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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

「震度3」誤メール 北九州市が配信

2005年06月23日 22時36分46秒 | 福岡西方沖地震
 二十三日午前九時五分、北九州市消防局が無料配信している地震情報メールで、実際は地震が起きていないのに、「北九州地方で震度3の揺れを観測しました」とのメールが、登録者約九百人に誤って配信された。

 同市消防局によると、職員が操作の確認作業中、誤って送信ボタンを押してしまったという。配信直後に市職員から問い合わせがあり、誤配信したことが分かった。同局は同九時二十二分に「地震情報は誤報です。おわびします」とのメールを送り、訂正した。混乱などはなかった。

 同局は「職員へのミス防止の徹底とともに、ボタン位置など仕様の変更を行うことで、誤配信を防ぎたい」と話している。

 同市の地震情報メールは、今年三月の福岡沖地震を受け、今月十七日に配信サービスを始めた。

(西日本新聞) - 6月23日15時8分更新

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玄界沖、素潜り漁解禁 地震の傷跡も

2005年06月23日 22時35分59秒 | 福岡西方沖地震
 福岡市西区の玄界島で21日、アワビやサザエ、ウニの素潜り漁が解禁された。福岡沖地震から3カ月。漁師たちは漁場への影響を案じながら沖へ繰り出し、次々と海に飛び込んだ。

 漁師歴6年目の宮川--削除--さんはこの日、父--削除--さんの日向丸に同乗し、初めて素潜り漁に挑んだ。

 漁場は水深2~10メートルの海底。--削除--さんの助言を受けながら、サザエやアワビの居場所を目指したが、岩肌と同化して見えず苦戦した。「おやじの半分ほどの収穫で、アワビは2個だけだった」と、ほろ苦いデビューとなった。

 --削除--さんは「地震のせいか、崩れた岩や砂で海底が汚れていた。獲物は地震後にお世話になった知り合いに贈るつもりだが、今日はいつもの半分の水揚げで小さめだ」と話した。

 素潜り漁はアワビとサザエが9月まで、ウニは解禁後と来月の計2回、それぞれ3日間に限って行われる。

朝日新聞2005年6月23日

県:防災・安否・防犯の3情報、メールサービス開始 県民に一斉配信 /福岡

2005年06月22日 11時00分03秒 | 福岡西方沖地震
 県が携帯電話やパソコンを使って、県民に一斉に防災・安否・防犯の3情報を提供するメール配信サービス「防災メール・まもるくん」の運用が20日から始まった。
 登録した人に、県と市町村が随時、メールで情報を提供していくシステム。防災情報は、地震や台風などの気象情報や避難勧告情報。災害の際に、登録者はシステムを使って、家族や知人に自分の安否を伝えることもできる。防犯情報は、地域で確認された不審者情報などを配信する。
 初日は、志免町が町内で発生している不審者情報を流し「40歳位の男性、身長約175センチ、やせ形、シルバー色の自転車使用」などと不審者の特徴を伝えた。
 情報提供料は無料。登録のアドレスは県消防防災安全課ホームページ(http://www.bousai.pref.fukuoka.jpまたはhttp://www.bousaimobile.pref.fukuoka.lg.jp

(毎日新聞) - 6月21日17時35分更新

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玄界島、復興へ結束 漁協支所が活動の要

2005年06月22日 08時56分15秒 | 福岡西方沖地震
 2カ月に1度の年金支給日が、島にやってきた。6月15日、島の南斜面の付け根にある福岡市漁協玄界島支所は、お年寄りらの会話で弾んでいた。同市中央区のかもめ広場で暮らすお年寄りの顔もあった。

 銀行のない島では、支所が「金庫番」。65歳以上のお年寄りの大半にあたる約120人が支所を通して年金を受け取る。2カ月前は、全島避難先だった市九電記念体育館に設けた窓口で対応した。預金の引き出しや記帳に加え、窓口では身の上相談がやりとりされる。

 「こんな年になって地震なんて、貧乏くじばっかり。早う島に戻ってきて百姓をしたい」。かもめ広場から来た70歳近い主婦が言う。

 地震後、先行きの見えない将来への不安や、体調不良を訴える人が増えた。そんな時、支所窓口担当の寺田--削除--さんはこう励ます。「2年もすれば光が差すけん。前向きにな」。寺田さんも自宅の地盤が崩れ、島の仮設住宅で暮らす。

 支所の組合員は漁師約150人。約700人の全島民のうち、漁業に従事する家庭の人口は全体の7~8割を占める。災害や事故が起きれば支所に一報が届き、職員や漁師たちが出動する。

 支所は島の要。復興に向けた取り組みでも島民を引っ張る。

 5月末、今後の復興策を練る住民集会に同席した市の担当者は、目を丸くした。島の7割の住宅が密集し、損壊の程度も激しい南斜面の全戸解体と再整備の方針が、この日の集会だけで決まったからだ。担当者は「島民の結束力を見た思いがした」と語った。

 集会のとりまとめ役を務めたのは、支所会長の伊藤--削除--さん。「焦ってもいかんが、一日でも早く元気な島に戻したい」。島復興対策検討委員会の委員長として、整備計画案の策定に精力的に取り組む。

 復興委員会は復興後の住宅について、戸建てや分譲マンション、公営住宅などの案を提示している。市などが財政援助の方針を表明しているが、自己負担は避けられない。再建へのハードルをどう越えていくか。これから具体的な集約が始まる。

 集会に参加した榎田--削除--さんは「みんなが一つの目標に向かっている時に、自分だけわがままは言えない」と話す。

 揺れる思いもある。

 「みんなと一緒に、という思いもあるが、家を建て直す金も馬力もない」と漏らす島民もいる。

 6月中旬。復興委員ら35人が阪神大震災に見舞われた兵庫県内の住宅地などを視察した。集合住宅と戸建て住宅が整然と並ぶ街並みを見ながら、伊藤さんが島の将来の姿を重ねて言った。

 「ここまで復興するのに多くの苦労があったと思う。我々も参考にすべきことが多い」

朝日新聞2005年6月21日

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伸びぬ支援制度申請 都心部の被災住宅助成 年齢・所得要件が壁

2005年06月21日 17時14分11秒 | 福岡西方沖地震
 【福岡】 福岡沖地震で大きな被害を受けた福岡都心部のマンション。再建に二重ローンを強いられるなど重い負担がのしかかるが、被災住宅建て替えや補修を助成する福岡市独自の「被災住宅再建支援金制度」を申請しているのは一戸建ての十六件のみ。都心の住宅では助成対象が半壊以上に限られるうえ、年齢や所得による制限が高い壁になっているようだ。

 住宅再建支援金制度は、被災住宅建て替えと補修に、それぞれ三百万円、百五十万円を上限に助成する内容。ただし、東区の志賀島や勝馬地区、西区の北崎地区の農漁村部、それ以外の都市部では適用条件が大きく異なる。

 農漁村部は「一刻も早いコミュニティー再建が必要」として、一部損壊以上が対象。年齢や所得要件もないため、六月十七日現在、二百六十九件の申請がある。

 一方、都市部では半壊以上が対象。世帯主が四十五歳以上で年収五百万円以下か、要援護世帯で同七百万円以下、世帯主が六十歳以上で同八百万円以下といった条件があり、申請は十六件にとどまっている。福岡市の住宅の約七割を占めるマンションなど共同住宅の被害は半壊十三棟、一部損壊百三十三棟に上るが、申請はまだゼロだ。

 二〇〇三年度の市調査によると、市内の一戸建てに住む世帯主の平均年収は約六百万円、マンションは約六百八十万円。平均的市民の多くは所得要件で適用外となる計算だ。助成適用の境目となる一部損壊と半壊判定をめぐる住民の不満も強く、第三次判定が続いている。

 市は、開会中の市議会で、所得要件を撤廃した場合、助成対象は約三百戸増え、費用は約四億五千万円かさむとの試算を公表。一部市議は「市は負担できるはず」と迫ったが、「国基準と同じく経済的困窮者を対象としている」として応じなかった。

 「個人の被災に対する補償はできない」というのが国の主張。福岡市はそこから一歩踏み込み、独自制度をつくったが、適用基準は国に準じた。そのため市議会でも「役に立たない制度だ」との批判が根強い。

