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コイ義務放流を免除 県が内水面漁協に コイヘルペス拡大で

2005年06月28日 16時15分53秒 | 漁業[Bad News]
 コイヘルペスウイルス病(KHV)が県内に蔓延(まんえん)している問題で、石川県は二十七日、コイの稚魚放流を義務付けている県内七カ所の内水面漁協に対し、〇五年度に限り放流を免除することを決めた。陽性反応でコイの持ち出しが禁止されている水系を抱える漁協から要望があり、同日の県内水面漁場管理委員会で協議し、決定した。

 県内でコイの漁業権を保有する内水面漁協は、資源保持の観点からコイの稚魚放流が義務付けられており、怠ると漁業権の取り消しなどの処分が課せられる。

 七内水面漁協のうち、コイの持ち出しが禁止されている河川や潟を漁業区域とするのは、柴山潟、動橋川(以上加賀市)邑知潟(羽咋市)の三漁協。七漁協では今年八月から、計十万五千二百匹の稚魚放流が計画されていた。

 一方、コイの稚魚を内水面漁協に出荷している県内水面水産センター(山中町)は、KHVでコイの移動禁止区域となっている動橋川水系の水を稚魚飼育で使用していたため、「蔓延防止を徹底する」(水産課)として出荷そのものを見合わせることを決めた。飼育している稚魚は処分する。

 県は二十七日、羽咋市の長者川で死んでいたマゴイ二匹について、コイヘルペスウイルス病(KHV)の陽性が確定したと発表した。県は同日、長者川とつながる羽咋川や邑知潟など羽咋川水系をコイの持ち出し禁止地域に指定した。陽性確定は県内では七例目。

 二十七日に県庁で開かれた関係機関の連絡会議では、感染が確認されていない川のコイを他の川に移動させることについても自粛を呼び掛けていくことを確認した。

北國新聞2005年6月28日

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