世の中には『営業なんてごめんだ』と言うヤツがいます。『セールスなんて卑しい仕事だ』『販売の仕事なんかしたくない』と、まるで営業という行為そのものが『悪である』かのように扱われるのですが、これは完全な誤解でしょう。営業活動を『販売店任せ』にしているアマチュア無線業界。販売店とて『ダンプ屋にもオファーがあれば、無線機を売らないと商売が成り立たない』です。ダンプ屋が運用の仕方を間違って『仕事で使っているんや』とか言っているのは『全く別の問題』です。ダンプ屋も、50Wを出したいがために『三アマを持っている人』も多く、単に『運用の中身を資格が担保できていない』ということに過ぎません。販売店を責める人がいますが、販売店には販売店の言い分があると私は思っています。
【写真:営業こそ、その職場の『花形』じゃないでしょうか?】
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◆営業こそ、あらゆる経済活動の源泉です。
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考えてほしいのは『営業こそが、この世のあらゆる経済活動の源泉』です。
金の流れが生まれるのは、誰かが何かを売るからです。
電波利権で『がめついこと』をしたところで『一過性のもの』です。
マイナ免許証が『どうしたこうした』と騒がしいですが、
運転免許センターは『警察天下り先の「一大ビジネス組織」』でしょう(笑)。
1,多くの人が『更新』を『必要』としている
2,必須のニーズに、マイナンバーカードを紐づけして
3,さらに、何かを企てている・・・はず
ま、どうでもいいことですから『流行にのる』のも『いいかな』とは思っていますが。
どんなに素晴らしい商品を作っても、
どんなに優れたサービスを考えついても、
それを売ることができなければビジネスは成り立ちません。
1,IC-905って、売れていますか?
2,IC-7760って、売れていますか?
3,デジタル特小(LCR=トクダー)、売れていますか?
そんなに売れているとは思えませんね。
営業活動をせずに、営業を見下すヤツが多すぎる。
なぜか?
私は長年、無線業界を見てきて、一つ確信していることがあります。
営業をバカにするヤツの大半は、過去に『売れなかったヤツ』です。
ある男は、不動産営業の仕事に就いたが、契約が一向に取れませんでした。
彼は『営業は自分に向いてない』と言って辞め、
その後は営業という仕事そのものを見下すようになりました。
あれだけ『営業を見下した』にもかかわらず、
あろうことか、ネットワークビジネス(いわゆるマルチ商法)に手を出し、
誰にも売れずに大赤字を出した・・・。
こんなヤツ、そこら辺に『ゴロゴロ』といますね。
そして『この世の中は詐欺ばかりだ』とわめき散らし、自分の営業のスキルがなかった事実を認めなかった。
こういうヤツは、まるでゴルフが下手なヤツが『ゴルフなんてつまらない』と言うのと同じでしょう。
1,DXの仕方を知らない人が『DXなんてつまらない』とか
2,CWができない人が『CWなんてつまらない』とか
3,FT8にも手を出さない人が『FT8なんてくだらない』だの
4,ハムログすらやらない人が『データ化する意味がわからない』だの
5,AWARDにもチャレンジせず『AWARDの何が楽しいのかわからない』等々
挙げたらキリがありませんね。
さて、話を戻しますと、
売れなかったことを正当化するために、
『営業なんてクソくらえ』とまで言い出す始末の人、多いです。
そんな負け犬の言葉を信じてはいけないと思いますよ。
営業は、正しくやれば最強のスキルになる。
私が営業職のときは『飛び込み営業はしない』と言い続け、
会社に逆らってきました。
なぜだかわかりますか?
興味のない人間に売るのは『時間の無駄』だからです。
ある保険営業の人は『毎日100件の飛び込み営業』をしていました。
あたりまえですが、1日中歩き回っても、ほとんどの人が門前払い。
月に1〜2件の契約がやっとでしたね。
2,000件の飛び込み営業をして、契約が1~2件ということは『0.1%』の成約率です。
見込み客リストをしっかり作り『興味がある』と答えた人だけに、
アプローチするのが『営業の鉄則』です。
その結果、毎週確実に契約を取り続けられます。
1, やみくもに、毎日100件の飛び込み営業をするか
2, きちんと、見込み客リストを作って営業をするか
どちらが賢いやり方か、答えは明白ですね。
本当に売れる営業マンは・・・
1,売り込むことよりも
2,引き寄せることに
3,力を入れる
欲しがっていない人に売るのではなく、欲しがっている人だけを相手にするのです。
営業が嫌い・・・?
それは「売れる営業のやり方」を知らないだけではないでしょうか。
営業を見下すヤツの言葉に騙されてはいけません。
アマチュア無線界も『時代の責』にする人が多いです。
アマチュア無線業界自体が、昔話の座談会をやって、
連盟の機関紙の載せて『アマチュア無線万歳』という『ていたらく』です。
将来を担う子供たちに『興味を持たせるイベント』こそ、業界がやる仕事です。
それを『アマチュア無線業界』は『アマチュア無線家』に『丸投げ』しています。
さらに、連盟の会長が『会員1人1人がセールスマンになって・・・』と、ほざいています。
セールスマンになって・・・ならば『きちんと報奨金を出せよ』と思います。
こういう人が会社経営をしたら、社員に『経営者意識を持て』とか言い出すのです。
社員には『安月給しか渡さず』に、
どこのアホが『経営者意識を持つ』でしょうかね。
そんな有能な人なら、アホな社長の会社はさっさと辞めて、
自分で会社を興しています。
今日の話はいかがでしたか?
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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