 足りない「公助」、地震保険などで補う限られた「自助」。そこで必要とされるのは、市民で賄う「共助」ではないか。

 阪神・淡路大震災の教訓を生かし、兵庫県はすべての自然災害を対象とした全国初の住宅再建共済制度を九月からスタートさせる。同制度は、一戸当たり年額五千円の掛け金で半壊以上の被災住宅再建・補修に最高六百万円を給付する。

 同共済制度調査会座長を務めた独立行政法人消防研究所の室崎益輝理事長は「災害支援助成制度の所得要件は実態に合わず、そもそも制限の必要があるのかも疑問だ。できる限り公助で手厚く、足りないところは自助と共助の組み合わせで住宅再建を支えることが大切ではないか」と話している。

(西日本新聞) - 6月21日2時6分更新

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福岡で震度5強

2005年06月20日 19時38分14秒 | 福岡西方沖地震
 20日午前6時11分ごろ、福岡市などで震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は福岡県西方沖。山陽新幹線博多-小倉間などで運転を見合わせた。福岡市地下鉄は全線で運転を中止した。佐賀県玄海町の九州電力玄海原発に影響は出ていない。福岡市消防局によると、午前8時半ごろまでに福岡市全域で約10人のけが人を搬送した。けが人はさらに増える見込みという。

 玄界島でがけ崩れ 志賀島でも数カ所

 福岡市によると、玄界島では5、6カ所でがけ崩れが発生。同市東区の志賀島でも数カ所でがけ崩れが起きた。玄界島住民の避難所となっている同市中央区の九電記念体育館では、ガラスが割れる被害が出た。

神戸新聞2005年4月20日

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ノリ網で被災家屋守れ 有明海から玄界島へ

2005年06月20日 19時36分39秒 | 福岡西方沖地震
 福岡県西方沖地震の被害を受けた玄界島(福岡市西区)で、損壊家屋の屋根にかぶせられた防護シートが強風で飛ぶのを防ぐため、有明海のノリ養殖業者が養殖網を提供。25日午前、自衛隊のヘリコプターが有明海沿岸の福岡県柳川市から玄界島に、網200枚を空輸した。
 玄界島では多くの住宅で屋根が損壊。雨水が漏れてこないように自衛隊がビニールシートをかぶせたが、24日には38枚のシートが風で飛び、室内に雨が入り込む被害が出ている。
 ノリ網は目が大きく、風であおられることがないため、シートの上にかぶせるとシートが飛んだり、めくれたりしなくなる効果が期待できる。
 有明海沿岸では台風被害で屋根瓦が飛ぶのを防止するため、屋根に網をかぶせることもあるという。

(共同通信) - 3月25日11時51分更新

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福岡、佐賀で震度6弱 加治木など震度3

2005年06月20日 19時35分25秒 | 福岡西方沖地震
 20日午前10時53分ごろ、九州北部で強い地震があり、福岡県と佐賀県南部で震度6弱、長崎県で震度5強を記録した。福岡市で1人が死亡、5人が意識不明の重体となり、共同通信のまとめでは福岡県をはじめ佐賀、長崎両県を合わせ約500人が病院で手当てを受けた。玄界島(福岡市西区)では200棟を超える家屋が被害を受け、町内会長ら約10人を残し、ほぼ全島民の約700人が島外へ避難した。
 福岡市では計約2700人が計80カ所に避難し、宿泊した。
 気象庁によると、震源地は福岡市の北西約40キロ沖の玄界灘で、震源の深さは9キロ。マグニチュード(M)は7.0と推定される。福岡県付近でM7級の地震を観測した記録は気象庁にない。同庁によると、九州で震度6弱以上の地震を観測したのは、1997年5月に薩摩地方北西部で起きた震度6弱以来。

 鹿児島県内でも20日、加治木や栗野、鶴田などで震度3を記録したほか、広い範囲で揺れを観測した。各地の震度は次の通り。
 震度3 姶良、薩摩川内市東郷、吉松▽震度2 鹿児島市(東郡元、本城、桜島藤野、上谷口、郡山)、阿久根、出水、大口、山川、大浦、市来、伊集院、金峰、宮之城、薩摩、高尾野、東、長島、溝辺、牧園、隼人、薩摩川内(中郷、樋脇、入来、里、鹿島)、末吉▽震度1 鹿児島市下福元、枕崎、鹿屋、薩摩川内市下甑
 宮崎の各地の震度は次の通り。
 震度3 高千穂▽震度2 宮崎▽震度1 串間

 ■鹿県内交通一時乱れる
 福岡県西方沖地震の影響で、鹿児島県内のJR線や空の便、高速バスは20日、安全確認に伴う遅れが出たが、夕方までには通常に戻った。
 JR九州によると、新幹線つばめは発生直後に運転を見合わせ。JR鹿児島中央駅では、ダイヤの確認や運賃を精算しようとする乗客らで一時混雑したが、4分程度の遅れで済んだ。新八代-博多の特急リレーつばめは午後5時50分までに全線で運行を再開した。
 鹿児島線と日豊線、指宿枕崎線は線路の安全点検などのため約20-40分の遅れが出た。
 鹿児島空港は午前10時55分から12分間、離着陸を取りやめ滑走路を点検したが、異常は見つからなかった。福岡空港のダイヤが乱れ、鹿児島着が約25分遅れる便もあったが、次第に通常運航に戻った。
 日本道路公団などによると、県内の高速道路で交通規制や事故はなかった。鹿児島-福岡間の高速バスは通常運行したが、不通になった福岡市内の都市高速道をう回したため、遅れが出た。

 ■玄海異常なし 川内は震度1/九州内原発
 九州電力によると、川内原子力発電所(薩摩川内市)では20日、敷地内の地表1カ所と建屋内2カ所の計3カ所に設置する震度計で、いずれも震度1の揺れを確認した。運転中の1、2号機に異常はなく、通常運転を続けた。鹿児島支店の管轄内で停電などの被害はなかった。玄海原発(佐賀県)にも異常はなかったが、地震直後、九州の一部で停電した。

南日本新聞2005年3月21日07:20

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海水淡水化施設が供給開始 福岡市、全国最大規模

2005年06月20日 19時20分40秒 | 福岡西方沖地震
 福岡市東区に完成した国内最大の海水淡水化施設「海の中道奈多海水淡水化センター(愛称まみずピア)」が1日、水の供給を始めた。25万人分の消費量に当たる1日5万トンの淡水を作ることができ、当面は1日3万トンを供給する。
 処理能力は沖縄県北谷町の淡水化施設(1日4万トン)を上回り、海水から取り出す淡水の割合も同施設の40%から60%にアップした。今年4月1日に始動する予定だったが、3月の福岡県西方沖地震で導水管が曲がるなどの被害が出て延期されていた。
 人口約230万人の福岡都市圏は、1978年と94─95年にかけ、いずれも300日近く給水を制限する深刻な水不足に陥り、福岡県は99年、海水淡水化事業に着手した。総事業費は410億円。
 水1立方メートルあたりのコストは210─220円と、ダムや河川を水源とした水の120─130円に比べると割高。

(共同通信) - 6月1日8時46分更新

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避難所の住民ゼロに 福岡県西方沖地震

2005年06月20日 19時19分25秒 | 福岡西方沖地震
 福岡県西方沖地震のため、福岡市内の避難所で生活していた住民数が15日夕でゼロになったことを同市災害対策本部が16日、明らかにした。3月20日の地震発生直後、避難者は最大で2759人に上ったが、発生から56日ぶりで全員、避難所生活を終えた。
 同対策本部によると、福岡市は発生直後、80カ所に避難所を設営。避難住民の大半はその後、自宅に戻ったり、公営住宅に一時入居したりした。被害が最もひどく、約430人が避難した玄界島(同市西区)の住民の多くは先月25、26日に仮設住宅に移った。
 今月12日には志賀島(東区)など3カ所30世帯の仮設住宅への入居も終わり、最後に残っていた中央市民センター(中央区)の4世帯6人が15日、自宅などに戻った。

(共同通信) - 5月16日17時23分更新

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