピンとこない人も増えました。

 

発射された電波がF層に反射し、

F層の傾斜部に反射したため、

入射角が変化し、E層を突き抜けず、

そのままF層に上がっていき、

F層で反射された電波が、

遠方の大地に落下する。

 

FEF層伝搬とは『ざっくりいえば、こんな感じ』です。

 

つまり、大地ーF層ー大地ーF層ー大地ーF層ー大地・・・と、

教科書に書いてあるような『ジグザグのホップ』とは限りません。

上記だと3ホップになりますが、

ホップの回数が増えるたびに『第一種、第二種減衰が増え』ます。

 

こういうことを、図解で誰にもわかりやすく解説する教科書が不可欠です。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする